台湾旅行より 淡水 紅毛城の魅力
台北郊外にある「淡水」ここの代表的な観光スポットが紅毛城である。
堂々と建つレンガ造りでオランダやイギリス
オーストラリア、アメリカの手に渡り砲城や領事館として
台湾の歴史を見守り続け現在は第一級古蹟となっている。
内部の豪華なインテリや歴史の紹介、城からの眺めなど楽しめる。
台湾の歴史感もちょっと変わった気がした。


 ツイート


紅毛城
(淡水に訪れたらぜひ立ち寄りたい!)












トップ
台湾旅行



いろいろしらべてお得な旅をしよう!
格安台湾旅行方法



紅毛城へ行くには?
淡水の代表的観光スポット、淡水観光のオプショナルツアーで淡水に参加したら
紅毛城も含まれるが一般的、個人でも紅毛城を淡水の目的地とするのいいと思う。
MRT+バス

MRT淡水駅からバスが出ている。バス番号とその路線図もあり紅毛城も
書かれていたので分かるだろう。運転手に「紅毛城」でも書いて
見せたら理解してくれて、その近くで降ろしてくれた。
それほど時間はかからなかった。10分位で行けたと思う。
時間と元気があれば歩いても行けよう!20〜30分位とのこと
淡水観光の拠点として
個人でいく場合、淡水といっても広く駅についてもどこへ行けばいいのか分からない。
その場合でも紅毛城を目的地として行けばいいと思った。
城のすぐ目の前は広々として美しい淡水、河沿いには喫茶店などもあり
早めに着いたので、周辺を散歩した。気持ちよかった!



MRT淡水駅前からバスが出ていた。


紅毛城の楽しみかた・所要時間
歴史と豪華な室内

まず紅毛城の原型は1644年に造られたと言われている。
大航海時代である。その時代の台湾周辺の様子など日本語で分かりやすく紹介
もう一つは領事館として使われた時代もあり
ヨーロッパ風の豪華な書斎や寝室を見物
そして、城からの眺めもすばらしい。


高台に位置するため風景もすばらしい


所要時間

くるりとまわって30分位だったが個人差によるだろう。
なお、訪れたのが日曜日だったせいか旅行者で賑やかだった。
旅行者は主に国内(台湾)の人だった。

紅毛城情報
以前は入場料60元と書いてあったが
2010年1月から無料になったと言う情報あり(要確認)
休館日は月曜日(月曜祝日ならその翌日とのこと)
開館時間
9:30〜22:00であるが室内に入れるのは18:00まで
(2007年の旅行経験による 2010年に再調査)


紅毛城の歴史について
台湾といえば漢民族(中国)を意識する人も多いが
かつては多くの部族に分かれた原住民が住み
そして大航海時代にはスペイン人やオランダ人が上陸
そんな時代を想わせる興味深い城である。


1628年大航海時代の貿易の拠点としてスペイン人が築城、
その後、原住民によって焼かれる
その後スペイン人は石造りの城を築城するが、取り壊す。
さらにオランダ人が進攻してスペインは降伏
その後、オランダ人が再び築城
今の紅毛城の原型ができたといわれる。(1644年)
その後も原住民の攻撃などを受けた。
1600年代後半になって漢民族による台湾の統治が始まったが
清の時代 長い間、城は放置され荒れてしまい
修復をしたのは1724年となる。

その後1860年には淡水は開港
そしてイギリス領事館となった。
第二次世界大戦には閉鎖して
戦後はオーストラリアその後アメリカの管理となって
1980年台湾のものとなる。
1984年に一般公開される。
歴史を感じさせる城である。



歴史を感じさせる大砲

紅毛城に訪れて
西洋的な建物

当初の紅毛はスペイン人が築城 その後オランダ人の城となるのだから
建物は西洋的だ。「台湾らしさ」から外れるかもしれないが
台湾の時代を見つめてきた城には違いないだろう。
違った「台湾」を知ることができた。
日本語案内板もあり歴史を分かりやすく紹介
例えば、1570年には日本や沖縄の地図があり東アジアについて認識されていたこと
豊臣秀吉の時代は台湾占領も考えており
マニラのスペイン人は日本の南侵を阻止しようとしていたことなど
日本語でも分かりやすく説明していた。日本人旅行者にはうれしい!
海外からみた歴史を知るも興味深いものなのだ。
展示品も多し
紅毛城から見つかった品々も展示されていた。
例えばイギリス領事館時代のものとおもわれる乳母車など
今も強く印象に残っている。
建物もよかった
レンガ造りの2階建ての建物だ。頑丈なつくりではあるものの
デザインもすばらしく。不思議と淡水の風景に溶け込んでいるようだった。
庭園もすばらしくカフェテラスもあり、昔の大砲などもあった。
外の風景もすばらしい
そこから眺める風景もいい。
そこから眺める淡水、多くの歴史をみてきたのだろう。



 
紅毛城を歩く


 ツイート








淡水に戻る



トップに戻る
台湾旅行




スマートフォン




07年9月の経験と調査によるものです。
実際と異なるものや、状況が変化していることも考えられます。
参考程度に自己責任のもとで調査してください。