北海道旅行 網走観光
博物館 網走監獄
かつては極悪犯などの囚人を収容し
北海道開拓の労働者として使われた。
極寒の地である網走、「最果ての監獄」といわれ
多くの人に恐れられたという。
それを当時のままに復元したのが「博物館 網走監獄」
当時の様子を伺うことができる興味深い施設であった。








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網走監獄の正門


網走監獄について まわりかた、所要時間
網走監獄とは

網走監獄は明治23年 北海道開拓のために極悪犯や政治犯を送り込んだという。
道路開削作業では過酷な労働で命を落とした人も多いという。
当時のままに再現された建物をまわる
監獄の中は広く、舎房や農場、職員官舎など多くの建物が建っている。
そういった建物や施設をまわって歩くことになる。当時のまま復元されたものであり
興味深いものが多い。しかし、中は広く、はじめてだと、どうまわればいいか分からないと思う。
私の場合、入館時にもらうパンフレットにルート図があるのでそれに沿って歩いてみた。
ガイドツアー
シーズンによるが1日3〜4回ほど1時間位のガイドツアーがある。
ツアー参加費は無料だし、ガイドがいればいろいろ細かいことや興味を注ぐことを
教えてくれるので楽しいものだ。もし、時間の余裕とツアー参加のチャンスがあったら
参加するのもいいかもしれない。
監獄食の食事
館内に2箇所 監獄食を再現した食事を食べられる食堂があった。
2種類ほどあり値段は600円と700円
食堂内も監獄さながら、また、質素な食事でヘルシーとか?
自分も食事をしてみたかったが、訪れたのが17:00過ぎと遅かったため
営業は終了していた。昼食時などいいかもしれない。
他に売店やジュースの自動販売機などがあり
オフシーズンも営業しているか分からないので前もって確認してみた方がいいと思った。

所要時間
1時間30分〜2時間ほど

個人差によるがゆっくりとまわれば半日はかかってしまいそうだ。
しかし、網走監獄だけを目的としているわけでもなく
せっかくの北海道旅行、他にもいろんなところをまわりたい。
ざっと1時間30分〜2時間位がいいのではないか?
急げば1時間位でまわれると思うが、それなら
いくつか要点を絞って行った方がいいかもしれない。

網走監獄情報
開館時間
8:00〜18:00
(11〜3月は9:00〜17:00とのこと)
閉館1時間前まで入館可能

入館料 1,050円
割引券
私の場合、監獄の前に知床「ウトロ」に訪れた
そこにある道の駅で割引券をもらう。940円で入れた。
北海道旅行のガイドブックにも本誌持参で940円になると書いてある本があった。


(2010年9月の旅行経験による)

網走監獄へ行くには?
場所はJR網走駅の南西に位置する天都山に位置する。
路線バス、観光バス、車「レンタカー」が便利

路線バスを利用

JR網走駅から天都山行きのバスに乗車「博物館 網走監獄」に下車すればいい。
すぐ前が「博物館 網走監獄」だ。
網走監獄を目的として行くなら路線バスも悪くないと思った。
観光バスや周遊バス
シーズンによるが網走駅から出ている定期観光バスで網走監獄に立ち寄る。
網走監獄の他、能取美岬やオホーツク流氷館なども行ける。
値段も3000円台だった。
また、JR網走駅から天都山周辺をまわる周遊バスもあるみたいだ。
観光客にとっては便利
車(レンタカー)
網走周辺は公共交通機関が発達している方だと思ったが、周遊観光を
楽しむならやっぱり車が便利だ!
網走市街地からちょっと山の中に入る。
アップダウンの多い道だと記憶している。
ナビや地図がないとちょっと迷うかもしれない。
網走監獄前には広い無料駐車場があった。


広い駐車場があった。

博物館 網走監獄に訪れての感想
実際に訪れてみてのよかった所をピックアップしてまとめてみました。
鏡橋を渡って監獄へ

駐車場に車をとめて監獄へと向かう。まず目にするのが網走川にかかる鏡橋
この橋の向こうに赤いレンガの監獄が見られる。
当時の受刑者はその橋を渡って出入りしたのだろう。
重々しく思えた。


鏡橋を渡って監獄に入る。

正門から庁舎へ

入館料を払って中に入る。まずは正門へ赤レンガの正門は記念撮影にいい!
次に庁舎に入る。刑務所の管理室にあたる。
今はミュージアムショップになっていてオリジナルグッツなど買える。
面会所に心をうたれた
庁舎内の一角に再現された面会所がある。
面会をしている受刑者と子供を背負った情勢の姿が蝋人形で再現
30分の面会のために東京から3日4日とかけて行く。
心にうたれるものがあった。
旧網走刑務所職員宿舎
次に訪れたのが旧網走刑務所職員宿舎で明治45年に建てられたもの、
看守長屋とも言われていたらしい。本当に長屋である。
蝋人形で看守の父とご飯の準備をしている母、そして子供の姿を再現している。
北国の寒い北海道 網走 小さいながらも暖まるような姿だ。
他にも味噌醤油蔵や漬物小屋などあり、刑務所というより明治の生活を垣間見るような感じがした。


看守が生活していた長屋

休泊所

遠く離れた場所で作業をするときに使われた仮の宿舎だ。
動く監獄ともいうらしい。赤い服を着た受刑者が寝ている所と、監視している看守の蝋人形
丸太の枕が印象的だった。


休泊所の中

監獄歴史館

罪を犯した人はどのような過程を得て刑務所に入るのか?とか
刑務所生活について、また、囚人服を着るコーナーや足に付ける鉄丸のコーナーなどあり
他にも丸太の枕をトンカチでたたいて起こしたとのこと「叩き起こす」の語源らしい。
赫い囚徒の森体感シアター
歴史館のなかで特に印象的だったのが「赫い囚徒の森体感シアター」
約7分の上映である。網走と旭川を結ぶ中央道路を作るためにかりだされた囚人達の映画で
1117名の囚人がかりだされ、211名が死亡
死んだら道路沿いに土まんじゅうを造って足に鉄丸をつけたまま葬られたという。
その過酷な労働を迫力あるシアターで表現
強く印象に残り帰り網走から旭川に戻る途中思い出したりした。


監獄歴史館はよかった

二見ヶ岡農場

網走監獄は農園作業の多い所でもあったらしい。広い農場があり
農作業をしている赤い服の受刑者の蝋人形を見る。
その奥には作業場や食堂もあり600、700円監獄食を食べられる。


二見ヶ岡農場
(囚人が今にも動きそうだ)

五翼放射状平屋舎房

5棟が放射状に広がる大きな舎房がある。
明治45年に建てられ昭和59年まで使われたという。広いでかい。


五翼放射状平屋舎房

浴場

刑務所内の浴場
蝋人形で再現された囚人の入浴姿と監視する看守の姿
明治時代の入浴回数は月に1回とか夏でも5回で入浴時間は15分であったという。


浴場

炭焼小屋、教誨堂

他にも独居房に炭焼き小屋また更正をするための教誨堂
といった施設があり、軽く歩きまわって見てみた。
後は出口に出て網走監獄を後にする。




 





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(注意)
本ページは1999〜2014年まで訪れた北海道旅行の経験とその後の調査から
作成しました。
状況が変化していたり、実際と異なる場合がありえます。
また、個人的意見や感想も書いてあり、なるべく客観的意見を述べるよう努力もしてますが、
人によって観点が異なることもあります。
自己責任での調査をしてください。