京都旅行より 妙心寺の魅力
花園にある巨大な寺院「妙心寺」境内には
三門、仏殿、法堂、そして46もの塔頭が建ち並ぶのだ。
八方睨みの龍で有名な天井画「雲龍図」や明智風呂など
興味深いみどころ、宿坊に泊まったり写経や座禅体験もできる。
妙心寺に訪れての感想をまとめてみました。



妙心寺入口









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妙心寺とは?
1337年に創建

まず、妙心寺は1337年創建と言われている。花園上皇の離宮を
禅寺に改めて関山慧玄を開山として創建された臨済宗妙心寺派の本山
その後 応仁の乱の戦火にあり一時途絶えたものの
豊臣家や徳川家などの武将に帰依を受けたと言われている。
JR花園駅近くの寺院で広大な境内と多くの塔頭を持つ寺院だ。

妙心寺のまわりかた、所要時間
広大な境内だが
(主なみものは「法堂」と「明智風呂」1時間でも満足できた。)

妙心寺には46もの塔頭(いわゆる子院)が建ち並ぶ巨大な寺院であり
まともに見てまわると何時間かかるか分からない位だ。
しかし、主なまわりかたといえば、
法堂の天井画「雲龍図」
そして、明智風呂である。
あとは境内の三門や仏殿を見てまわるといったところ
観るだけなら1時間位でいいと思う。

拝観時間
法堂(天井画雲龍図)と明智風呂で
9:10〜16:10
自由にまわれるわけではなく係員同行で移動
9:10、9:30・・・というように約20分間隔で出ていた。
大方丈の手前に受付がある。
拝観料
大人500円 中学生300円 小学生100円


塔頭(たっちゅう)めぐり
先にも述べた通り、妙心寺境内には多くの塔頭が並びそのいくつかの塔頭の拝観もできるのだ。
拝観料は300〜500円位
例えば
大心院や桂春院などがある。
こじんまりとした塔頭で静かにゆっくりと庭園を眺めるのもいいと思った。


塔頭でゆっくりするのもいい
(大心院にて)

宿坊に宿泊したり、座禅、写経、精進料理

妙心寺の塔頭(確か 大心院と東林院)には宿坊として利用でき
そこで精進料理や法話に参加することもできる。(要確認)
京都の街中とは裏腹に静かな境内で宿泊するのも旅のいい思い出となる。
他にも精進料理のお店(友人に妙心寺近くの「阿じろ」がいいと言われた。)
写経、座禅体験などもあるという。
妙心寺でゆっくりとして禅寺のすばらしさを体感するのもいいと思った。


宿坊に泊まり境内で食事をするのもよかった。


妙心寺へ行くには?
JR花園駅からすぐ

一番分かりやすい方法はJR花園駅から歩いて訪れる方法 数分も歩けばいい。
また 妙心寺駅前に市バスや京都バスのバス停があった。
京福電鉄「妙心寺駅」
嵐電で御馴染みの京福電鉄に妙心寺駅がある。
妙心寺の北側から入ることができる。
広隆寺や太秦映画村、仁和寺から徒歩
最寄の観光地といえば広隆寺に太秦映画村、仁和寺から徒歩15分程度であった。
周辺はごく普通の庶民的な街といった感じで面白くはないが
ついでに訪れるのもいいと思った。


JR花園駅から近い
(余談だが駅にコンビニがあった。)


妙心寺に訪れて
実際に妙心寺に訪れての感想をまとめてみました。
所要時間は約1時間です。


妙心寺の境内に入る。

周辺は車通りの多いごく普通の庶民的な街である。
妙心寺の門(南側)をくぐりと、一変してお寺の境内になるのだ。

  
妙心寺の入口                            入口から見た様子


境内案内図

中に入ってすぐ右側に境内の案内図がある。
広くてなんだか分からないが、その多くは塔頭である。
塔頭などを除いて主にまわったところといえば、
三門 仏殿 法堂 大方丈であった。


境内案内図がある


三門、仏殿、法堂へと続く道

門をくぐると1本の通路が延びている
境内内部が分からなくてもそこを歩くことになるだろう。
左手に三門や仏殿など観ることができるのだ。


入口の門から大方丈へと続く道


仏殿と法堂

境内を歩くと多くのお堂をみることができるが
特に目についたのが仏殿と法堂である。


仏殿(手前)と法堂(奥)が建つ


大方丈に入る

法堂を過ぎると大方丈に入る門があり、そこをくぐると
拝観の受付 拝観料(500円)を払う。


大方丈に入る


茅葺の素朴な建物

受付で拝観料を払うが、係員の案内で移動するので
ちょっと時間があったので大方丈と庭園を見物する。
茅葺屋根で素朴さを感じた。
大方丈は1654年の建造でいろんな目的ではあるが
賓客を応待するところでもあるとか


大方丈
茅葺屋根の建物だ


法堂の天井画を拝観

時間になり係員の案内で法堂内に入る。おそらく妙心寺で一番のみものと言えよう
天井画雲龍図である。
天井画を観ながら
妙心寺のことや天井画のことなど係員の説明を受ける
どこから見ても睨まれているようなので「八方睨み」と言われている。
ちなみに法堂とは1656年(江戸時代)に建造され
儀式や説法などが行われたところという。
迫力と大きさに驚き
八方睨みの天井画は他のお寺でも見たことがあるが
驚いたのはその大きさ、直径が12m 観光バス1台分の長さとか 天井も高い
ちなみに狩野探幽という人物が天井を降ろし足場を建てて8年がかりで描いたという。
八方睨みだけに迫力がある。
空想
ヒゲはナマズ 角は鹿というようにいろんな生き物を模して描かれたという。
瓦敷きの床
もう一つ興味深いのは床、瓦敷きであるという。
以前 他の観光地で江戸時代 瓦は貴重だったと聞いたので
贅沢な造りなのかなあ?
立体的な絵
(周囲をまわる)

天井画の最大の魅力は立体的であることだ。
周囲を歩くと、龍が昇って降りてくるように見える。
特に登る地点、睨んでいる龍がグッと近寄り天へと昇っていくように見える。
その迫力は今でも印象に残っている。
そして 最後に真下にも立ってみたい。
おもいっきり睨まれているようだ。
妙心寺鐘
法堂でもう一つ案内されたのは妙心寺鐘である。
妙心寺ができる前 698年に作られた鐘で
知られている記年銘のあるものであ日本最古といわれている。
昭和48年まで使用されており、NHKの「ゆく年 くる年」でも放映されたとか
その後 小さなヒビが多く。破損する恐れがあるためつかれていない。
CDにて鐘の音を聞く。
音調が長く心に響く鐘の音である。
日本最古と聞くとなおさらだ。



法堂
内部には天井画「雲龍図」を観られる。
(内部撮影禁止)


明智風呂

係員の案内で浴室と書かれたお堂へと向かう。
「明智風呂」といい。明智光秀の菩提を弔うために1587年に創建されたという。
叔父が光秀の遺産を妙心寺へ寄付したとのこと
ちなみに
浴室といっても娯楽施設ではなく、お経を唱える場所であり
昭和2年まで明智光秀や檀家の先祖を弔うために使用され
現在は観光用になっている。


浴室


明智風呂の様子

風呂とはいえ湯船はない。当時は湯船に入るという習慣はなく
今のスチームサウナのようなものだったという。
下の写真のような浴槽(というより部屋の中)に入り、蒸気を送るとおいった形
多いときは7〜8人の僧侶が薄い着物を着て入り
お経を唱えたという。中に入る時間は線香が1本尽きるまで
現在にして20分程度だったと言われている。


浴室

洗場と休憩所

浴室を出たら 熱い湯で汗を流す。排水ができるように
床も若干傾いている。
次に畳の部屋の休憩所がへと移動するとのこと
ここで係員の案内が終わり 拝観は終了した。


休憩室


塔頭を歩く

妙心寺には多くの塔頭に囲まれているように造られている。
塔頭というのは高僧の墓(廟?)で、そこに弟子が住んで墓を守った
と言われているそうだが、大きなお寺周辺に立つ子院(寺)みたいなものと思っている。
京都には周辺に多くの塔頭を持つ大寺院も多い。
塔頭を歩いていると、まさにお寺の住宅街のような感じであるが
一般の住宅街とは空気が違う。店などあるわけでもないし
壁に囲まれており夜は本当に静か
宿坊を営んでいる塔頭もあるので 宿泊して静かなひとときを過ごすのもいいと思った。

 
多くの塔頭が並ぶ                           塔頭の一つ大心院にて












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2011年4月の旅行経験による
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
参考程度に自己責任のもとで調査をお願いします。