1.外貨の両替には手数料がかかる
円→ユーロ ユーロ→円にかかる手数料
新聞などに掲載される為替 1ユーロ=170.16円と表示してあっても
その金額で買えるわけではなく、1ユーロ=174.68円というように手数料がかかる。
逆に
ユーロを円にする場合はさらに手数料がかかり1ユーロ=163.75円などとなる。
なので、両替しすぎないように
ガイドブック等で調べ、旅行に使う予算を組み立てたい。
又は
クレジットカードを活用したいと思った。
両替する場所によってバラつきが大きい
両替する場所によって1ユーロ=170円という所もあれば
230円というようにユーロの場合かなりバラつきが多いのだ。
レートが悪いとかなり割高な物に!
例えば
観光地でペットボトルのコーラを買うと
500ccで3ユーロすることがあった。
1ユーロ230円の場所で両替すると
1本690円となる。
日本のスーパーでは108円で売っていると思うと
かなりの割高になってしまう。
本日のレートが表示される。
(銀行や両替所によってレートが異なることが多い)
2.どこでユーロに両替できるか?
できるところは多い が
日本の銀行の他、街中の両替所
フランス国内でもパリにある両替所、銀行でも
日本円に両替できるところは多かった。
ただ、両替する場所によって大きくレートが異なるので
どこのレートがいいのかしっかりと確認したい。
3.レートがいい場所は?
クレジットカード利用か日本で両替するのがよかった
ユーロにおいては現地(フランス)で両替するよりも
日本国内でユーロに両替した方がレートがよかった。
自分の経験から
レートのいい順に並べると
1.クレジットカード
2.日本の両替所(金券ショップ)
3.フランスの銀行
4.フランスの両替所
と感じた。
しかし、一概にはいえず
両替所によってもレートは異なるのだ。
(1)日本の両替所を利用
銀行よりレートがいいことがある
大黒屋など全国各地で見られる金券ショップ
多くの外国人観光客が訪れる都心などの金券ショップ
は銀行と比べ1円ほどレートがいいことがあるのだ。
ユーロの現金を手に入れる方法としては
一番おすすめの!
ネットで検索 宅配サービスも
インターネットで各金券ショップを検索して
レートのいい店を調べる。
ユーロの宅配サービスをしてくれる店も多い。
500ユーロとか1,000ユーロを両替するなら
銀行より安上がりであることもある。
街を歩くと両替所をよく見かけた
(東京 上野)
(2)日本の銀行で両替
どの銀行でも両替可能だろう
おおよそ、どこの銀行でもユーロに両替できた。
インターネットで銀行のサイトを開き
為替のページで検索すると表示される。
経験から
1ユーロ170円前後に対し176~179円ほどだった。
レートの違い
銀行によって3円位の差はあると思った。
調べると
地方銀行よりも都市銀行の方がレートはいいようだ。
空港にある銀行
成田空港や関西国際空港、中部国際空港には空港内にも銀行がある。
事前予約も必要なく、簡単に両替できるのもいい。
外貨の取引が多いせいか?地方の銀行よりレートがいいこともある。
チェックインカウンターと搭乗ゲートによる違い
誰でも利用ができるチェックインカウンター付近と
出国審査を終えた人が利用できる、飛行機の搭乗ゲート付近に
銀行が置かれることが多いが
搭乗ゲート付近の銀行の方が
1円50銭~2円程度レートがいいことがあった。
キャンペーンを実施していることも!
成田空港利用限定で手数料10%割引キャンペーン
などと実施していることがある。
3円位の手数料に10%割引しても大したことないと思うが
チェックするのもいい。
その他の銀行
地方銀行など突然銀行の窓口へ行って「ユーロ下さい」といっても
対応できず
事前に予約することが多い。
宅配サービスに応じてくれることがある。
少額紙幣をまぜてもらおう
500ユーロにするとき
100ユーロ札3枚 50ユーロ札2枚 10ユーロ札10枚というように分けたい
銀行側でもそう聞いてくるだろう。
空港内の銀行
(簡単にユーロに両替できた)
(3)フランス(ヨーロッパ)の両替所を利用
パリには多くの両替所がある
パリの街中を歩くと両替所を見かける
宝くじ売場のような建物に
¥とか$、元に「CHANG」なんて書かれた看板が
掲げられているので、すぐに分かるはずだ。
銀行や休みの休日にも
営業していることが多く便利である。
両替も簡単
窓口の簡易 1万円札を見せて「マネーチェンジ プリーズ」
とも言えばすぐにユーロに換金してくれた。
フランスの銀行で両替するより楽だろう。
基本的にレートが悪い
両替所によってレートが異なり
日本国内なら1ユーロ約173円程度に対し
10,000円=43.62ユーロ(1ユーロ≒229.25円)
とか
10,000円=55.89ユーロ(1ユーロ178.92ユーロ)
で両替1回につき5ユーロの手数料がかかる
と言ったところ
ただ
基本的に日本よりもレートが悪く
銀行が休みのときレートが悪くなる
など
日や時間帯によってレートが異なることがあった。
パリで見かけた両替所
(4)フランス(ヨーロッパ)の銀行で両替
緊張するかも?
「どこでも」かどうかは、分からないけど
適当な銀行に入ったら日本円(1万円札)をユーロに両替してくれた。
自分の場合 イタリアの銀行で両替したが
銀行の入口は厳重
中の様子も重々しい
日本の銀行以上に緊張する。
営業時間にも注意したい。
レートは両替所よりよかった
20,000円を払ったら114.32ユーロが支払われた。
1ユーロ≒174.9円程度だ。
1ユーロ=170.47円に手数料3ユーロとのこと
日本の銀行と同じ位レートがよかった。
4.クレジットカード
レートは一番よかった
フランス旅行中 一番レートがよかったのは
クレジットカードであった。
銀行で両替しても1ユーロ174円程度するのに対し
170円程度であった。
クレジットカードは信用の証にもなるし
使える所が多いのだ。
ゴールドカードなら空港ラウンジサービスも
ゴールドカードなら成田空港や関西国際空港 中部国際空港
などにあるカード会員のラウンジサービスを受けることができる。
ゆったりとしたソファーにソフトドリンクのサービス(一部アルコール)もある。
緊急連絡先をメモしておこう!
クレジットカードで心配なのは悪用されること。
海外での緊急連絡先をチェックしておこう
フランス旅行中でも日本語で連絡できる緊急電話番号があるはずだ。
ゴールドカードならラウンジサービスも利用できる
(ソフトドリンクやスナックサービス 中にはビールサービスも)
5.トラベラーズチェック(T/C)
トラベラーズチェックとは?
旅行小切手のことだ。
1万円などの小切手を購入
一方にサインをして使うときにもう一方にサインして使う。
円の他 ドルやユーロのT/Cがある。
安心だ
現金だと紛失したらまず戻らない
T/Cは紛失しても 購入の控えがあれば再発行できる。
また
クレジットカードみたいに多額な不正利用をされる心配はない。
どこでも手に入る
銀行や主要な旅行会社で手に入る。
空港で購入することもできた。
使いかた
T/Cを受け取ったら一方にサインをする
そして
T/Cを使うときにもう一方にサインして使えるのだ。
サインをすることで盗難にあっても利用されることを防ぐのだ。
なお
T/C発行の控えももらえるので
絶対に無くさないようにしよう。
再発行のとき必要になる。
ユーロ建てがいい
通常 T/Cを発行する場合 1%の手数料がかかる
つまり
10,000円のT/Cを発行するのに10,100円が必要だ。
しかし
現金と比べT/Cの方がレートがよく
現金だと1ユーロ≒175円に対し
T/Cだと1ユーロ≒173円ということもあるのだ。
レートはよくないことも
ただ、フランスで100ユーロのT/Cを出せば
100ユーロの現金をもらえるわけではなく
いくらかの手数料がかかることがある
結局 現金とレートがあまり変わらないこともあるのだ。
発行元の会社で両替
ただ、発行元で両替した場合は手数料は少なかった。
アメリカン・エキスプレスのT/Cを
パリのオペラ・ガルニエ近くにあった
アメリカン・エキスプレスの事務所で現金に替えてもらった。
200ユーロを現金にするのに手数料は3ユーロで済んだ。
パスポートと同じサインをしよう
T/C(トラベラーズチェック)を使うときは必ず
パスポートの掲示を求められ
パスポートのサインと比べることがある。
例えば
パスポートのサインは漢字で
トラベラーズチェックのサインはひらがなの場合
フランス人のほとんどは全くの別文字と判断するだろう。
再発行は厳しい!?
控えがあれば再発行可能と書いたが
基本的に再発行は無理と思った方がいいだろう。
T/Cが悪用されることを警戒し
かなり細かな質問をされるし
なかなか再発行してくれないことがあるのだ。
6.両替の注意点
電卓を準備しよう
日本では1ユーロ=174.56円というように表示されるが
フランスでは1¥=0.00572ユーロ
というように表示されており、分かりにくいのだ。
電卓を準備したい。
1度両替したら戻すことはできない。
よく分からずに両替したら、銀行では1ユーロ=174円なのに
230円もした! なんてこともある。
元に戻して と言っても応じてくれないことが多い。
少額紙幣をもらおう
100ユーロ札ばかりでなく10ユーロ札や20ユーロ札もまぜてもらおう。
ユーロ通貨