平等院の場所
(宇治の中心的スポット)

1.平等院情報

(1)歴史

1053年に建立

10円玉でも有名な平等院
もともとは藤原道長の別荘で宇治殿と呼ばれていた。
それを頼道が寺院に改めて平等院となった。
極楽浄土を描いた寺院と言われている。

末法の世

当時は末法の世と呼ばれ 仏の救いはなくなり
世の中が乱れると信じられており
多くの寺院が建立されている。

1,000年以上前の建築物

何よりも感動的なのは、一度も焼失していないことだ。
つまり1,000年以上前の建築であるのだ。


1,000年以上の歴史がある鳳凰堂

(2)拝観料・拝観時間

拝観料(庭園と鳳翔館のみ)

大人600円 中高生400円 小学生300円
鳳凰堂内部拝観をする場合 300円の志納金が必要
結果 大人一人900円になるが
建築当時のままと言われる鳳凰堂 追加料金を払っても
内部拝観の価値はあると思った。
注意点
庭園と鳳翔館の拝観券は簡単に購入できスムーズに入ることができたが
鳳凰堂内部は20分毎50人ずつ拝観という制限を行っている。
桜のハイシーズンなど内部拝観券を購入しても
拝観できるのは1時間先になることもあるのだ。
最初に鳳凰堂内部の拝観券を購入してから、
鳳翔館など見物することをすすめる。

拝観時間

庭園    8:30~17:30(17:15まで受付)
鳳凰堂内部 9:30~16:10(20分毎)
鳳翔館   9:00~17:00(16:45まで受付)

年中無休

 

(3)滞在時間

1時間20分ほど!?

個人差によるだろうが約1時間+鳳凰堂内部拝観で約20分程度だった。
ただ、ピークシーズンともなれば混みあい
鳳凰堂の内部に入る場合、整理券を受け取るのにも+15分位の時間がかかった。

(4)おすすめスポット

鳳凰堂と鳳翔館には行きたい

平等院にはいくつかのお堂があるが、メインとなるのが
鳳凰堂と鳳翔館であろう。
鳳凰堂は平等院の中心的存在 1,000年以上も前に建てられている。
鳳翔館は宝物館のような建物で仏像の他
建立当時の鳳凰堂がCGで再現されている。


近代的な建物の鳳翔館

2.平等院に訪れて

正門前広場から平等院に入る

平等院表参道を歩くと、すぐ正門前広場にでる
そこの表門手前にチケット売場がある。
門では多くの旅行者が写真を撮っていた。
チケットを買ったら表門をくぐり鳳凰堂へ向かおう。


平等院の中に入る

鳳凰堂内部拝観の整理券を手に入れよう。

鳳凰堂の入口手前に内部拝観用のチケット売り場がある。
確か9:30から20分毎に入る整理券制で、別に300円の志納金を払う
定員制なので、ピークシーズンの混雑時など、平等院内に入ったら
すぐに内陣拝観のチケットを購入するように言われた。
自分自身4月の桜シーズンの土曜日、10:20に内陣拝観券を購入
したら中に入れるのは11:30であった。
さらに定員になり次第締切でとなる。


整理券を手にするのに並んだ

内部拝観まで境内を散策

そして内部拝観までの間に庭園や鳳翔館を観光した。
なお、一度、平等院の外へ出る場合
係の人は、内陣拝観券を見せれば再入場可能だと行っていた。
ただ、確認はした方がいい。

鳳凰堂を観る

まずは鳳凰堂へ行く、やっぱり感動だ。鳳凰堂の前にある池(阿字池)と
古いめかしさがあるものの美しい形の鳳凰堂、その古さもより美しく感じさせるのか?
多くの旅行者が記念写真をとったり、中には10円玉をとりだしてその刻みと同じであること
を確かめたりしていた。
ちなみに鳳凰堂は愛称で本当の名前は阿弥陀堂というらしい。


鳳凰堂を観る

次に鳳翔館へ

近代的な宝物館?
鳳凰堂に向かって左奥にたつのが鳳翔館、トンネルみたいな入口があり
中はすばらしいのだ!
(CGで建築された当初の鳳凰堂を再現)
宝物館といえば、仏像とか発掘されたものなどの展示が多い。しかし、鳳翔館の
よかったところは入ってすぐにCGによる鳳凰堂の再現があった。
建立された頃の鳳凰堂を見ることができる。
鳳凰を間近でみることができた
そこからいくつかの展示室があり、仏像などが展示されている。
よかったのは、鳳凰をガラス越し間近で見られたことだ。
美しい造形美で迫力さえも感じた。
もう一つ個人的に興味をもったのは鳳凰堂の壁画絵である。
大和絵で穏やかな山野の姿と仏たちの姿をみると、気持ちも穏やかになるようだった。
(ただし模写らしい)

浄土院、最勝院など

次に鳳凰堂の裏にまわる。いくつかのお堂があった。
そこで鳳凰堂を一周するように平等院観光をした。
狭くもなければ広すぎでもなく歩きまわるのにちょうどよかった。


境内をまわる

鳳凰堂内部拝観

鳳凰堂の内部に拝観した。別に購入した内部拝観券に書いてある
時間の5分前に集合、時間になったら皆ゾロゾロトお堂に入るのだ。
外からは見えないが中には本尊阿弥陀如来増がドッシリと置かれる
そして周辺には雲の上に乗って舞う仏像郡の姿などすばらしい。

ガイドの説明

ガイドの説明がはじまる。1053年に藤原頼道が父道長の別荘を寺院にしたもの
(宇治は貴族の別荘地だったとか?)
当時は「末法の世」(仏法の衰退?)
のはじまりで、極楽浄土を表した寺院を作ったという。

 銀と水晶でできた百毫に興味を示す人多かった

ガイドの説明にあり阿弥陀如来の額の点(百毫びゃくごう)に興味を持つ旅行者が
多かった。銀と水晶でちょっと離れると光のかくはんで白く見える。
説明後ちょっと離れたところで見て「白い!」と感激している人を多くみた。

柱によりかかってはだめ!

鳳凰堂は柱など建築当時のままであるものが多いのだ。(驚いた)
それゆえに、柱によりかかったりすると注意される。
また、柱など触れるのもいけないらしい

境内は飲食禁止

境内禁煙はよく聞くが飲食も禁止だ。例えば鳳翔館に売店があったが
売られているものは本とか絵葉書、ビデオや飾り物で食べ物は見当たらなかった。
ただ
表門から外に出たらそこは食べ物屋だらけだったけど・・・

 

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