1.実際はいくらかかるの?

(1)知らぬ間に30万円超過も!?

フランス7日間85,000円?

インターネットで調べると
フランス7日間85,000円とか
添乗員同伴ツアー125,000円とか
パリ往復航空券58,000円など
破格と思われるプランが表示される
しかし 実際は
85,000円でフランス旅行ができるわけではなく
あれよこれよといろんな費用がかかり
結果
30万円以上になってしまうこともあるのだ。


航空運賃やホテルの他 いろんな費用がかかる

実際 いくらかかるの?

ではパリ7日間85,000円(フリープラン)を例にとろう
実際 料金に含まれるのは
パリ往復航空券+パリ滞在中のホテルだけなのだ。

空港使用料など

空港使用料、航空保険、入国に伴う各種税金など+2~3万円
まれにパリ往復24,800円なんてプランがあるが
燃料サーチャージが含まれず 別途5万円追加なんてこともある。


海外だと空港使用料も結構かかるのだ

出国日 帰国日

表示される価格はオフシーズンの平日出発(それも火曜日とか)
もしGWやお盆、年末出発なら2~3倍することも
そこまでいかなくても学校が夏休みに入る7月下旬8月上旬になると
1.2~1.3倍することがある。
さらに、週末に出発、帰国なら片道+1万円など
また、日本航空 全日空などの直行便利用で+5~7万円など

観光にかかる費用

オプショナルツアーに参加すると
ちょっと郊外にでるだけで1日1~2万円
ルーブル美術館にエッフェル塔、
凱旋門にノートルダム大聖堂など
入場で平均10ユーロほど
1ユーロ135円で両替していたら
観光だけで1日1万円超過することも!


入場料もかさむのだ

飲食代

朝食8ユーロに
ビストロ(カジュアルレストラン)で
1食30ユーロ
お洒落なレストランなら
50~80ユーロすることも
カフェでコーヒー2ユーロに
ソフトドリンク3~5ユーロ・・・
結果 飲食代で1日1万円超すことも!?


食事代もかさむことも!

工夫次第で安くできる

フランス7日間85,000円と書いてあったのに、
結果30万円位になることもあるのだ。
しかし、工夫次第では20~25万円程度に
抑えることができるのだ。

(2)では安くするには?

飛行機は経由便をすすめる

安いプランはカタール航空(ドバイ経由)、中国国際航空(北京経由)、
大韓航空(ソウル経由)などの経由便が多い。
日本航空 全日空 エールフランス航空直行便が
15万円に対し7~8万円程度
ツアー(フリープラン)も
5~7万円位安いことがあるのだ。


中国国際航空(北京経由でパリへ行けた)

時間も3時間位しか変わらない

航空会社によるが経由便でも接続はよく、
直行便なら12時間のところ15時間位が多い。
わずか3時間のロスで5万円も安くなるなら、
経由便を選びたい。


直行便と比べ3時間程度ほどのロスですんだ。

安全性?

「安い航空会社は危険」と思いがち
言われてみればそんな気がする。
しかし、自分が思うのに
危険な航空会社でも墜落等、
重大な事故は数十万分の1程度では?
宝くじ10枚買って1億円当たる位の確率?
むしろ、街中で事故に巻き込まれる
可能性の方がが高いのでは?

すぐ売れ切れる

経由便とは余った席の穴埋めなのだ。
確保できる席が少ない上に
人気があるからすぐ売れ切れる。
7月上旬出発で4月下旬には
売れ切れてしまうこともザラ
早めの予約をすすめる。
経験上、6ヶ月以上前は販売されず
夏休みシーズンでも4~5ヶ月前なら
空いていることが多かった。

入国カードは英語

機内で記述する入出力カード
日本発着便なら日本語版があるが
第3国経由なら日本語版はない。
職業や旅行目的など英語で書けるようにしよう。
でも 簡単だ。
ガイドブックでもネットでも
入出力カードの記入方法はゴロゴロ紹介されている。
10分も調べればいい。
フライトアテンダントも英語だが、
指さしやジェスチャーで何とかなった。

深夜に乗り換え?

カタール航空など深夜や早朝乗り換えがある。
夜は苦手な人は注意しよう
最も
フライト時間12時間、時差8時間のフランス
直行便も同じだと思うけど・・・

万一のときは後まわし?

経由便で一番注意したいところ、
余った席の穴埋めだから
欠航や遅延が発生した場合、
後回しにされる可能性がある。
直行便の方がそのリスクは低い。
時間に余裕があり1~2日遅れてもいい人向け
遅れても航空会社の責ならホテルなど保障してくれるはず。

ハイシーズンから数日ずらす

一気に安くなることも!

最安値が85,000円に対し
GW お盆 年末は15万円とか20万円することがある。
しかし、3~5日ずらすと、10万円位になることがある。

観光や交通費を安くしよう!

パリ・ミュージアムパス

ルーブル美術館、オルセー美術館、
ノートルダム大聖堂、凱旋門にベルサイユ宮殿まで
パリの主要な観光スポット出入り自由のパスで2日48ユーロ
金額だけではない入場券を購入する手間も省ける。
自分の知っている限り、パリの主要観光施設で
対象外なのはエッフェル塔だけだった。
パリをあちこちまわるなら お得だ!


パリ・ミュージアムパスがあればルーブル美術館も出入り自由

優先入場券をすすめる

7月上旬でもノートルダム大聖堂やエッフェル塔の場合
2時間待ちは当たり前
ルーブル美術館やベルサイユ宮殿でも長蛇の列
1時間以上並ぶことも・・・で高い。
安く、スムーズにパリを楽しむには
事前の調査が必要だ。
2日間110ユーロ 3日間160ユーロ以下で
優先入場券+地下鉄や路線バス乗り降り自由に
セーヌ川クルーズのパスが売られていた。
1日50ユーロちょっとで
パリの観光と移動はカバーできるし
優先的に入場できるだから利用価値大
そうそう
ノートルダム大聖堂の塔は優先入場できない
だから 開門1時間前にに並ぶなど工夫をしよう。


この行列を見れば優先入場券が欲しくなる

ヴェリブ(レンタサイクル)とオープンバスでお得に移動

時間に余裕あり数時間待っても平気ならパリミュージアムパスを購入して
パリの移動はヴェリブ(レンタサイクル)を使おう。
うまく使えば1日1.7ユーロでパリをまわれる。
安心を買うならオープンバスもおすすめだ。
1日30ユーロなど割高になるが日本語イヤホンガイドもある。


ヴェリブでパリをまわるのもいいし 安い!

優先入場券などオプショナルツアーサイトで事前に購入

パリミュージアムパス、優先入場券、
オープンバスのチケットは日本で簡単に安く手に入る。
オプショナルツアーサイトの目次に
美術館 入場優先パスがあった。
ここで購入手続きをするのだ。

 

詳しくは

 

 

飲食代

コースは1日1回!?

一般的にフランス人は朝食は軽め(又は食べない)
昼食も軽め(ホットドッグなど)夕食は豪華
といったところ、もし、1日2食、
レストランでコースをとると、かなりの出費だし、胃がもたない。
ではどうすればいいか?
朝食は
クロッサン+コーヒー+オレンジジュースで
6~8ユーロなど割高
事前にスーパーで購入するとか朝食付ホテルを選ぶとか
昼食は
カフェで軽い食事
エスカルゴなど(おかわり自由のパンがついて)15ユーロほど
夕食は
ビストロ(カジュアルレストラン)で
ワインを付けて25~30ユーロ
ビストロなら予約不要でコースメニューがあるので
言葉の心配もほとんど不要 服装も気にしないでいい。
なお、
昼食をコースにすると安あがりで店も空いていることがある。


ランチをコース料理にすれば安くなることも!

旅行中1回はレストランでコースを

せっかくのフランス旅行 1回はレストランでコース料理を楽しみたい。
その場合は事前 予約をしたい。
また、コースメニューというのがなく 言葉の面で不便を感じるし
よく分からないで注文すると凄い出費になる。
オプショナルツアー
で事前に予約することをすすめる。
あらかじめコースで予約できるし
レストランのグレードで値段も表示されているので安心だ。
服装にも注意しよう!


せっかくのフランス旅行 1回は豪華なコースを!

ミネラルウォーターを持参しよう

カフェに立ち寄りコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす。
フランスへ行ったら絶対に経験したい。
しかし、のどが渇いたといってカフェで1杯5ユーロもする
コーラーをゴボゴボ飲むと
凄まじい出費になる。また、街中は自動販売機も少ない。
ホテルなどでミネラルウオーターを準備したい。
個人旅行やフリープランなら近くのスーパーで
ミネラルウォーターを買い込む方法がある。
500ccで0.5ユーロなどだ。


ミネラルウォーターを準備

日本でユーロを購入

1.5倍以上違うことも!

個人旅行やフリープランでフランスへ行く人は重要だ。
日本の銀行や金券ショップなら1ユーロ135円位のところ
パリの両替所なら1ユーロ200円以上することもあるのだ。
海外だと金銭感覚が麻痺してしまい。
帰国したら出費が通常の1.5倍なんてこともあるのだ。
なお、クレジットカードのレートがいいこともある。
詳しくはユーロに両替


日本でユーロを購入した方がレートがよかった

(3)クレジットカードはお得!

海外だとメリット大

国内でもそうだが、海外旅行では
クレジットカードのメリットはかなり大きい。

例えば
・レートがいい
カード払いが一番お得だった。
・海外旅行保険付
カードに海外旅行保険が付いているのだ。
・ポイント還元も
カードによってはポイントキャッシュバックもある。

それでいて一般カードは
年会費無料も多く、一括払いなら手数料がかからない。
盗難保険付も多いのだ。

 

詳しくは

お得!クレジットカード


買物などクレジットカード払いがお得

 

(4)旅行会社選びも重要

同じ会社でもここまで違う?

15万円~20万円

同じ出発日、ほぼ同じグレードのホテル、同じ航空会社、似たようなコースでも
旅行会社によって15万円のところもあれば20万円のところもある。

理由とすれば

・店舗数が少なくネット予約などでコスト削減

・添乗員同伴ツアーの場合 1グループの人数が多いか少ないか?

・サポート体制の充実

など

安くて安心商品豊富な旅行会社を選ぼう!

添乗員同行ツアーの場合は、
あまり安い会社だとツアーも少なく
選択幅が狭くなる。
また、航空券のみやフリープランと比べ
旅行会社に支払う金額も大きく
万一「倒産」ともなれば大きな損失になることも
ある程度有名な旅行会社をすすめたい。


安さの他、安心、豊富なプランを揃えた会社を選ぼう!

お土産屋巡り!?

ヨーロッパではあまり聞かないが
旅行中半分は「お土産屋めぐり」ということがある。
旅行代金を安くする分、
お土産屋からのバックマージンで稼いでいるのだ。
心配ならツアー申込時に確認しよう!

インターネット予約をすすめる

同じ旅行会社でもネット限定割引プランを
設定していることがある。
また、扱うプランも多く 選択幅もあるのだ。
心配なら事前に電話をして確認してから予約したい。

おすすめ旅行会社 HIS(エイチアイエス)

プランも豊富 安い

大手旅行会社の一つ
格安航空券から添乗員同行パックツアーまで旅行商品が豊富
調べたところ他の大手旅行会社と比べも格安プランも多かった。

安心

ネットで調べるともっと安いプランを扱う会社はあったが
商品の数が少なく、なかなか希望に添えないこともあるのだ。

 

詳しくは

 

2.フランス(ヨーロッパ)旅行方法

(1)添乗員同行パックツアー

パックツアーとは?

交通(移動)や宿泊がセットになったもの、
旅行会社が企画して募集するものだ。
添乗員同行なら日本出発してから帰国まで
困ったときは何でも相談できる。
移動、ホテルはもちろん、
観光や食事もセットになっていることが多い。


安心 添乗員同行パックツアー

パックツアーのメリットデメリット

安心

ずっと添乗員が付いているので、
ほとんど下調べなしでも旅行ができる。
困ったときも相談できるので安心感はある。

ヨーロッパの場合パックツアーが人気

自由がないことから
添乗員同行のツアーの人気は低下ぎみだが
ヨーロッパ旅行に関しては高い人気を誇っている。
理由としては
周遊型が多い
フランス各地またはドイツやイタリアなど
複数の国を周遊することが多いヨーロッパ
日本と勝手が違うヨーロッパでの移動は
それなりの旅行技術が必要となる。
ツアーならば、旅行技術がなくても
周遊できるので安心だ。
パックツアーの方が安いことも
インターネットで調べると
添乗員同伴フランス周遊7日間
食事や移動費を含め
148,000円とか紹介される。
個人旅行だと
航空券だけで7万円も8万円もするし、
レートの悪いところで両替したり、
よく分からずに高い所で食事をした結果
30万円位することも、
格安パックツアーなら20万円台で行けるのだ。


周遊型旅行ならパックツアーが安いことも!(リヨンにて)

出発日が限定される

出発日はかなり限定される、
また最少催行人数25人などといった
制約もあり中止になることも
パックツアーを希望したが中止になり、
フリープランやオーダーメイドに変更した人も多い。

自由がない?

観光バスなどを利用した団体行動が主
フリープランや個人旅行と比べ自由はない。
ただ、最終日はパリで自由行動というツアーも多く、
中には追加料金で延泊可能なツアーもある。


最終日は自由行動というツアーも(パリ モンマルトルにて)

一人旅は不向きで割高

通常2人1部屋で計算されていることが多く
一人参加は追加料金がかかるし、
ツアーの中で浮いてしまうだろう。
一人参加ツアー
最近 よく紹介されるのが一人参加限定ツアー
ヨーロッパへ行きたいけど
一人では不安というのにいい。
ただし、割高に設定されていることが多い。

詳しくは

パックツアー

(2)フリープラン

フリープランとは?

往復航空券+ホテルのセット

契約上ではフリープランも
旅行会社が企画するツアーである。
ただ、セットされるのが往復航空券+ホテル
プランによっては空港~ホテルの送迎サービス
添乗員は同行せず原則現地自由行動だ。
指定された範囲で航空会社やホテルの選択もできるし
追加料金でアップグレードもできる。

フリープランのメリットデメリット

自由度が高い

原則 現地自由だ。パリの街を自由気ままに歩くのもいいし
日本語オプショナルツアーに参加したり、オープンバスに乗るのもいい。


オープンバスで自由にまわるのもいい

ほぼ毎日出発可能

最少催行人数が1~2人で
飛行機席を確保できれば、ほぼ毎日出発可能

ある程度の下調べ

添乗員が同行しないのだから、
どのようにまわるか自分で計画たてたい。
また、空港でのチェックインも個人で行う。
最近は、携帯電話を無料で貸出し困ったとき
日本語サポートサービスを行う会社もある。

周遊旅行には不向き

パリ一ヶ所滞在 又はパリ+ローマといった具合
パリから日帰り観光することはできるが
周遊旅行には不向き
ちなみに
パリでのホテルをキャンセルしても代金は戻らない。


パリ滞在でゆっくりするにはフリープランもいいかも?

一人旅は不向きで割高

通常2人1部屋で計算されるので
1人参加では1人部屋追加料金がかかる。
1人なら個人旅行の方が安いことがある。

詳しくは

フリープラン

(3)個人旅行

個人旅行とは?

航空券やホテルを別々に手配するオーダーメイドのような旅行
航空券のみ手配して現地でホテル探しをするこも可能だ。

個人旅行のメリットデメリット

オリジナルな旅ができる

旅行会社では紹介されないような田舎へ行き
そこのプチペンションに滞在したり
ユースホステルに泊まったり
ユーレイルパス(ヨーロッパ鉄道の周遊券)を持って
1ヶ月とか2ヶ月の長期周遊旅行をしたりと
ツアーではできないようなオリジナルな旅もできる。

 


ヨーロッパ鉄道周遊旅行などオリジナルティーな旅ができる

ネットで細かな手配が可能

昔は個人旅行とは
高度な旅行技術を持った人ができるものであったが
インターネットの普及で航空券
宿の手配、鉄道切符、オプショナルツアーに食事の予約
はてはセーヌ川クルーズまで
細かな手配が日本語で簡単にできるようになった。
もちろん、予約しないで現地での
「行き当たりばったり」の旅行も可能だ。


今やセーヌ川遊覧チケットも日本で手に入る

それなりの旅行技術が必要

ガイドブック「地球の歩き方」の旅の準備編などで
しっかりと下調べをしておこう。
鉄道やバスの利用 食事など日本と勝手が異なる。
語学力は問われるの?
片言英語でも何とかなったが
ただ、旅の指さし会話集など準備したい。
いざというときは筆談でなんとかした。。

自己責任

個人旅行の原則だ。
例えば、飛行機が遅れて
当日のホテルに入れない場合
航空券+ホテルセットのプランなら
旅行会社を通して対処可能
しかし、個人旅行の場合
たとえ同一の旅行会社で手配したとしても
旅行会社は手配さえすればいい。
後の処理は個人で行う。
個人旅行=手配旅行なのだ。

詳しくは

個人旅行

 

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