京都旅行より
詩仙堂「丈山寺」
京都の市内の地図を開くと北東の山間にある寺「詩仙堂」
このお寺は「鹿おどし」を考えられたことで有名だ。静かで広く美しい庭に
「コーン」という響きを聞いていると、なんとも心が和み
詩仙堂の魅力に吸い込まれるのだ。




詩仙堂入口
(素朴なたたずまい)


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詩仙堂とは?
1641年、石川丈山が造営した寺

詩仙寺とは別名「丈山寺」ともいい。1641年(江戸時代)に造営された。宗派は曹洞宗である。
ちなみに石川方丈は
もともと徳川家康の家臣であり「大阪夏の陣」では功名を立てた。
しかし、その後隠居して1641年59歳で詩仙堂を造営90歳まで約30年
文人として過ごした。
凹凸窠(おうとつか)
また、凹凸窠(おうとつか)とも呼ばれている。
でこぼこの土地に建てたという意味とのこと、「でこぼこ」というイメージはあまりなかったが
山間(斜面)に建てられている。
鹿おどし
竹の筒に水を入れて水の重みで筒を倒す、「鹿おどし」を考え出されたことで
有名だ。本当の名前を「添水」といい、猪や雀を脅すために作られた。
広くて美しい庭にときおり響く「コーン」という音、音の感覚が庭園をより
美しく感じさせるのだ。ゆっくりと庭園を楽しんでほしい。
もし、音の感覚が短ければうるさく、長ければイライラするだろう。
よく考えられている。



鹿おどしで有名

詩仙堂の楽しみかた、所要時間
庭園をゆっくりと眺める

京都市中心部から見て北東の山間に位置する。
大きなお寺ではないが美しい庭園で「鹿おどし」の音をを聞きながら
静かに庭園を眺めるのが魅力だ。
個人差によるが所要時間は30分位ではないか?

詩仙堂の行き方
場所は京都の北東に位置する、銀閣寺より2km近く北である。
近くに叡山電鉄、一乗寺駅がある。
 路線バス
「一乗寺下り松町」というバス停がある。そこから徒歩5~10分かな?
京都駅、四条河原町から銀閣寺道から5番バスがでていた。
地図で確認したところ市バス専用1日乗車券カードの有効エリア外
になっていた。(06年11月の地図)確認したい。
 
近くに有料駐車場があった。500円だった。
詩仙堂へ行くのに坂を登ったが悪い道でもなかった。

詩仙堂情報
拝観料500円
拝観時間は9:00~17:00(受付16:45まで)
今後の変更もあります。最新の情報で確認してください。

詩仙堂をまわって
詩仙堂をまわってみての感想をまとめてみました。
やっぱり鹿おどしの音が魅力

多くの庭園があるがその大半は眺めるものである。
詩仙堂の庭園も眺めるものだが、もう一つ、「聞く」という魅力がある。
コーンという単調の音だが、それがまた、詩仙堂の魅力ではないか。
なお、5月下旬の「さつき」と11月下旬の紅葉の季節がすばらしいという。
(混んでるかもしれないが・・・)


鹿おどしを聞きながら庭園を楽しむ

壁に中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像画

壁の四方に36人の詩家の肖像画が描かれていた。
あじがあった。(個人的に百人一首を思い出してしまった!)

静かだった
京都市街から少し外れているが、それゆえに訪れる人も少なめだった。
(紅葉や桜シーズンなどは混むかもしれないが)
07年3月に訪れたときは広い庭園をゆっくり堪能できる。

庭園内を歩きまわれる。
眺めるだけでなく、庭園内を歩きまわれる。


庭園を歩く

近くに「きらら漬け」のお店あり

近くに「きらら漬け」のお店がある。ちなみに比叡山に登る「雲母坂」(きららさか)
の途中だ。建物はとても伝統的なつくりだ。
私はここで500円のきらら漬けを2つ買った。

まわりの状況
お茶屋が1軒あるだけ、どちらかというと庶民的な雰囲気で
まわりは住宅といった印象がつよい。







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(注意)
07年に旅行した経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
参考程度に自己責任のもとで調査してください。