京都旅行

宿坊の魅力・注意点

静けさ漂う境内に精進料理、朝のお勤め経験と
他の宿ではないような独特な雰囲気
その魅力・注意点をまとめてみました。


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宿坊に泊まる
(妙心寺の塔頭 大心院にて)


目次

1.宿坊について


2.宿坊の魅力


3.宿坊の注意点




1.宿坊について

自由度について
宿坊といえば、部屋は質素・食事は精進料理
遅くとも22時には消灯し
5時〜6時に起床 朝のお勤めや座禅に参加する等
自由がない印象がある。
確かに、一般的なホテルと比べると自由は制限されるが
多くの宿坊は
消灯時間の制限や朝のお勤め、座禅の強制はなく
精進料理とは限らない。
(ちなみに精進料理は別途追加料金がかかることがある。)
宿坊によってさまざま
食事なし(朝食のみ)でつまみやお酒などの
持ち込みができる宿坊だったり
座禅や法話も必ずしもあるとは限らない。
その他、女性や宗派のみしか宿泊できない宿坊もある。
規則が厳しい宿坊もあるので事前にチェックをしたい。
予約 宿泊料金
インターネットの宿泊サイトで予約を受け付ける宿坊もあるし
電話での予約のみという所もある。
宿泊料金は一般的な旅館程度で
安い所なら
素泊まり4千円とか朝食付5千円
2食付だと7千円とか8千円
高級感あるところなら1万円以上するところもある。
安い≠悪い
いくつかの宿泊経験から
安いから「部屋が汚い」とか「サービスが悪い」
ということはなかった。
外国人旅行者が多い。
日本独特な雰囲気から
外国人の宿泊客が多い4.



部屋の様子


2.宿坊の魅力

静かである

宿坊といってもいろいろあるが、境内は静かで別世界のようだ。
また、時間を気にすることなく静かにゆっくりと庭園を眺めることができたし
部屋から庭園を眺められる宿坊もある。


時間を気にすることなく庭園を眺めることができる

夜、早朝の境内を眺めることができる

通常のお寺は 拝観時間9:00〜17:00、早朝や夜
の拝観ができないことが多い。
宿坊に泊まると 夜や早朝の境内を楽しめる。
月明かりに照らされる庭園、そして鐘の音
不思議な空間に包まれた。

  
夜 不思議な空間に包まれた

座禅 精進料理 写経

宿坊といえば単に「泊まる」というより お寺での生活を体験する魅力がある。
早朝の座禅や法話 中には写経などを行う宿坊も多い。
そして食事は精進料理 日常生活とは異なる体験ができるのも宿坊の魅力だ。
ただ、食事は朝食のみとか座禅は強制参加ではないといった宿坊も多く
特別厳しいわけではない。逆に、座禅や朝のお勤めはなく
 単に泊まるだけ という宿坊もあり 期待を裏切られることがあった。
事前に確認したい。

  
精進料理を楽しむのも宿坊の楽しみ

健康的

門限や夜 騒げないなど不便な点もあるが
規則正しく健康的である。
チェックアウト時の爽やかな気持ち
日々の疲れも癒されるようだ。



3.宿坊の注意点

門限 消灯時間
門限がある宿坊がある。中には16:00頃には戻る必要があったり
比較的緩くても20:00とか22:00など 0:00過ぎでもOKという宿坊は少ない。
それと並行して22:00までには消灯してください というよう規則があったり
京都の宿坊ではないが消灯時間を過ぎてカップラーメンを食べようとしたら注意されたことがある。
質素
部屋は質素でありテレビなしであるのも普通
さらには隣の部屋の声が聞こえたりと
宴会みたいにドンチャン騒ぎなどできる環境ではない。
ただ、共有スペースを設け夜、宿泊客は集まって雑談を楽しめる宿坊にはあった。
すばらしい旅の思い出ができた。






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(注意)
2012年までの旅行経験から2015年に作成しました。
状況が変化している場合や実際と異なる事もあるので
参考程度に自己責任で調査をしてください。