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レストランと比べ
カジュアルで気軽に入れる
ビストロ(Bistro)
魅力、利用方法など
まとめてみた。


ビストロにて

フランス旅行

 

食事について

 

1.ビストロ(Bistro)とは?・魅力

(1)カジュアルレストラン

アットホームな雰囲気も

日本でも個人で
経営しているような
お洒落なフランス料理店を
見るだろう。
フランスも同じで
街を歩けばよく見かけた。

その多くは
ビストロ(Bistro)といい。

気軽に入れる
カジュアルレストランといった感じ

調べると

「小レストラン」

とか

「居酒屋」

という意味らしい。


気軽なレストラン

呼び方が異なる

ビストロ(Bistro)よりも
大衆的な店を
ブラッスリー(Brasserie)
と言い。
リヨンでは
ブション(Bouchon)
郷土料理を出す
大衆食堂がある。

が実際は曖昧

どう見てもビストロでも
Restaurant
と書いてあることも

カフェみたいな
ビストロもあれば
レストランに
引けをとらないような
ビストロもある。


ブション(Bouchon)
(リヨンにて)

ファミレスはほとんどない

日本人から見て
カジュアルレストラン=ファミレス
と思うが

フランスでは
大型チェーンの
ファミリーレストラン
はほとんどなく
多くは個性を凝らした料理店

なので

日本人から見て
ファミレス的存在
とも思える。

(2)外国人も利用しやすい

レストランはお堅い?

ミシュラン星付のような
レストランの場合
予約必須
服装は正装
(ジャケット、ドレスコード等)
コースも前菜~メイン~デザートを
アラカルトで注文することが多い。
(日本語メニューはほとんどなし)
食事をするにも品格を求められるし
子供NG(いても大人同等の扱い)

と不慣れな外国人にとっては
難しい物だ。

ちなみに値段も
1万円以下は難しい。

詳しくはレストラン
を参考にして下さい。

ビストロはカジュアル

予約不要・カジュアル

予約はしたことない
ほとんど不要だ。
服装もカジュアル
(襟付きを勧めるが)


カジュアルな雰囲気

入口にメニューがある

大体店の入口にメニューが
置かれており
アラカルトの他に
Menuというセットメニュー
が書かれている。
フランス語(英語)
が分からなければ
Menuにすればいい。

店によっては
子供向けメニューがあることも


メニューがある

アットホーム感が多い

レストランと比べ
アットホーム感があり
店員もカジュアルで
暖かく迎えてくれるのがいい。

(3)コース料理が一般的

日本人から見れば高級?

フランスでは
日本ほど外食は
一般的でなく
割高で贅沢感がある。

ビストロとて
1品ずつ楽しむ
コース料理が一般的

焼肉定食とか
野菜炒め定食のように
一気に出されることは稀

日本人からみれば
立派なレストランに感じるだろう。


1品ずつ楽しむ

(4)値段は15~50ユーロほど

価値はある?

店によるが
コース料理で
10~30ユーロほど
ワインなど
飲み物で5~20ユーロ
平均で30ユーロといった所

日本でも
小フランス料理
ランチコース3~5千円位
が相場だろう。

工夫を凝らしている

1ユーロ140円と見れば
1食2,100~7,000円
カジュアルレストランで
この値段なので
安いとは言い難いが

味付けなど
店によって
個性を凝らしていることが多く
それなりの
価値はあると思う。


工夫を凝らしている

(5)味・量

美味しい

「はずれ」は少ない

フランス旅行中
食事で「まずい」
と思ったことはない。

一般的に

フランス料理には
「辛い」「しょっぱい」
といった刺激食は少なく
全体的にまろやかな味
好き嫌いのギャップは
少なかった。

下手なレストランよりいい?

聞いた話だと
フランスはちょっとした
ビストロブーム
カジュアルなうえに
店によって相違工夫
を凝らしていて
下手なレストランより
美味しいことも

ライスはない

米文化のないフランス
主食はフランスパンで
ライスが出ることは
ほとんどないだろう。
1週間もいれば
米が食べたくなる
日本人も多いようだ。
旅行前にパン食に慣らすか
日本料理店や中華料理店
をチェックしておくもいい。

ボリュームあり

パン食べ放題

フランスの食事スタイルは
朝食はとらない又は軽め
昼食も軽め
お腹をすかせて
夕食はしっかり
というパターンが多い。

つまり

2食は軽く
1食は豪華に

といったスタイルだ。

うちビストロでの
食事は「豪華」に値するだろう。

昼食にビストロで
セットメニューを
食べたら
夕食が入らない位の
量だったことがある。

そうでなくても
パンお代わり自由なので
足りないことはなかった。


パンお代わり自由

(6)言葉の心配

ほとんど不要

「ハロー」とか「ボンジュール」
と言って店に入り
席に案内してもらう。
指さし注文OK
発音の問題もあるので

誤解を避ける為
注文時
下手にフランス語は
話さない方がいいと思う。

どんな料理か分からないなら
Menuという
コース料理を
選べばいい。
その中から
魚料理か
肉料理か選ぶことがあるが
難しくはない

なお

コース料理は
店によって様々
値段も
15ユーロとか20ユーロとか
値段と相談してもいい。
フランスの食事は
全体的に美味しく
はずれは少なかった。

こだわりがあるなら

料理にこだわりがあるなら
セットのみならず
アラカルト(1品ずつ)
注文するなら
ある程度理解した方がいい

詳しくは
次の「ビストロの利用方法」
でまとめました。

2.ビストロの利用方法

(1)入口のメニューでチェック

至る所で見られた

ビストロだの
ブラッスリーだの
色々あるが
店の前にメニューがあり

À la carte(1品料理)

Menu(セットメニュー)

に分かれている

おおよそ注文したい品を
チェックしよう。
文字が読めないなら
Menuにすればいい。

通常
前菜+メイン+デザート
のセットになり
メインは
肉(Viandes)
か魚(Poissons)
か選べばいい
英語表示も多い。


メニューをチェック

(2)中に入る

席に案内してもらう

「ハロー」とか「ボンジュール」
と言って店に入る。
係員が来て席に案内してくれる。

好みの席でなければ
にこやかに
指さしで
「ここがいい」
なんて顔すればいい。

レストランと異なり
カジュアル感がよかった。

(3)注文する

指さし注文

メニューが出される。
写真付きは少なく
フランス語か
英語のみが多い。

先にも述べたとおり
分からなければ
Menu(コース)に
すればいい。
シェフお勧めが多く
アラカルトと比べ
1~2割ほど安いことが多い。

飲み物注文

ワイン

Menuとて
料理のみならず
飲み物(Boissons)も注文
通常
ワインに合わせた
料理が出されるので
ワインを勧めるが
種類が多く
よく分からなかった。
Red(赤)かWhite(白)
Glass(グラス)
Half bottle (ハーフボトル)
などサイズを確認
あとは値段で相談した。

なお

フランス語でワインはVinだが
英語でRed wine(赤ワイン)
などと英語書きも多い。

他 ソフトドリンク等

コーラ(Cola)
オレンジジュース(Orange juice)
など
ちなみにお
Water(水)は
Non gas(ノンガス)
と言わないと
炭酸水が出されることも

(4)個別で注文する方法

こだわりがあるなら

セット(Menu)なら楽だが
こだわりがあるなら
1品料理 À la carte(アラカルト)
で注文しよう。

その場合は
ある程度の語学力や
コースの流れを知りたい。

なお

アラカルトでも
指さし注文OK

コースの流れ

前菜~デザート

メニューを開くと

前菜(Entrées)
メイン(Plats)
デザート(Desserts)

というような流れになっている。

また

メインでも
肉(Viandes)
魚(Poissons)
に分かれる。

そこに

ワイン(Vin)
など飲み物を注文する。

組み合わせは自由だが

基本的に
組み合わせ自由だが
飲み物に
「前菜+メイン」
「メイン+デザート」
「前菜+メイン+デザート」
と注文することが多い。

訳わからず

前菜ばかりとか
メインばかり注文すると
出す側も困るだろう。
フランス料理は
コースが基本
一度に出すのでなく
順序に沿って出すのだ。


流れがある

どんなメニュー

食材と料理方法

例えば
boeuf(牛肉)
saumon(サーモン)
といった食材
fumé(燻製)
rôti (焼く・ロースト)
といった料理方法が
記載されていた。

「rôti 」「 boeuf」
なら牛肉のロースト?
なんて判断した。

多様な食材

eccargot(エスカルゴ)
が有名だが
他にも
フランス料理は
多種多様な食材を
用いており

例えば

écrevisse(ザリガニ)
Lapin(ウサギ)
grenouille(カエル)

なんてのもある。


フランスならエスカルゴ?

(5)ゆっくり食事

コースが一般的

基本的には
1品ずつ出される
コース料理が一般的
ゆっくりと味わいたい。
最後は追加に
コーヒーなど
注文するもいい。


食事を楽しむ

(6)お会計・チップは?

テーブルで済ませる

支払いはテーブルで
済ませるのが一般的
食事が終わったら
「チェックプリーズ」
とも言えばいい。
請求書が来る。
カード払いなら
「カード プリーズ」
とも言えばいいだろう。

チップは?

サービス料込が多い為
チップの義務はないし
自分自身ビストロでチップを
払ったことはない。

ただ実際は

チップを払う人は多い
相場としては
1~5ユーロ位
又は
食事代の5%程度

少ない札で
さりげなく渡す
小銭はNGだ。

なお

テーブルを汚した
だの
特別なサービスを
受けたなら
上乗せしたり

特別なサービスを
受けたなら、その人に
渡すもいい。

3.その他・注意点

(1)営業時間

短い

ランチタイムは
11:00~14:00
ディナーは
17:00~22:00

朝食時間なし

営業時間は短いことが多い。

10:00とか15:00
といった中途半端な
時間帯だと
どこもお休み
ということおある。

休日も

日曜日休店
他にも
夏休みシーズン
それも10日とか20日とか
長休暇であることも

お目当てがあるなら
ガイドブックなどで
チェックしておこう。

(2)最低限のマナーは必要

カジュアルとはいえ

ビストロは
レストランと比べ
カジュアルであるが
最低限のマナーはある。
そのいくつかを挙げると

服装

Tシャツでも違和感
ない店もあれば
襟付きが好ましい店もある
日本でもそうだが
店の外観で分かるはず

音たてない

音はたてない
鼻かんだり
ゲップするなど
絶対にしない。

取り分け禁止

量が多いからと
1つの皿での取り分け
フランスではマナー違反だ。
事前に小さな
皿にもってもらおう。

(3)的外れ!?

イタリア料理?

ビストロ=フランス料理
とは限らず
適当に見つけたら
雰囲気からして
イタリア料理店だった
なんてことも
メニューをみれば何となく分かる。

最も

フランス料理
イタリア料理
明白な区分は付きにくいが

 




 

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