沖縄旅行より 座喜味城跡の魅力
那覇からバスや車で1時間ほど読谷村にある城跡
15世紀初頭に造られたという。緩やかな丘陵に建つ
曲線を描いたような城壁とここから眺めるのどかな風景が魅力、
沖縄周遊旅行や那覇から西海岸リゾートエリアに向かう
途中に訪れるにもいい。すぐ隣には読谷村歴史民俗資料館もある。




曲線状の城壁は印象的だ!











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座喜味城について
15世紀に築城

15世紀初頭(1420年代)、名築城家の護佐丸によって築かれたといわれている。
護佐丸は築城家でもあり戦術家でもあるといわれ琉球戦国時代に活躍したといわれている。
標高120mほどの丘陵地にあり、郭内の面積は2234坪程度である。
日本軍の高射砲陣地、アメリカ軍のレーダー基地
日本軍の高射砲陣地、日本軍の高射砲陣地としておかれ沖縄戦では城壁の
一部が破壊される。戦後もアメリカ軍のレーダー基地置かれた。
2000年にはユネスコの世界遺産に!
1973年から85年にわたり城壁の修繕を行われ2000年には
琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産に登録された。

座喜味城のまわりかた魅力 所要時間
曲線上の城壁と風景

城跡であり建物はなく城壁だけ、広い公園となっている。
しかし、丘陵地にある緩やかな曲線を描いた城壁
アーチ型の石門や曲線の城壁、そこから眺める穏やかな
緑の風景が印象的だった。
世界遺産であるせいか多くの旅行者が訪れていた。

アーチ状の石門


読谷村立歴史民俗資料館

座喜味城跡のすぐ隣に建つ資料館
資料館の前にはサーターグルマという戦前まで使用していた
サトウキビの圧搾機や高倉という一見あずまやのような
建物が見られた。
資料館内部
よく見られる村の歴史資料館であるが、沖縄独特の歴史が
紹介されていて興味を注ぐ
読谷の遺跡から発掘されたものや
民家、漁具、農具、沖縄戦やその後についてなど紹介


高倉を見る


所要時間

座喜味城跡だけを歩くなら15分もあればいいと思う。
それに読谷村立歴史民俗資料館に入れば
1時間弱といったところか?
ちなみに
ほとんどの旅行者は座喜味城跡だけ見て
資料館の中は静かであった。

座喜味城跡情報
城内は入場無料 無料の駐車場もあった。
民俗資料館は

入館料
大人200円 小中学生50円
開館時間
9:00〜17:00(閉館30分前まで)

休館日
月曜日や公休日(公休日と月曜日が重なったときは火曜日も)、年末年始
その他臨時休館日もあり

2011年6月の情報です。最新の情報を入手してください。


座喜味城跡周辺はこれといった施設はなかった
私が訪れたときはまわりは森か住宅地といったところで、
特に目立ってお土産屋やレストランは見かけなかった。
ただ、後でインターネットで調べたところ
アイスクリームやぜんざい、パンなど軽い食事や休憩にいい店
が数件あるとのこと、事前に確認した方がいい。


余談だが角の「石敢当」
(沖縄を歩くとよく見られる。)



座喜味城跡へ行くには?
下の地図を見て分かるとおり那覇から西海岸のリゾートエリア(万座毛の周辺)
へ向かう途中に位置する。
(道中ではなくメインとなる国道58号線から残波岬方面へちょっとおれる)
この周辺には他にも琉球村や残波岬といったみどころがあるので
那覇からレンタカーなどで西海岸のリゾートホテルに向かう途中に訪れるのもいいと思った。
レンタカー、定期観光バス、路線バスに分けて紹介します。






簡単な沖縄の地図


車(レンタカー)
沖縄本島を周遊するなら車(レンタカー)が便利!

那覇など一部を除けば公共交通機関が不便な沖縄
座喜味城跡周辺には残波岬や琉球村、安保の見える丘、万座毛
などみどころが多いのでそういったところの周遊旅行を楽しむなら
やっぱりレンタカーが便利、那覇空港周辺にも多くのレンタカー会社がある。
座喜味城跡までなら那覇から1時間弱といったところ
座喜味城跡には無料の駐車場もあった。
ちょっと分かりにくい
那覇から西海岸ビーチ沿いへ向かう国道58号線を走るのだが、
嘉手納をちょっと過ぎたところで県道12号線に入り残波岬へ方向へ曲がる。
その残名岬へ続く道がグネグネして分かりにくいのだ。
ナビや地図で注意深く走りたいと思った。途中に案内板もある。
私は以下の順でドライブした
沖縄市→安保の見える丘→座喜味城跡、読谷村立歴史民俗資料館
→残波岬→琉球村→万座毛

定期観光バス
中部をまわるツアーに立ち寄ることがあり

沖縄の中部を巡るツアーで座喜味城跡に立ち寄るものがあった。
座喜味城の駐車場では多くの旅行者や
観光バスも確認した。
ただ、座喜味を通らず、そのまま万座毛など
西海岸ビーチを進み名護へ行ってしまうのも多いので
確認したほうがいいだろう。インターネットなどで調べてみよう。
フリープランの無料送迎バスで立ち寄るかも?
旅行外会社によるが沖縄のホテル+沖縄までの往復航空券がセットになった
プラン(フリープラン)をとると旅行会社によっては、
各旅行会社が出す独自のバスに無料で乗れることがある。
向かう先は西海岸リゾートエリアや残波岬周辺のリゾートホテル
残名岬や座喜味城近くを経由することがあるので
近くまで利用するのも手である。
ただし、座喜味城は路線バスでも出ており片道1,000円前後で行けることと
無料送迎バスを出すものの元の旅行代金が高いこともあるので一概にいいとはいえない。

路線バス
29番の読谷線に乗車する!?

座喜味というバス停がありそこから徒歩10分程度
さらに、那覇バスターミナルから29番バスで直接行ける。
ガイドブックなどで調べるとそのように紹介されていることが多い。
確かに路線バスの中では那覇バスターミナルから直行できて便利だが
問題は本数の少なさだった。1日5〜6本位しかないのだ。
なのに
座喜味よりちょっと先の高志保入口というバス停では
那覇バスターミナルから28番バスがあり本数が多く
1時間に3本以上でていることがあるようだ。
(28番も29番も同じ那覇バスターミナルと読谷バスターミナルを結ぶが
経由地が違うのだ)
なので
28番バスで高志保入口や読谷バスターミナルへ行き
徒歩か(30分位歩くかもしれないが)
62番や94番バスで座喜味へ行く方法が考えられる。
また
西海岸ビーチを走る20番とか120番バスで喜名バス停で降りて
歩くか(やっぱ30分位かかるかなあ?)
そこから62番や94番バスで座喜味へ行く方法も考えられる。

ただし、季節や曜日などでも本数に変化があるので
詳しくは各自で調べてください。
値段は那覇から千円前後で乗り換えると100円ほど高上がりになった。
所要時間は乗り換え時間や混雑状況によるが1時間強といったところだろう。(07年現在)



座喜味城跡を歩いての感想
実際に座喜味城跡と読谷村立歴史民俗資料館に訪れた感想
をまとめてみました。


駐車場に車をとめて城壁へと向かう。
駐車場に車をとめて城壁へと向かう。きれいに整備された公園で
多くの旅行者が訪れていた。広々した雰囲気で気持ちがいい。
しばらく歩くと城壁が見えてきた。


城壁が見えてきたちょっと感動!


城壁が印象的、眺めがいい

座喜味城についての掲示板もあったがほとんどの人は
城壁のアーチ型の門で写真を撮ったり、上から風景を眺めたりしていた。
広々とした丘と曲線状の城壁、そして上から眺める沖縄と青い海がすばらしかった。
なお、アメリカ軍のレーダー基地「象のオリ」も眺めることができた。
せっかくなので城壁のまわりを1周した。


城壁の向こうに見える眺め

読谷村立歴史民俗資料館に入る。

入る人はほとんどいなかったが、読谷村立歴史民俗資料館がある。
本当に村立の公民館のような資料館だったが、
個人的には一見の価値はあると思った。
印象的だったのをいくつか挙げると
(沖縄戦のときの読谷村やその後の苦難の生活についての展示)
座喜味城跡が日本軍の高射砲陣地でアメリカ軍機が低空で攻めてくる様子の絵
アメリカ軍の上陸の様子や地上戦の写真、軍服や弾薬などの展示品
また、戦後、配給の大きな缶詰で作ったカンカラ三味線が当時の生活の苦しさを感じさせた。
昔の民家、農具、漁具など
戦争でほとんど失った、読谷村の民家の復元、他にも漁具や農具、その他
いろんな家財が展示されていた。読谷村だけでなく、昔の沖縄の生活ぶりがしのばれる。
他にも
沖縄独特の亀甲墓や衣類などの展示がされていた。

喜名焼の展示
読谷村の焼き物である。壷などが展示されていた。
















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06年に旅行07年8月に調査、作成
その後も何度か修正しました。
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる場合もありますので注意してください。