北海道旅行より 道北

稚内公園と開基百年記念塔

稚内の市街地から見て内陸側(西側)の丘陵地に広がる公園
そこに建つ高さ80mの塔「開基百年記念塔」はまさに
稚内のシンボル的存在であろう。園内には氷雪の門やいろんな碑
を見ることができるので散策してみるのもいい!
是非とも訪れて最果ての地を実感したい。








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稚内公園
沖から稚内公園を望む



簡単な稚内の地図



稚内公園とは? 開基百年記念塔とは?
丘稜地に広がる公園

フェリーで稚内港に入港するとき 山の上に広々とした芝生が見られる。
稚内公園である。JR稚内駅や市街地からみて内陸側(西側)の高台に広がる公園で
開基百年記念塔の他、氷雪の門 9人の乙女の碑などが見られる。
高台からの眺めもすばらしく 街の眺めはもちろん天気がよけれな
宗谷岬にノシャップ岬 利尻富士や遠く サハリンまで見渡すこともできるのだ。
稚内観光に加えたいスポットである。
開基百年記念塔
その公園のシンボルともいえるのが開基百年記念塔
標高170mのところに高さ80mの塔が立つのだ。
海から眺めると 目立つ存在であり、まさに稚内のシンボルである。
旅行者にとっては「稚内公園に訪れる」というより「開基百年記念塔に登る」
といった目的の方が多いであろう。
稚内市の開基100年を記念して昭和53年(1978年)に建てられたものである。
そもそも稚内のはじまりは明治12年(1879年)宗谷に役場が置かれたことによるという。


開基百年記念塔


下は北方記念館

記念塔の下は北方記念館となっている。
宗谷で発掘された矢尻や土器の他 江戸時代の様子
樺太が日本領であったころの繁栄時代など興味深い資料がある。


北方記念館入口


夜景のスポットとしてもいい
(星もきれいなのだ!)

個人的には夕方(夕暮〜日没)に開基百年記念塔の展望台に登ることをおすすめしたい。
まずは 明るい時間帯の街や宗谷岬そして、遠くの島々を眺めたいのだ。
そして日没 街は明かりに照らされる。そして裏側に一面の原野でなのだ。
特に南稚内方面(宗谷岬方面)からの明かりは広く
大きな街であることを感じさせてくれた。
もう一つ忘れてはいけないのが公園から眺める夜空
稚内公園の夜は暗く裏側は一面の原野なのだ。
天気がいい日は一面の星空に感動するだろう。
ただ暗くて静かで夜突然鹿が現れることもあるので怖いかもしれない。
自分は車から離れないようにして眺めていた。


夜景がきれい


冬の様子

冬の稚内は知らないが調べたところ
車で公園に入れないことと」
百年記念塔が休業していることから 見て面白いとも思いがたい。


開基百年記念塔情報
開館時間

北方記念館
4月29日〜10月31日
9:00〜17:00
展望台は21:00までであった
入館料
昼間400円で夜間(18:00〜21:00)200円とのこと
小中学生半額
最新の情報で確認をお願いします。


滞在時間
30分〜3時間

個人差によるがどのように訪れるか どのようにまわるかによって
滞在時間は異なる。
例えば
JR稚内駅から歩いて公園に入り 氷雪の門や9人の乙女の碑 南極観測樺太犬訓練記念碑
などをまわり、百年記念塔を登って北方記念館を観た後に歩いて稚内駅に戻るなら
3時間位かかることもある。
また
車で百年記念塔と北方記念館を観るだけなら
急げば30分もあればいいだろう。
宗谷岬にノシャップ岬など稚内とその周辺には多くの観光スポットがあるので
最近は1時間位でまわった。



稚内公園(開基百年記念塔)の行きかた
稚内市街地のすぐ裏手にある公園で散策路も整っているが
高台にあることと、公園そのものが広いことから
短時間で楽しむならば車やタクシーがベストであろう。


車(タクシーやレンタカーなど)

JR稚内駅を背にして右手(ノシャップ岬方面)をすすむと
稚内公園入口の看板を見た。坂をジグザグと登るのだ。
周辺には多くの駐車場を見かけた。
JR稚内駅から10分もしないで開基百年記念塔に到着したが
部分的に碑やビュースポットがあるので降りてみるのもいいし
時間があるなら手前の駐車場に車を停めて散策するのもいい。


稚内公園入口


徒歩

以前は稚内の裏手からロープウェイがあり公園入口までいけたが06年に廃止
歩いて登ることになる。街の裏手に稚内公園の徒歩専用口があり 車よりはショートカットができるが
JR稚内駅から30分位かかるだろう。
面倒なのは公園も広くそこから百年記念塔まで30分位歩くのだ。
以前歩いたことがあるが、広々として気持ちがいいしいろんな碑を見ながら歩くのもいい。
健康的でもある。


ロープウェイがあったが06年に廃止


開基百年記念塔に訪れて
実際に訪れた経験から思ったことや感じたことをまとめてみました。

記念塔前に到着

稚内でレンタカーを使い 宗谷岬やノシャップ岬をドライブ
夕方になって稚内公園に訪れた 急な坂をジグザグと登ると
部分的にビュースポットを見る。
開基百年記念塔前に到着 近くで見ると大きい。
早速中に入る。シーズンがずれているせいか
以前に訪れたときと同様 旅行者はほとんど見かけなかった。


記念塔入口


展望を楽しむ

入館料400円を払って中に入る 早速エレベーターで展望台へ
あいにくの雨であったがそこから眺める稚内の風景はすばらしく
遠く宗谷岬まで眺めることができた。見ていると稚内駅周辺よりも
南稚内方面の方が広くて開けているように思えた。
裏側は一面の山(原野)が広がるのだ。
一旦下に降りる。

 
展望を楽しみたい


北方記念館に入る
(遺跡の発掘調査)

下は北方記念館である。まず興味を持ったのが遺跡から出た土器や矢尻など
利尻や礼文を含めオホーツク文化があったことを伺える。
(江戸時代の宗谷)
対ロシア政策という意味から江戸時代から宗谷警備にあたっていたという。
興味を持ったのをいくつか挙げると
1685年には宗谷場所が開設される。実際は成果があがらず1750年になってから盛んになる。
その時代の宗谷の集落の模型をみることができた。当時の集落を模型で提示
厳しい生活であったとはいえ小さいながらも集落があったのが驚き。
そして次に寝棺 宗谷で冬を過ごした武士の寝床(ベッド?)
リンゴ箱を大きくしたような棺に布団を入れて蓋をして寝たという。
布団に入ることもできるのだ。厳しさとともに生活の知恵を感じさせてくれる。
(樺太関係の資料)
樺太が日本領であったころの樺太や稚内の繁栄ぶりの様子の展示
当時の稚内や樺太案内の観光パンフレットや写真など時代を感じさせてくれるのだ。
樺太の豊原〜間岡間のループ線の模型をジオラマにて展示
ついつい見入ってしまうものばかりなのだ!
もう一度展望台へ
日が暮れて夜景を見るためにもう一度展望台へ
稚内市街地の明かりがなんともすばらしい!
その後 開基百年記念塔を後にする。外は真っ暗で
急に鹿の群れを見てビックリ
郊外ではよく鹿をみかけた。


夜 鹿を見かけた


公園内の碑

夜になってしまい訪れることはできなかったが
以前訪れたときは稚内公園内をゆっくりと歩いていろんな記念碑を見て歩いた。
いい運動になった。


 





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(注意)
本ページは1999〜2014年まで訪れた北海道旅行の経験とその後の調査から
作成しました。
状況が変化していたり、実際と異なる場合がありえます。
また、個人的意見や感想も書いてあり、なるべく客観的意見を述べるよう努力もしてますが、
人によって観点が異なることもあります。
自己責任での調査をしてください。