京都旅行より 清涼寺(嵯峨釈迦堂)
魅力・行き方。滞在時間

嵐山(渡月橋)から北へ向かい、JR山陰線(嵯峨野線)
の踏切を渡り進むと
立派な仁王門が見えてくる。「清涼寺」だ。
嵐山の喧騒から離れ、静かに拝観できた。
化野へ向かう途中に訪れるもいい。



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清凉寺公式サイト




清涼寺境内の様子



清凉寺の場所




1.清涼寺の魅力


(1)光源氏の別荘だった?


(2)異国情緒の釈迦如来様?


(3)胎内には五臓六腑


2.拝観料・滞在時間


3.清涼寺の行きかた


(1)嵐山から徒歩・自転車


(2)路線バス


(3)車(駐車場)


4.清涼寺に訪れて


(1)大きな仁王門


(2)西洋仏画・異国情緒の御本尊


(3)静かに庭園を眺める


(4)境内に湯豆腐の店や茶屋


(5)化野(あだしの)の入口?






1.清涼寺の魅力
(1)光源氏の別荘だった?

清涼寺は嵯峨天皇の息子にあたる源融「みなもとのとおる」の別荘であったという。
ちなみにその源融は源氏物語にでてくる。「光源氏」のモデルだったとか?
と西暦800年代のことである。平安時代だ。

(2)異国情緒の釈迦如来様?
清涼寺の御本尊である。(国宝)、清涼寺式といわれ異国風の顔である。
釈迦の在世中インドで作られた像が釈迦像が中国に伝わり、
奈良東大寺の僧、(ちょうねん)上人がそれを模刻して持ち帰ったという。
インド 中国 日本の三国伝来の仏像である。
時代は西暦1000年ちょっと前位だ。

日本の仏像の多くは日本人の顔立ちだが
仏教は外国(インド・」ネパール)発祥の宗教だ。

(3)胎内には五臓六腑(ごぞうろっぷ)
胎内には五臓六腑(いわゆる内臓)の絹製の模型があることが分かったという。
1000年以上前中国で作られたという仏像である。
医学史上重要な資料とか。

(4)静かに庭園を眺める
清凉寺には枯山水の方丈庭園
池遊式の庭園がある。
嵐山の庭園といえば天龍寺も有名だが
秋のシーズンなど凄い混雑
清凉寺は落ち着いて
静かに眺めることができた。

(5)嵐山と化野の境目
場所的に、嵐山と化野(あだしの)の境目
嵐山から徒歩・自転車で
化野へ向かう途中に訪れるもいい。
茅葺屋根が似合うこのエリア
青龍寺以外にも
化野念仏寺、祇王寺など
興味深いお寺は多い。

詳しくは

化野とその周辺を歩く
を参考にして下さい。


化野念仏寺周辺の様子

2.拝観料・滞在時間(21年11月の情報)
拝観料

大人400円
中高生300円
小学生200円

本堂+庭園のいわゆる普通券
また
特別公開の霊宝館があり
本堂+庭園+霊宝館共通券で
合計大人700円だった。(霊宝館に入らなければ400円でよかった)

開門時間
開門9:00〜16:00か17:00だった。

ちなみに
境内は自由
境内を歩くだけなら無料だった。
滞在時間
個人差はあるが滞在時間30分程度
(特別拝観を除く)


3.清涼寺の行きかた
(1)嵐山から徒歩か自転車
渡月橋から約1.5q

嵐山から歩いて清涼寺へ行ってみるのもいい
渡月橋から徒歩20〜30分ほどで着いた。
行き方も簡単で
嵐山中心部(渡月橋)から
道なりに北上
JR嵯峨野線の踏切を渡ると
大きな仁王門が見える。


嵐山中心部(渡月橋付近)


清涼寺に到着 仁王門が見えてきた!


自転車(レンタサイクル)
嵐山にレンタサイクル多く
距離的にも化野方面への
サイクリングによかった。
ただ、桜や紅葉シーズンの
嵐山(渡月橋〜天龍寺付近)は
歩くも困難なほど混雑することも
そこを避けてサイクリングすることを勧める


この雰囲気サイクリングにいい
(落柿舎付近にて)

(2)路線バス

嵐山(渡月橋)から歩くのもいいが、往復だと疲れるし
バスも走っていた。
市バス
28番 91番 嵯峨釈迦堂前下車

28番
京都駅〜四条大宮〜松尾大社前〜嵐山〜嵯峨釈迦堂前〜大覚寺
と結んでいた。

91番
四条鳥丸〜四条大宮〜太秦映画村道〜嵯峨釈迦堂前〜大覚寺
太秦映画村道から先、市バス専用カード(均一料金区間で700円で乗り放題カード)の区間外
だったので注意したい。

その他 京都バスも走っていた

(3)車
清涼寺の駐車場を確認(普通車1日800円)

詳しくは
清凉寺公式サイトで確認して下さい。

4.清涼寺に訪れて
(1)大きな仁王門

渡月橋をまっすぐ北へ歩く、途中まで土産物屋や食堂に旅行者で
賑やかだった通りも、山陰線の踏切を渡ったところで、面白みのない
住宅地、旅行者もまばらになる。しかしそこから
大きな仁王門(山門?)がみえてくるとまた、京都らしさを感じさせてくれた。
ちなみに、その向こうは化野であり、嵐山とは違った風情がある。
桜のシーズンに訪れたが、嵐山よりは観光客が少なく落ち着けた。
嵐山や化野 嵯峨野めぐりに立ち寄るにいいと思った。

なお、境内は広々した感じだった。


清涼寺に到着 仁王門が見えてきた!

(2)西洋仏画・異国情緒の御本尊

西洋仏画
清涼寺の堂内にてにて印象に残っているのは
本堂の裏手にあった。洋風仏画、光線効果をねらったという
仏画でありながら一見洋風に感じた。
異国情緒のご本尊
清涼寺の御本尊である。(国宝)、清涼寺式といわれ異国風の顔である。
釈迦の在世中インドで作られた像が釈迦像が中国に伝わり、
奈良東大寺の僧、(ちょうねん)上人がそれを模刻して持ち帰ったという。
インド 中国 日本の三国伝来の仏像である。
時代は西暦1000年ちょっと前位だ。

日本の仏像の多くは日本人の顔立ちだが
仏教は外国(インド・」ネパール)発祥の宗教だ。

(3)静かに庭園眺める
清凉寺には枯山水の方丈庭園
池とお堂のコントラストが素晴らしい
池遊式の庭園がある。
嵐山の庭園といえば天龍寺も有名だが
秋のシーズンなど凄い混雑
清凉寺は落ち着いて
静かに眺めることができた。


弁財天堂と池遊式庭園

写経

多くのお寺で見られる写経、清涼寺にもあった。
しかし、清涼寺の写経は短く短時間ででき、
料金は志納(お気持ち)とのこと
(だいたいは1000円とかする。)
(一応確認してください)

(4)境内に湯豆腐の店や茶屋
アイスクリームやわらびもちなど
手作りとうふアイスののぼりもあった。
境内の雰囲気を楽しみながらゆっくりとお茶を楽しむのもいいかもしれない。


清涼寺 境内でゆっくり休憩するのもいいかもしれない

(5)化野(あだしの)の入口?

清涼寺から北東方面へすすむと嵐山とは違った風情ある道がある。
なんとなく素朴さを感じるような道で、道中にはお土産屋や食事処も見かけた。
ちょうど化野(あだしの)に位置して
その道沿いには祇王寺や滝口寺、化野念仏寺などがある。
シーズン中でも嵐山よりはすいていて、ゆっくりとまわることができた。


化野(あだしの)にて(清涼寺近くにて)







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(注意)
08年4月の旅行経験による
自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので参考程度に
自己責任で調査してください。