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地下鉄や路線バス
レンタサイクルに
セーヌ川の船など
下調べしておけば
利用方法も難しくない!
目次
1.パリの交通機関
(1)地下鉄・路線バス・RER(郊外鉄道)
パリ市民の「あし」である。
地下鉄・路線バス・RER
パリでは身近な公共交通機関である。旅行者のための観光用だけではなく
パリ市民の生活の足だから安いし、パリの庶民的な
空気を味わえるという魅力がある。
ちなみに
RERは東京の小田急電鉄、名古屋の名鉄、大阪の阪急電車のような存在であった。
パリの地下鉄(市民のあしであり100年以上の歴史がある)
注意点
観光客向けというより生活の「あし」としての要素が高く
以下のとおり日本とは勝手が異なることがある。
切符が必要になる
地下鉄やRERはもちろんだが、路線バスでも切符を購入する必要がある。
共通の切符で1回券が1.9ユーロ
地下鉄の駅や鉄道の売店などで購入できた。
バスの運転手からも購入できるが2ユーロと割高だし言葉の面など
事前に買った方が安心だろう。
ちなみに1回券は「TicketT+」という。
チケット売場で紙に書いて見せればすぐに分かろう。
他にも10回券やフリー切符などお得な切符があるが後で説明する。
路線バスでもチケットが必要だ
乗車時に刻印する
切符に有効期限がない。
しかし、地下鉄の改札やバス車内に刻印機があるので
乗車時に必ず刻印する必要がある。
それを怠ると無賃乗車とみなされ多額の罰金になる。
うまく日付が刻印されてなくても同様だ。
カチッというまで差し込もう。
必ず刻印しよう
ゾーン1~5に分かれる
1回1.9ユーロであるが、それはゾーン1内の場合
郊外に出れば追加料金を払う必要がある。
ちなみに
ノートルダム大聖堂やエッフェル塔、モンマルトルなど
我々が想像するパリ(パリ20区内)はゾーン1内であるが
シャルル・ドゴール空港やベルサイユ宮殿、パリ・ディズニーランドへ
行く場合はゾーン3~5となり追加料金がかかる。
RERでベルサイユ宮殿に到着
清算という文化はない
日本なら「ゾーン1だけ購入し後で清算する」
という方法がとれるがフランス(というよりヨーロッパ)では
そういった文化がなく
ゾーン1で郊外に出た時点でキセル乗車とみなされ多額の罰金になる。
対策
・メトロの場合 ゾーン1より郊外へでることはないとのこと
注意したいのはRER(郊外鉄道)利用時だ
・郊外へ行く場合、チケット売場で購入しよう
例えばベルサイユへ行くなら
紙に「Versailles R.G」とでも書いて見せれば売ってくれよう。
1回券=90分券
1回券と説明したが、実際は1回券ではなく90分有効券である。
つまり
最初に切符を使ってから90分以内なら
メトロとメトロ メトロとRER
もしくはバスやトラム同士の乗り換えが可能なのだ。
以前は1枚の切符でメトロと路線バスの乗り換えが可能であったが
最近はメトロ(地下鉄)やRER と 路線バスやトラム同士での乗り換えは
できなくなったという。
おすすめは地下鉄!
言葉は不要、不慣れな旅行者でも安心だ
パリの公共交通機関で一番のおすすめがメトロだ。
理由としては
(1)網の目のように路線図が発達しており、地下鉄だけでパリ移動に不便しなかった。
(2)多くのガイドブックに路線図が載っている、14路線あり1号線から14号線まで路線ごとに番号がふられており分かりやすい。
(3)言葉が通じなくてもアナウンスが分からなくても路線図をたどれば分かるはずだ。
(4)ほとんどゾーン1内なので1.9ユーロのチケットでいい。
といったところ
地下鉄(メトロM)は1~8まで路線がある。
簡単に地下鉄利用方法を調べればすぐに分かるし
慣れれば当たり前のように利用できるだろう。
パックツアーの自由行動日に利用するのもいい。
詳しくは下をクリック
↓
地下鉄(メトロ)を利用しよう!
地下鉄内の様子
路線バス
こまわりが利く
地下鉄では乗り換えが必要な区間を結ぶことができるし
わざわざ地下に行かなくていいわけだからちょっとした移動にも便利な路線バス
地下鉄とセットで利用できればより便利だ。
バス番号をチェックしよう
ガイドブックによっては観光に便利なバスの路線図が載っていることがある。
それらをチェックしよう。
パリの路線バス(20系統である)
切符を購入
先にも述べた通りバスに乗るにも切符が必要
バス車内でも買えるが 地下鉄駅などで事前に買っておいた方が安心だし安あがりだ。
刻印機
バスに乗ったら刻印機に切符を入れて刻印しよう
切符をもっていてもそれを怠ると、無賃乗車として多額の罰金になる。
詳しくは下をクリック
↓
路線バスに乗ろう!
郊外へ行くならRER(郊外鉄道)
5路線がある
RERはA線~E線まで5路線がある。
パリ中心部では地下路線を走るので地下鉄と区別が付きにくいが
駅と駅との間隔が長く、車両もリクライニングでゆったりしている。
ベルサイユ宮殿やシャルル・ドゴール空港、パリディズニーランド
のような郊外へ行く場合は便利だ。
利用方法は地下鉄と同じだが以下の注意点がある。
(1)ゾーン1(パリ20区)を超える場合は1.9ユーロの1回券では足りない、フランスでは後で清算するという習慣がないので郊外へ行くときは、窓口でチケットを買いたい。ちなみにパリ中心部からベルサイユ宮殿まで4ユーロもしない。
(2)郊外へ出ると枝分かれする。注意しないと目的地とは全然違う方向へ行ってしまい、数時間のロスになることも!それに、郊外の全く知らないエリアへ行ってしまうと不安になる。他にも、途中で終点になることもあった。そのときは後続の列車に乗ろう。
(3)夜間は物騒という話を聞く、言われてみればそんな感じだった。夜間の利用は避けたい。
詳しくは下をクリック
↓
RERを利用しよう!
RER(郊外鉄道)
(2)オープンバス
パリの観光スポットをクルクルまわる
ノートルダム大聖堂にエッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館など
パリの主要な観光地を10分とか15分ごとにクルクルまわる観光バス
自由で安心 外国人旅行者にとって魅力的な交通機関
利用方法も簡単、手際よくまわるにいい。
(1)1回券というものはなく1日券とか2日券を購入 有効期間内は乗り降り自由
だいたい 1日券は36ユーロとか 2日券で40ユーロとか
1回1.9ユーロで乗れる地下鉄や路線バスより高いが、ゆったりしている上に
主要な観光地を手際よくまわれるのでメリット大だ!
(2)チケットはバス車内でも買えるが、ネットをとおして日本で購入することができる。
詳しくはオプショナルツアーに参加しよう!
(3)2階建てバスでイヤホンによる数ヶ国語のアナウンスがある。
もちろん日本語アナウンスもあり、観光ガイドも受けられる。
(4)ルートは3本ありパリの主要な観光地をほぼ網羅している。
詳しくは下をクリック
↓
オープンバス
パリを走るオープンバス
(3)タクシー
やっぱり便利
夜遅くなってしまった場合や荷物が多い場合、疲れたときなど
便利なのがタクシー、街中にはTaxisという標識も多く見かけた。
観光付など専用車チャーターに応じてくれることもある。
旅行会社などを調べてみよう!ちなみに自分は、最終バス(地下鉄)が出てしまい
タクシーを利用したことがある。重要な足となった。
利用方法は日本と同じ ぼられないためにも
運賃メーターを倒していることを確認しよう。
(倒してなかったら「めーたーめーたー」とでも言おう。)
詳しくは下をクリック
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タクシーに乗車する
パリの街中ではタクシーブースをよく見かけた
(4)レンタサイクル(ヴェリブ)
ちょっとした移動にいい
パリ市内を歩くと「ヴェリブ」といういわゆるレンタサイクルを沢山見かけた。
パーキングは無人で自分で操作 不慣れな旅行者にとっては分かりにくいが
下調べすれば利用方法は簡単、パリの街をちょっと移動するのにとにかく便利
それに安いのだ。(というより登録すれば30分以内は追加料金かかからない。)
注意点といえば 車道を走行するなど自転車の交通ルールは車並み
詳しくは下をクリック
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パリのレンタサイクル(ヴェリブ Velib)
パリのレンタサイクル「ヴェリブ」
(5)船(セーヌ川)
パリの観光ならばセーヌ川遊覧も楽しみたい、船から眺めるパリの街並みも
またすばらしいのだ。あちこちから遊覧船がでていたが、他にも
水上バスのようなものもあった。
日本でもインターネットで遊覧船チケットの購入ができたりした。
セーヌ川でよくみた遊覧船
(6)徒歩
パリの美しさを肌で感じよう!
交通機関とはいえないがパリの街並みの美しさを知るには歩くこともお勧めしたい。
ただし、美術館や寺院など観光地でも歩くことが多いので
無理をして歩くと疲れる。時間に余裕をもってゆっくりと歩きたいと思った。
パリの街を歩く
(7)観光バス
日本語ガイド同伴でとにかく安心
言葉の通じない海外、個人でパリの街を歩くのは
不安である。そういったときに便利なのが観光バスを使った
ツアー、パリからは数多くのオプショナルツアーが出ているし
日本語ガイド同伴ツアーも豊富だ。
車窓から眺めるだけも
注意したいのはエッフェル塔やノートルダム大聖堂など
主要な観光スポットに訪れるも車窓から眺めるだけ
ということも多い。
訪れると分かるが、夏休みともなればパリの有名観光地は
長蛇の列 2時間待ちは当たり前
普通のツアーではとても時間がないのだ。
実際に訪れたいなら
オープンバスや地下鉄などを利用して
開館1時間前など早めに訪れる(又は遅めとか?)
エッフェル塔では事前に優先チケットを購入することをすすめる。
オプショナルツアーのサイトで購入できるはずだ。
詳しくは下をクリック
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オプショナルツアーに参加しよう!
2.どのようにまわる?
(1)やっぱりオープンバスが便利
安心・自由・値段も手頃
ガイドブックを開いてもよく紹介されるのがオープンバス
主要な観光スポットを手際よくまわれるし
乗降り自由 イヤホンによる日本語ガイドもあるので便利だ。
2日券や3日券が便利
1日券が36ユーロ 2日券で40ユーロで1日券に数ユーロ足すだけで2日券になる
夏休みシーズンともなればすごい混雑
ルーブル美術館やエッフェル塔、ノートルダム大聖堂は長蛇の列
経験上
1日でまわれたのは
ルーブル美術館 ノートルダム大聖堂 コンシェルジェリ サントチャペルだけ
ということもあった。(それもルーブルは開館1時間前から並ぶ)
1日で観光スポットを訪れるのはほとんど不可能
あちこち立ち寄りたいなら2日券以上がほしい。
(2)地下鉄や路線バスが便利な場合
時間外の利用
オープンバスは9:00~19:30など時間が限られている
地下鉄など朝6時夜は0時近くまで走っていた。
ルーブル美術館やノートルダム大聖堂など
9時開館に対し7時半とか8時とか早めに並びたい。
また、夏のパリは日の入21:30など
暗くなるまで遊んでいたらオープンバスの最終に間に合わない
夜のパリを楽しむなら 地下鉄が便利
ポイントを絞る
パリ自由時間が1日だけの場合
メインの観光スポットだけでも全て訪れるのは難しい
1ヶ所2個所と絞って訪れるなら地下鉄の方が安いし便利
ただ、「車窓の眺めだけでも!」
と思うならオープンバスの1日券もいい
半日位かけて主な観光スポットをクルリとまわれる。
(3)RERが便利な場合
郊外へ行く場合
パリ郊外のベルサイユ宮殿やパリ・ディズニーランドへ行く場合など便利だ
ベルサイユ宮殿は片道4ユーロしない安さ
ただし、シーズンともなればベルサイユ宮殿もすごい混雑している。
手際よさから時間のない人にとって
日帰りのオプショナルツアーの方が便利なこともある。
パリ郊外へ行く場合は便利(ベルサイユ宮殿)