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パリの街を歩くと
あちこちでみられる
日本の喫茶との違い
利用方法、注意点を
まとめてみました。


パリのカフェ

 

フランス旅行

 

1.カフェ(CAFE)とは?・魅力

(1)食事・飲酒も可能

単なる喫茶ではない

日本で喫茶といえば
コーヒーや軽食という
イメージが強い。

もちろん

フランスのカフェも
コーヒー1杯で
ゆっくりできる。

しかし

ステーキなど
しっかりした食事
エスカルゴ、
クレープリーといった
フランス名物

飲み物も
ソフトドリンクの他
ワインやビールなど

その種類は多い。

利用範囲は広いのだ。


ステーキ 約20ユーロ
(パンはお代わり自由なので
満腹になる)

(2)生活の一部

客層も様々

パリの生活の一部

男女老若
1人で本を読んだり
友達と談話したり
社交場であったり

他にも

電車の待ち時間に利用したりと
様々

いうなら

パリの人にとっては
カフェは生活の一部なのだ。


客層は様々

(3)値段・ボリューム

2~30ユーロほど

場所によって
バラつきはあるものの
自分のパリ滞在経験から
コーヒー 2.5~3.5ユーロ
シロップのソーダ割り3ユーロ
エスカルゴ 10ユーロ弱
ステーキ 20ユーロ程度であった。
モーニングセットを注文したとき
クロッサンとオレンジジュース
コーヒーで8.2ユーロもした。


コーヒーで2.5~3.5

席によって違う

0.5ユーロほどの違い

カフェの席は

comptoir
カウンター席
立ったまま飲むことが多い。

salle
案内席、室内のテーブル席

terasse
屋外テラス席

に分かれ
安い順に
comptoir→salle→terasse
となる。
値段の差は0.5ユーロほどだが

salle=terasse
であったり

カウンター席は
10~20%のサービス料が
かからないので
割安であったりする。


terasse
(テラス席)


comptoir
(カウンター席)

日本とほぼ同量

パン食べ放題

コーヒーやジュース
など日本の喫茶と
ほぼ同じ
もしくは
マグカップではない為
カップは小さい

ただ

食事を注文すると
パン(フランスパン)
が出されお代わり自由なので
満足できる。

例えば

エスカルゴ1皿でも
パンが出された。


エスカルゴ
(約10ユーロ)

朝食少なめ

朝食文化があまり
浸透しないフランス
朝食は少なく
その割に値段は高いので
ホテルモーニングを勧める。

(4)トイレ利用

公衆トイレは少ない

カフェには
大体トイレがあり
利用者は無料で利用できる。
パリ市街など
公衆トイレは少ない為
利用したい。
大体、店の奥にあるし
分からなければ
店員に聞けばいい。

「といれ ぷりーず」
とでも言えば
何となく理解できるだろう。

(5)いつでもOPEN

休日や夜遅くなど

フランスのレストランやビストロ
営業時間は
昼11:00~14:00
夜17:00~21:00
で休日は休み
なんてことが多い。
カフェは休日は元より
朝早くから夜遅くなっても
営業していることがあり
何かと便利

2.カフェの利用方法

(1)気に入ったカフェに入る

至る所で見られた

パリの街を歩くと
あちこちにカフェが
見られる。
テラスに椅子と机が
置かれているので
すぐに分かるだろう。
気に入った所に入ろう。

まれに
お客さんを勧誘している
ギャルソンも

店の前のメニュー

カフェでもビストロでも
店の前にメニューが
置かれていることが多い。
英語表示も多く
おおよその値段も分かる。
言葉の面で不安な人には便利


カフェに入る
(入口にメニューが
あることも)

(2)席に付く

自分で座ってもいい

ギャルソン(店員)に
席案内してもらってもいいが
言葉は通じないし
店員も
カウンター希望なのか
テーブル希望なのか
分からない。

結果

店の奥のテーブル席に
案内されることが多いようだ。

特別、混んでいなければ
自分で気に入った席に
座ってしまった。

(3)注文する

各担当ギャルソン

注文方法は簡単
ギャルソン(係員)を
呼んでメニューを
指さして注文すればいい。

注意したいのは
席によってギャルソンが異なる。

担当のギャルソンを
覚えておこう。

他のギャルソンを呼んでも
「お待ち下さい」
になるだろう。

cafe=エスプレッソ

コーヒー=cafeであるが
フランスの場合
「エスプレッソ」
Expressoで
あることが多い。
カップは小さく濃い。
そこに
砂糖を入れたり
小さな菓子と一緒
に飲むのだ。

我々がよく飲む
ブレンドコーヒーは
「アメリカンコーヒー」
cafe americain
になる。


エスプレッソ?

食事の場合

エスカルゴだけの
注文でもパン
(フランスパンの切った物)
が出されお代わり
自由であることが多い。


食事を注文すると
パンが付く

(4)飲食を楽しむ

ゆっくりしてもOK

注文した品が出される。
コーヒー1杯で
ゆっくりできる。

ちょっと立ち寄って
コーヒーやワインを
飲むだけなら
カウンターが安いし

道行く人を眺めながら
ゆっくりするなら
テラス席がいい。

紫外線に抵抗があったり
しっかり食事するなら
広いテーブルの
案内席がいいかも

ちなみに

パリっ子は
テラス席が好きなようだ。


テラス席が人気

(5)お会計・チップは?

テーブルで済ませる

お会計は
ギャルソンに
「チェックプリーズ」とでも
言えばいい。
トレーと勘定書を
持ってくるから
支払えばいい。

現金を置けば
おつりを持って
戻してくれる。

カード払い

カードを見せればいいだろう。
おそらくカードを
読みこむ機械を
持ってきてくれるだろう。

レートはいいが
数ユーロといった
少額は拒否されたり
嫌な顔されることがある。

チップは?

払ったことがない

大体10~20%のサービス料
が入っているので
チップ強制ではない。
ただ、特別なサービスを
受けた時は心持程度に
ことがあるようだ。

3.その他・注意点

(1)言葉の心配?

ほとんど不要

フランス人は
日本語はおろか
英語もあまり話さない
ただ
パリなら外国人慣れ
している所が多いし
英語メニューがあることが多い。
分からなければ
スマホの翻訳サイト
を使えばいい。

言葉の面で困ったことはない。

ただ

ガイドブック等で
おおよそのカフェのメニュー
を調べておいた方がいい。

(2)電源、WiFiは?

あったりなかったり

電源やWi-Fi付をウリ
にするカフェもあるが
古くからあるカフェなど
ない所も多い。

ギャルソンに
聞くのもいい

ちなみに

「ワイファイ」ではなく
「ウィーフィー」と言う。

(3)個性豊かなギャルソン

不機嫌な人も?

カフェのギャルソンは
サービス料で生計を
たてていることが多い。

芸を披露して
客引きをしたり

紳士的な対応を
したり

不愛想な顔をした
ギャルソンもいる。

それも楽しみの一つだが

中には

不愛想だなと思うことも

これも文化だと思いたい。


個性豊かなギャルソン

(4)朝食は高い!?

朝食文化はない

フランスの人は
朝食をとらない
又は
コーヒー+小さなクロッサン
など少なめ

カフェで朝食と思いきや
出されたのは
小さなパン
オレンジジュース
コーヒーだけで
10ユーロ近いことがあった。
しっかりした
朝食を求めるなら
ホテルの
アメリカンブレックファーストがいい。


朝食
(これで8.2ユーロ)

(5)席は自由だけど

合った席がいい

例えば
室内の案内席には
ナイフフォークが
置かれていることがある
そこでコーヒー1杯は
おかしい。

タバコを吸うなら
テラス(屋外)になるが
まわりに迷惑に
ならないいようにしたい。

 

 




 

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