京都旅行より 洛東

無鄰庵「むりんあん」

南禅寺近く、明治29年に
造営した別荘であり
近代日本庭園の原点とも
言われている。
庭園や洋館を歩いて
和と洋の魅力を感じたい




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むりんあん
無鄰庵「むりんあん」に入る

目次
(クリックするとジャンプします)


無鄰菴「むりんあん」とは
歴史、開園時間、入園料など

無鄰菴の行きかた

無鄰菴に訪れて
実際に訪れての感想







無鄰庵「むりんあん」の場所





無鄰庵「むりんあん」とは?
明治27年から29年に造営された。

無鄰庵「むりんあん」とは
山県有朋の別荘で
明治27年から29年に
造営された庭園である。
京都では新しい庭園であるが、
日本の近代庭園の原点ともいわれ
芝生など独特の雰囲気を見せている。
作庭は小川治兵衛という人物
ここで日露戦争の決定がされた
無鄰庵「むりんあん」で最も有名なのは
日露戦争の決定がされたという
無鄰庵会議が開かれた場所なのだ。
その部屋は今も残されており
見ることができる。


庭園が広がる


無鄰庵「むりんあん」情報
開園時間

9:00〜17:00(16:30まで入園可能)
入園料
400円 小学生未満は無料
抹茶付で+300円
休園日
12月29日〜1月3日
滞在時間
洋館に入った後 庭園を1周
一般の観光なら15分〜20分位でいいと思う。
抹茶を飲んでゆっくりして30〜40分位では?
個人差はある。



無鄰庵「むりんあん」
の行きかた

場所は南禅寺や平安神宮の近く
場所はいい。
なお、入口は小さく
分かりにくいが看板あり
ガイドブックなどの地図があれば
迷うことはないと思う。


市バス

無鄰庵周辺には多くのバス停留所がある。
例えば
京都会館美術館前や神宮道
法勝寺町など
そこから歩いて10分位だ!

京都会館美術館前ならJR京都駅や祇園
四条河原町などからバスが出ている。
ちなみに
京阪バスでは蹴上というバス停留所がある。
確か 山科駅や三条京阪 
四条河原町から出ていた。
(渋滞)
こまわりが利いて便利なバスだが
問題は渋滞
桜や紅葉のシーズンともなれば
渋滞で大幅に遅れてしまう
こともある。その場合は
地下鉄がおすすめだ!

地下鉄
東西線の「蹴上駅」から歩いて
10分しない位だ。
渋滞時や山科方面から訪れる場合など
便利なことが多い。


周辺はゴチャゴチャしており車は
おすすめできない。
また、無鄰庵には駐車場がないので
近くのコインパーキングに
停めることになろう。


地下鉄東西線「蹴上駅」から近い




無鄰庵「むりんあん」
に訪れて

実際に訪れての感想を
まとめてみました。


無鄰庵入口にて

場所は蹴上駅や京都市動物園近く
地図を開いてもあまり
目立たない存在である。周辺は塀に
囲まれているが看板があるので
目印にしたい。また、入口も小さい。
中に入り入園料を支払って
頭をぶつけてしまいそうな
小さな入口をくぐる。


ここから庭園に入る


広い庭園

小さな入口と周辺のゴチャゴチャとは
裏腹に広くて見事な
庭園が広がるのだ。芝生の庭など
近代的な雰囲気もある。
庭園は後にしてまずは、
日露開戦の決定がされた洋館に入る。


庭園の様子


2階建ての洋館

洋館といえば洋館だが、
「蔵」のような雰囲気であった。
特別大きな洋館ではなく、
1階と2階の部屋に分かれる。


洋館の様子

1階の部屋

レンガ造りでノスタルジックな部屋である。
数々の庭園の写真に当時使われたので
あろう硯箱などが展示されていた。
そしてもう一つ
別荘の持ち主であった山県有朋
庭園を造営した小川治兵衛の写真と
その紹介

伝統的な造園に批判的な山県有朋と
その期待に答えて
造園する小川治兵衛の話など
興味深いものだ。
近代庭園の先駆者とされている。

2階の部屋
日露開戦の決定がされた無鄰庵会議が
開かれた部屋がある。
歴史的から見ると無鄰庵最大の
みものかもしれない。
薄暗くソファーにシャンデリア 
天井のデザイン
壁画は狩野派による金碧花鳥図と和洋混合
古いながらも高級感を感じる部屋である。
隣の部屋には山県有朋愛用の
書見台椅子があり
書見台ソファーといったところか?
古さが明治を感じる。

ちなみに
無鄰庵会議とは明治36年4月21日
山県有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎
の4人が今後の外交方針について
約2時間にわたって話し合われた。


ここで無鄰庵会議がおこなわれた


庭園に出る。
(池泉式廻遊式庭園)

洋館を出る。目の前には庭園である。
池泉式廻遊式庭園であるが、中心部は
芝生と池 川
周辺には異なる趣を感じる。
そして東山を背景とした借景庭園でもある。
和洋混合を感じる庭園なのだ。
洋館を背に右側から1周してみた。

苔の世界
向かって右側 木々の下には
苔が波をうつように生えているのだ。
小さいながらも神秘的に思える。


波打つような苔


庭園の奥

流れ出る川の源流 
そのせせらぎを爽やかである。
ここから眺める風景もすばらしい。


庭園の奥


まるで森の小川!?

芝生の中を歩いて向かって左側 
小さいながらも
森の中を流れる小川のように
感じる風景が広がる。


森の中にいるような雰囲気


母屋で抹茶

母屋にある和室で庭園を眺めながら
ゆっくりと抹茶を楽しむ。
雰囲気もいいし300円とは金額的に
安いと思った。
その後 無鄰庵「むりんあん」を後にする。


抹茶を楽しむ




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(注意)
2010年9月の旅行経験から
作成しました。
状況が変化している
場合や実際と異なる事
も考えられるので
参考程度に自己責任で
調査してください。