ヨーロッパ イタリア旅行より

路線バスでローマをまわる

ごちゃごちゃしているローマの街、地下鉄は分かりやすく
便利だが路線数が少なく 市内観光をするのに十分とは
いいがたい、個人でまわる交通機関で安くて便利といえば
路線バスとなる。路線も本数も多く 利用方法が分かれば
便利な「あし」となる。利用方法や感想をまとめてみました。


ローマの路線バス
路線バスに乗れればローマ観光がより便利になる











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ローマの路線バスについて

見た目は日本と同じローマの路線バスだが、乗車方法など違いがあり
間違えるととんでもないトラブルになってしまうのだ。
まずは簡単にローマの路線バスについてまとめてみました。


イタリアでバスのことをAutbusという

あと路線バスの他 トラム(路面電車)に地下鉄など
ローマの主な公共交通機関はATACが運営している。(というかほとんど!?)
切符を購入するのだが、基本的には路線バスとトラム 地下鉄共に同じ切符である。
切符を買って刻印する必要がある。
日本の路線バスは車内で運賃を支払えばいいのだが、ローマ(というよりイタリア全体的に)
の路線バスは地下鉄同様切符を購入してから乗車し、車内で刻印しなくてはいけない。
それを怠り抜き打ちの検札にあったら罰金を払うことになる。罰金は確か50ユーロだ。
刻印機が壊れている!?
まれに刻印機が壊れていることがあり刻印されていないことがある。
それでも検札が来たら罰金となるのだ。聞いた話だとペンで乗車の
日時を書く人もいるとか?
可能かどうか確認してください。
そのとき注意したいのが鉛筆など消しゴム等で消えるもので記入した場合 罰金
記入方法も日本とは違うはず
2012年12月5日 11:30と書いても相手は理解しないだろう。
乗り間違え
こまわりが利くし路線本数共に多いローマの路線バス それゆえに
乗り間違えることも多い。バスこそ乗り間違えるとどこへ行ってしまうか分からないもの
ガイドブックではローマ観光に便利な系統番号が書いてあるのでそういった路線のみ
を利用する方法もあるし、停留所にルートが書かれているのでそれを頼る。
もっとも1区間などちょっとした移動なら同じような方向へ向かうバス乗る方法もとった。
スリに注意
人ごみにはスリにあうこともある。特に道が入り組んでいて
世界中から多くの旅行者が訪れるローマはスリも多いはず
(トレビの泉など警備員も張り付いていたが・・・)
路線バスを利用する旅行者も多く、さらにラッシュ状態になっていることもある
基本的には路線バスは身軽な格好にしてスリにあわないようにしたいもの。
経験上 慣れたうえに観光で疲れているときなど油断しやすいのだ。


ローマの日常風景ともなろう。



バスの利用方法

ローマでの路線バス利用方法についてまとめてみました。

切符を購入する
事前に切符が必要なのだ

まずは路線バスに乗るにも切符を購入する方法がある。
しかし、購入する場所は多く 街中にあるタバツキ(Tabacchi)というところ
ならだいたい扱っている。日本でいえばキオスクとか昔のタバコ屋みたいな
ところだろう。自分の場合 地下鉄の駅にて購入した。
なお、地下鉄やトラムも同じ切符であった。(ATACが運営)
(言葉が通じなくても簡単に切符を買えた。)
言葉の通じないイタリアで切符を買うのだから心配と思うかもしれないが
切符の種類さえ分かれば それをメモして見せれば売ってくれるはず
難しくはなかった。

(切符の種類)
1回券(Biglietto Integrato a Tempo 「BIT」)   1.5ユーロ)

1回券とはいえ実際は刻印をしてから75分有効
その間 路線バスやトラムは乗り放題 地下鉄は1回である。

1日券(Biglietto Integrato Giomaliero 「BIG」 6ユーロ)
刻印した日からその日の24時まで有効であり
路線バス トラム 地下鉄乗り放題となるのだ。(ATAC運営路線のみ)

3日券(Biglietto Turistico Integrato Validita 3Giomi 「BTI」 16.5ユーロ)
刻印した日から3日目の24時まで有効 1日券同様 3日間乗り放題となる。

他にも 1週間券(CIS)もあった24ユーロがあった。

便利なローマパス(ROMA PASS)

30ユーロで 2箇所の美術館や博物館の入場と3日間乗り放題
その他 入場割引などがある。
入場用8ユーロとか9ユーロ位する施設があるので
路線バスや地下鉄 トラムでローマ観光するなら個人でお得ではないか?
自分はローマパスで2日間のローマ観光で利用したが
ちょっとした利用でもバスや地下鉄ができたし得した。

2012年に値上げ(そのときの料金です。)


ローマ観光に便利「ROMA PASS」


乗車するバスを見つける
バスは沢山走っているのだが

路線数が多く分からない。おそらく地元の人も自分が乗るバス以外は
ほとんど分からないだろう。
そので自分は以下の方法をとった。
ちなみに
路線バスには系統番号があるので
文字が読めなくてもそれをチェックすればルートは分かるはずだ。

観光に便利 ローマ40系統バス
ガイドブックでもよく紹介されている

イタリア旅行(ローマ)のガイドブックには観光に便利なバスの系統番号
とそのルートが紹介されていることがある。それで主な番号をチェックするのだ。
特に
テルミニ駅を出発しベネチア広場を経由し、バチカン市国へ向かう40系統急行バス
は便利であった。
(停留所のルート案内を確認)
バスの停留所を見ると系統番号とそのルートが表示されている。
英語感覚で見てもなんとなく理解できた。
それにガイドブックの地図を合わせると どのルートを走るかもなんとなく検討ついた。
なので
歩いていて停留所を覗き込み たまたま自分が向かう方向のバスがあれば
それを利用した。


系統番号が頼り(40系統は便利であった)


バスに乗車する
刻印を忘れないようにしよう!

バスが来る。手を挙げるなりして そのバスに乗車する意思表示をした方がいい。
乗車する 後ろから乗車して中央から降りるなどルールはあるようだが
皆さん守っていないようでよく分からない。特に気にしないで利用した。
いうなら、譲り合いの気持ちはほしいし全体的な流れに沿って乗車した方がいいと思った。
バスに乗ったらすぐに刻印をしよう。車内には黄色いボックスがありここに差し込むと
ガチャンといって刻印される。ちゃんと刻印されているか確認しよう。
まれに車内で検札が来る。怖い顔して「チケット」というのだ!
そこでチケットがなかったり刻印されてなかったら罰金50ユーロとのこと
これで食事2〜3食分はとぶかも?
ちなみに
1回券(75分)での乗継や1日券とか3日券は乗車時1回だけ刻印した。
(まれに乗車の度に刻印と書いてある本もあったが、
自分は最初の1回のみの刻印で問題なかった)

あと大人が同伴する10歳未満なら無料と聞いた。


車内にある刻印機


バスに乗車する
ボタンを押して降りる

ボタンを押したら次の停留所に停まる。日本同様
面倒なのはアナウンスがなかったのか、あってもイタリア語が分からない。
すいているなら運転手に 停留所名の紙を見せる方法もあるが
混んでいる場合 風景を見て確認する方法もある。
ローマ市街地なら停留所1つくらい外れても たいした距離ではないだろう。


サンタンジェロ城が見えてきた サンピエトロ大聖堂にも近い!

















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(注意)
08年7月の旅行経験からまとめました。(2012年に再度確認)
個人的な価値観によるものもありますし
状況の変化や実際と異なることもあります。
参考程度に自己責任のもとで調査をしてください。