1.旧海軍司令部壕の場所・情報

(1)旧海軍司令部壕の場所


旧海軍司令部壕の場所
(那覇郊外にある)

(2)旧海軍司令部壕の情報

旧海軍司令部壕とは?

昭和19年にの那覇空港 かつての小禄飛行場や海、那覇市街などを見渡せる
標高74mの高地に昭和19年8月から数ヶ月かけて掘られたといわれている。

長さ450mほどのかまぼこ型の壕

中には幕僚室や医療室、司令官室などが残されており、
約4000人の兵士が収容されていた。
昭和20年3月に沖縄戦、6月13日には壕司令官以下幹部6名が自決を
遂げたといわれる。
その後しばらく放置され、何回か遺骨を収容したあと復元し
昭和45年に約300mが公開された。

琉球王朝時代は火番森と言われていた。

琉球王朝時代は「火番森 ヒバンムイ」といわれ
中国や薩摩からの入港する船を知らせていたという。

夜景スポットでもある

海軍壕公園という緑豊かな公園で、
ここから眺める那覇の街は素晴らしい。
また、夜景スポットとしても知られている。

開館時間 入館料 お得情報

開館時間

7~9月 8:30~18:00
10~6月 8:30~17:30
閉園30分前まで入館可能

入館料

大人440 子供220円

コンビニで割引券の購入ができた。

自分は近くのファミリーマートで390円で購入した。

行きかた

場所は那覇中心部から5㎞位か?
車(レンタカー)なら20分位(但し渋滞に巻き込まれる可能性がある。)
路線バスなら旭橋(バスターミナル)から
55 88 98系統のバスで行ける。

滞在時間(30~40分ほど)

最初に資料館を見てまわり 次に壕に入る。
長い壕で、壕内に司令官室や暗号室などがある。


旧海軍司令部壕

2.旧海軍司令部壕に訪れて

実際に訪れての感想をまとめました

(1)県道7号線を北上

「平和祈念公園」「ひめゆりの塔」を見物した後に県道7号線を北上して
海軍壕公園(旧海軍司令部壕)へと向かう。約30分の道のり、のどかな道が続く
途中 枝分かれしている所があったが、迷うほどでもなかった。


国道7号線を走る
(のどか)

 (2)ファミリーマートで割引券を購入

那覇市に近づくにつれて、賑やかになっていく
道中にファミリーマート(コンビニ)があったので
ここで割引券を購入 通常440円のところ390円となる。
(但し 払い戻しは不可だ)

(3)海軍壕公園に到着

海軍壕公園入口の案内板を見る。右折して
緩い坂を登ると、海軍壕公園入口
緑豊かで広々とした公園で広々とした無料駐車場がある。
訪れたのが夕方、観光客はほとんど見かけなかった。


海軍壕公園への案内板


海軍壕公園入口

(4)展望台からの眺め

駐車場から階段を登ると、旧海軍司令部壕入口に着くが
その近くには展望台があり那覇の街を一望できる。
琉球王朝時代 中国や薩摩から入港する船を知らせたという。
かつての時代を思い浮かべてしまう。


階段を登る


展望台


街を一望

(5)資料館に入る

旧海軍司令部壕に入る。最初は資料館へ
資料館はそれほど広くはないが
壕を掘るのに使われた、ツルハシや壕の中で発見された数々の遺留品
特に印象的なのが
手製の武器や薬ビンなどの医療品
多くの負傷兵がいて、最後には医療品も尽き
軍医も切り込みに出る。
ほとんどが全滅したという。


ここから入る


資料館の様子

(6)壕の中に入る

次に壕の中に入る。中はヒンヤリとして、薄暗い
順序にそって300mほど歩く
まず、印象的なのが、無数のツルハシの跡
堅い壕はほとんどツルハシによって掘られたという。
電線の碍子など当時のままで残されているのだ。
また、当時の壕内の様子が描かれた絵もあり
恐怖を感じた。
作戦室や幕僚室、司令部室など
いくつかの部屋があるのだが
特に印象に残った点をまとめてみた。


壕に入る


壕の中の様子

手りゅう弾の破片跡

幕僚室の壁には無数の細かな傷がある。
最後に手りゅう弾で自決をしたときの跡が
当時のままで残されている。

医療室

多くの負傷兵がいたことから医療室と言われている。
多くの負傷兵がギッシリと詰め込まれている絵があった。
また、当時は通路にも兵士がいっぱいであったとか

出口付近

多くの兵士が武器らしい武器も持たず、ここから出撃
そのほとんどが、戻ることはなかった。


司令官室


壕の中を歩く


出口
(ここで多くの兵士が出撃した)

(7)壕を出る

壕を出る。外は明るく平和な風景が広がる。
最後に慰霊之塔でお参りをして
旧海軍司令部壕を後にする。

3.旧海軍司令部壕へ行くには?

レンタカー

南部周遊に立ち寄るのがいい
沖縄本島を周遊するのにレンタカーは便利
地図を開くと難しそうだが
県道7号線を走れば海軍壕公園の案内標識を見ることができ
特に迷うことなく到着した。
旧海軍司令部壕から県道7号線を南下し
ひめゆりの塔平和祈念公園へ行くのもいいし
逆に
ひめゆりの塔や平和祈念公園からの那覇に戻る途中に立ち寄るのもいい。
ひめゆりの塔から30分ほどだ。
渋滞
那覇中心部から20分もしないで到着できるが
通勤時間帯は渋滞に巻き込まれる可能性大
自分の場合
那覇に戻るのに40分近くかかってしまった。

バス

アクセスはいい
旭橋近くにある那覇バスターミナルから
55、88、98系統バスで
宇栄原団地前まで行けばいい。
ここから徒歩数分のところ
運賃は230円所要時間は15分もしない位
98系統など那覇中心部の国際通
県庁北口、牧志へも行けたし
昼間など1時間に2~3本出ていたので不便を感じなかった。

モノレール

最寄駅は「奥武山公園」ここから県道7号線を30分位
かけて歩けば行けるが、道中はあまり面白くなくおすすめしない。


路線バスでも行きやすい

オプショナルツアー(定期観光バス)

シーズンによるが沖縄本島中南部周遊ツアーで訪れることああった。

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