1.オープンバスについて
オープンバスとは?
パリの街を歩くと屋根なし2階建バスをよく見かける。
オープンバスといい10分~30分間隔で
パリの主要な観光スポットをクルクルとまわるのだ。
パリ観光に便利なオープンバス
日本語案内
オープンバスには10ヶ国語程度のイヤホンによるガイドがある。
もちろん日本語サービスもあり、地下鉄や路線バスと比べ
言葉の面でも安心感がある。
数ヶ国語のイヤホンガイドがある(ソウルにて)
自由にまわれる
1日券又は2日券を購入し有効期間内は乗り降り自由
観光客に便利なよう観光スポットや繁華街を中心にクルクルまわるのだ。
2.オープンバスの利用方法
(1)まずはチケットを購入
1回券というものはなく1日券又は2日券を購入
バス車内でも買えるらしいが
インターネットをとおすと事前に日本で購入することができるし
ランチクルーズがセットになった割引チケットがあったりする。
詳しくはオプショナルツアーをクリック
値段
1日券(1日パス)36ユーロ
2日券(2日パス)40ユーロ
2日券の方がお得だ。
(2)バスに乗る
日本で予約した場合 メール等でバウチャー(予約確認証)が送られるので
乗車時に運転手に魅せると日付が入った1日券又は2日券と交換してくれる。
(日付入は必ず確認しよう)
あとはバスに乗る度にチケットを見せればいい。
有効期間内は乗り降り自由だ。
バスに乗る
4コースに分かれる。
代表的なパリのオープンバス(L’Open Tour bus)は大きく4コース
に分かれている。パリの主要な観光スポットなど
網羅されているようだ。
グリーンのルート
最もメジャーと思われる
凱旋門やエッフェル塔、ノートルダム大聖堂などパリの中心部をまわる。
夏の昼間など10分間隔で出ているようだ。
イエローのルート
これもパリの代表的な観光スポット「モンマルトル」をまわるルートだ。
下町のような雰囲気がいい
ブルーのルート
バスチーユやリヨン駅などをパリ中央から見て南東部をまわる。
オレンジルート
サン・ジェルマン パリの南側をまわる。
モンマルトルへ行くバスもある
3.オープンバスの注意点
ある程度下調べをしよう
日本語音声ガイド付で主要な観光スポットをクルクルまわるので便利だが
ガイドや添乗員が同伴するツアーのようにはいかない。
大雑把でいいから
事前にルート図を確認して何時頃 どのあたりをまわるという
計画はたてておきたい。
観光施設に入るのに時間がかかることもある。
夏休みのノートルダム大聖堂、エッフェル塔に登るのに2時間以上並んだ。
ルーブル美術館も長蛇の列で午前中など中に入るのに30分以上並ぶことも
あまり人気のない サントシャペルやコンシェルジュリーでも10分以上並んだり
いくらオープンバスで手際よくまわれても
1日かけて訪れたのは2~3ヶ所ということになりかねない。
混雑を避けるために工夫をしたい。
例えば
・ノートルダム大聖堂は開門より前に並ぶ。
・エッフェル塔は多少割高でも事前に優先入場券を購入しておく
オプショナルツアーでも売られていた。
・ルーブル美術館は水曜日金曜日は21:45まで開館 遅く行けばすいていることがあった。
(ただ、あまり遅いと閉まっているエリアもあることも)
という具合だ。
長蛇の列(ノートルダム大聖堂)
時間がないなら風景を楽しむだけでも?
ガイド付きツアーでパリ観光をする場合
実際に降りるのは1ヶ所2ヶ所で
そのほとんどがバス車内から眺めるだけというのも多い。
半日ツアーでエッフェル塔 ノートルダム大聖堂 凱旋門に登り
ルーブル美術館へ行ったりモンマルトルの丘へ行くのは不可能だろう。
オープンバスでも とりあえす2階にオープンスペースで雰囲気だけを楽しみ
訪れるスポットを2~3ヶ所に絞るという方法がある。
凱旋門
複数の会社がある
ロープン・トゥール(L`Open Tour)とレ・カール・ルージュ(Les Cars Rouges)
の2社が運行している。L`Open Tourは黄色い車体でLes Cars Rougesは赤い車体なので
すぐに分かると思う。別会社なので、同一のチケットでは利用できない。