1.パッケージ
(1)スーツケース
やっぱり便利
荷物が入る
海外旅行のパッケージといえば「スーツケース」
意外にも多くの荷物を入れることができるのだ。
中身が守られる
硬い殻に覆われているので
荷物が潰れることはない
ヨーロッパだとスーツや
ブラウスなど持っていくことがあるが
シワになる心配もない。
スーツケースは便利
滞在日数によってサイズが異なる
旅行日数に合わせた物を
スーツケースと言っても
30L位から90Lを超す物まで様々
旅行日数に合わせた物がほしい
例えば
3~4泊 45~60L
7~10泊なら 75~90L
など
スーツケースの注意点
持ち運びが困難
ケースに車輪を付けて運ぶ
空港や駅、ホテル内の移動ならいいが
スーツケースを持って街歩きなどかなり辛い。
ツアー(フリープラン)など荷物をほとんど持ち歩かない旅行ならいいが
あちこち歩きまわる個人旅行者はバックパックの方がいい。
壊れやすい
よく壊れるのが車輪
80Lもあるスーツケースで車輪を壊したら
かなり辛い。
成田空港などスーツケースの修理屋があるが
3~4千円位するのはザラだ。
機内持込制限
航空会社によって異なるが
ヨーロッパ便のエコノミークラスなら
預ける荷物(受託荷物)でも
3辺の和が158cm
重さ23kgで
それを越すと追加料金がかかる。
おおよそのスーツケースは158cm以内に抑えているが
自重もあり 例えば80Lクラスのスーツケースなら
5.5kg位あるのもザラ
ヨーロッパ内をLCC(格安航空会社)で移動する場合
機内に預ける荷物は別料金として扱われることも多い。
レンタルをすすめる
家に置くと邪魔なのだ
スーツケースとは小さくもできないため
家に置いておくと結構「邪魔」なのだ。
それに80Lクラスのスーツケースなら安くても5~7千円はする。
壊れたときの修理など考えると結構な出費に!
何度も海外旅行をするならともかく
そうでなければ、レンタルをすすめる。
基本的にレンタルの場合、保険に入っているので多少の破損でも心配いらない。
(2)バックパック
行動派 個人旅行者なら便利
持ち運びしやすい
バックパックとはリュックのこと
背負って歩くのだから
スーツケースと違って持ち歩きやすい
街を歩いて、宿探し、また、
ゲストハウスに泊まるような行動的な旅なら
バックパックを勧める
行動派ならバックパックがいい(タイにて)
小さくできる
バックパックなら55L位を勧める
荷物が少ない場合、小さくできて
35L位の大きさにできるのだ。
行きは小さくして 機内持込荷物
帰りはお土産等で大きくなるので
受託荷物にすることができる。
壊れにくい
スーツケースと比べると
壊れにくいというメリットがある。
バックパック登山リュック
2つの違い
大きく分けて
バックパックと登山リュックに分けてみた。
バックパックは旅行用に作られたリュックで
登山リュックは登山用
一般的には
バックパックの方がいいが
登山リュックも魅力があるのだ。
バックパックのメリット デメリット
メリットといえば
小さなザックとセットになっており
分離、小さなザックを
機内持込や街歩きに便利な
サブザックとして使えることがある。
また、荷物の出し入れが便利な
肩掛けバックにできることも
値段も安く 55L級で2万円とか
デメリットといえば
登山リュックと比べると
身体の負荷のバランスがとれず
疲れやすい
長距離歩行には不向き
登山リュックのメリットデメリット
メリットといえば
足場の悪い登山道を歩くように作られている。
身体にかかる負荷のバランスがとれるので
長距離歩行に適している。
デメリットとしては
サブザックや肩掛けバックには使えない
背負いやすさに重点を置いているので
ベルトの部分を示す割合が大きく
かさばる。
ミレやグレゴリーといったブランド品は高く
3万円位することもある。
バックパックの注意点
中身は守られない
布に包まれているようなもの
中身は潰れるものと思おう!
特に飛行機の受託荷物にしたら
扱いは乱暴である。
スーツなどシワになる。
(3)機内持込荷物
バック、リュック
機内持込や街歩きに
航空会社によるが
機内に持ち込めるのは
55㎝×40cm×25cm以内
合計115cm 7~10kg以内など
街歩きや機内持ち込みに便利なサイズにしよう。
身軽になって街を歩く(パリ)
着替えなども
北京や上海、バンコクなどの経由便利用の場合
経由地で預けた荷物は戻らないのが一般的
経由地で1泊するなら着替え等も入れておきたい。
ひったくられないようにしよう!
ヨーロッパでは街中の引ったくりが多い。
バッグなど引ったくられないように工夫しよう!
ヨーロッパはハンドバッグもたすき掛けにている人をよく見かけた。
2.旅の持ち物
(1)必需品
パスポート
海外行くなら絶対必要
海外旅行の一歩はパスポートの申請から
都道府県のパスポート申請窓口へ行き
手続きをすれば2週位で作れるだろう。
5年用と10年用があり
9,000円 14,000円だ
個人でも簡単に申請できるし
分からないことは
パスポート窓口に聞けばいい。
住民がない都道府県から申請する
例えば住所は北海道だけど
東京や大阪でパスポート申請する場合
居所申請という方法がある。
その場合
住民票が必要だが
コンビニ申請ができる所もあるし
市町村役場から郵送してもらうことも可能だ。
次に以下の注意点がある
残存期間
ある程度、残存期間(有効期間)が必要なことが多い。
フランスの場合、滞在日数+3ヶ月が必要
苗字の違い
パスポートは一字一句でも間違えがあれば
出国できないことも
ハネムーン等で苗字が変わる場合は変更しよう。
また
航空券やツアーの申請は旧姓のままなら
搭乗ができないことがある。
旅行会社でも細かくチェックしないことがあるので注意しよう。
査証
知らない人も多いが
海外旅行をする場合
パスポートの他「査証」(ビザ)が必要になる。
パスポートは自国の出国許可証に対し
査証は相手国の入国許可証みたいなもの
しかし
以下の条件で査証は免除されているのだ。
・観光目的
・帰りの航空券を持っている
・90日以内の滞在
など
よって
・帰りのチケットは現地で手配
・長期間の旅
・世界各地をまわりながらの旅
なんて特殊な旅をするなら査証は必要
その場合
領事館へ行く必要があるが
5千~1万円程度の手数料で
旅行会社での代行申請が可能だ。
余談だが
現地のフリーマーケットで出店したら
不法就労で捕まった例もある。
査証については最新の情報がほしい
しかし、テロ防止のため
世界的に入国検査が厳しくなっており
査証が必要になることがある
航空券引換証やツアーなどの予約確認証
パックツアーの場合
添乗員同行のパックツアーの場合
当日の集合日時や場所
行程表などが送られるので
忘れないようにしよう。
なお
前日までに添乗員から確認の電話がくるのが一般的だ。
フリープランの場合
メールや郵送等で
行程表、航空券引換証、ホテル予約確認証等が送られる。
オプショナルツアーに参加するなら
その予約確認証や当日の集合場所の案内など
必ず目を通すことと
簡単でも行程表を作成しよう。
旅行中は日程感覚がつかめなくなり
オプショナルツアーの参加日や
帰国日を間違えた!
なんてこともあるようだ。
航空券買い直しで
大きな出費だ。
なお、おおよその旅行費用も算出しよう。
どれくらいユーロを買えばいいか検討がつく。
個人旅行の場合
フリープランと同じ
メールで航空券引換証が送られる
ホテルやオプショナルツアーの予約するなら
その確認証も持っていこう。
もちろん行程表、おおよその費用を作成したい。
各種チケット
個人でフランスそしてヨーロッパ周遊するなら
ユーレイルパスやフランスレイルパス(鉄道周遊券)
が便利だ。
ネットや旅行会社を通して
指定席や寝台車の予約もできる。
確認証を持っていこう。
乗車券や座席指定券など
ネットで予約して
カード払い
そのままプリントアウトして使えた。
他にも
パリミュージアムチケット
ネットで購入可能
パリ観光二便利
レストランの予約確認証
せっかくのフランス旅行
本格フランス料理レストランの予約したい。
オプショナルツアーで簡単に予約できた。
国際学生証
発行するのに1,500円程度かかるが
ヨーロッパの観光施設など学生割引が使えるところも多いし
数ユーロ安くなることもある。
個人で旅行する場合やフリープラン
パックツアーでも自由行動日に
あちこちまわる場合 メリットは大きいと思う。
国際青年証
パリなどにある観光スポットを見ると18歳~26歳まで
の割引もあり、そのために国際青年証が必要
1,500円位かかるが周遊するならメリットはある。
国際免許証
ヨーロッパで車を運転するなら必要
免許センターで作成可能だし
レンタカー会社や旅行会社で免許の翻訳証を
作ってもらえることがある。
なお、国際免許証はあくまで翻訳のみ
自動車免許証も必要になる。
現金、トラベラーズチェック、クレジットカード
日本でユーロにしたい
フランスの銀行や街中の両替所で
日本円をユーロにすることができたが
レートがよくない。
日本で購入したい。
なお
空港の銀行で簡単にユーロが買えた。
トラベラーズチェック(T/C)とは?
旅行小切手
1%の手数料はかかるが
紛失しても再発行可能である。
銀行でも簡単に購入できた。
注意したいのは
ユーロのトラベラーズチェックにしよう。
日本円だとかなりレートが悪い。
購入後2つのサイン欄があり
購入直後に1ヶ所にサイン
使うときにもう一ヶ所のサインが必要
必ず
パスポートと同じサインにしよう。
両替時パスポートの提示を求められ
パスポートのサインと比較される。
クレジットカードもほしい
ホテルやレストランなど使える所は多い。
レンタカーなど必需品になる。
レートもいいし
余計に両替する必要がない。
詳しくは
ユーロに両替
海外旅行保険証
現地での緊急連絡先もある
海外でケガをしたり病気になった場合の治療は高く
数十万円数百万円することも
さらに言葉が通じない分不安も大きい。
保険証には
日本語対応の緊急連絡先やパリなど現地の病院の紹介
も記載されていることも多いので精神的にも安心だ。
空港でも加入できるが
成田空港や関西国際空港、中部国際空港ならセット保険に加入できるが
出発前に加入することをすすめる。
自宅から空港までの保障もされるし
バラ掛けにしてクレジットカード保険
の不足を補う形をとることで
5千円位するものを3千円程度に抑えたことがある。
緊急連絡先のメモ
非常ときの日本領事館や旅行会社現地オフィス
オプショナルツアー会社 、クレジットカード紛失時の現地(フランス)
での連絡先など
必ず緊急時の連絡メモを準備している。
メモを盗まれても悪用されないように
個人情報やカード番号などのメモはしない。
その他
常備薬・メガネ
常備薬やメガネの予備など
人によっては必需品になろう。
(2)ガイドブック・筆記用具
ガイドブック
やっぱり便利
最近はスマートフォンで情報収集できるが
電波の状態が悪いこともあるし
スマホ紛失のリスクもある。
紙ベースのガイドブックはほしい。
会話集
食事の注文時など会話集があれば便利
ガイドブック付随のものでもいいし
フランス語会話集があれば便利
コンパクトな指さし会話集がお勧め
筆記用具
入国カードの記入等
海外旅行は筆記用具が必要なことが多い。
ボールペンなど用意したい。
現地でも手に入るが値段は高く質が悪いことも
あと、筆談することもあるのでメモ帳もほしい。
カフェで手紙を書いたり筆談するにも便利
(3)衣類等
Tシャツ、パンツ、靴下、タオル
小さな袋に詰めた
Tシャツ、パンツ、靴下は毎日着替える物だろう。
100円ショップで旅行用の小さなビニール袋を購入
日数ごとに詰めたら便利だった。
長期間の旅行なら現地で選択をしよう。
下着なら簡単に洗えるし
夏ならすぐ乾くはず
下着は1日ごと袋につめた
ナイロンタオル
海外では手に入らないことがある。
日本で準備したい。
ズボン、Yシャツ
大きな袋に詰めた
ずぼんやYシャツは毎日着替えないだろう。
汗で匂う心配もなし
大きな袋に詰めた。
防寒着
夏でもほしい
夏でも簡単に羽織るものはほしい
機内や車内で冷え込むことがある。
正装
レストラン利用時
少々 厄介な荷物が
スーツやブレザーなど
レストランの予約をした場合
正装が求められることも
オプショナルツアー会社でも
注意書きしてあるので予約時に確認しよう。
経験上
1~2つ星クラスのレストランなら
お洒落なYシャツでも問題ないことがあった。
その他
雨具
急に雨が降ることも
折りたたみ傘があれば便利
スリッパ
フランス(ヨーロッパ)では
ホテルにスリッパがないことが多い。
(4)雑貨品等
変換器、カメラ、スマホ(携帯) WiFiルーター、時計
変換器
フランスのプラグはCタイプ 220V
日本のプラグはAタイプ 110V
日本の電化製品はそのまま使えないので
変換器が必要
電化製品店へ行けば数百円で売っているし
最近は100円ショップでも手に入る。
パソコンやスマホ、デジカメの充電器は
110~240Vが多いので
220Vでも使用可能であることが多い。
変換器は必要
カメラ
デジタルカメラがあれば便利
紛失や破損に備えて予備もほしい。
SDカードも複数準備しよう。
水中カメラなど
使い捨てのフィルム式カメラを使う場合
X線検査で感光する恐れあり
昔は感光防止用の袋に入れればよかったが
テロ防止の観点から使えない。
(市販もされてない)
フィルムを手荷物にして
ハンドチェックにしてもらう方がいい。
スマートフォン(携帯)WiFiルータ
WiFiがあれば海外からSNSもできるし何かと便利
最近は1日680円でWiFiルータがレンタルできる。
時計
出発時間や集合時間など
国内以上に時間が気になる。
アラーム付の時計なら便利だ。
歯ブラシ
現地でも歯ブラシは手に入るが
コンビニは見かけず
日本ほど気軽に買えない。
値段も2~3ユーロと高く
ブラシが太く、使いにくかった。
ウェットティッシュ
現地で手に入るが
値段は高く、匂いが強いなど
使い勝手が悪いことも
その他
ポケットテェッシュ
ハンカチなど
使い慣れた物がいい
スリッパ
ホテルによってはスリッパがないことも
使い捨てのスリッパがあると便利だった。