1.パリのタクシーについて
(1)便利なタクシー
語学力もほとんど必要ない
どこへでも好きなところへ行けるのでタクシーというのは便利である。
筆談でもいい行き先さえ伝えれば特別な語学力は必要とされない。
パリを歩くとタクシーブースと客待ちタクシーをよく見かけた
タクシー運賃
初乗りは2.6ユーロで1㎞あたり1.06ユーロほど
深夜や休日だと1㎞あたり1.3~1.6ユーロほどになる。
ただ、最低7ユーロ支払う必要がある。
他にも大きな荷物が2個以上だと2個目から+1ユーロなど
パリ中心部のちょっとした移動なら7~15ユーロほど
シャルル・ドゴール空港からパリ中心部は50~55ユーロ
日本のタクシーと比べると割安感があった。(又は同じ位か?)
(2)どのようなときに便利!?
地下鉄や路線バスでも十分だが・・・
ちなみにパリは地下鉄(メトロ)の路線が発達しているうえに
慣れれば利用方法も難しくはない。運賃もパリ市内なら1回1.7ユーロ
距離にもよるがタクシーなら基本料金で2.3ユーロ
距離によっては10ユーロ位はかかってしまう。
地下鉄(メトロ)だけでもパリ市内観光は可能なのだ。
どのようなときにタクシーは便利か?
いくつかピックアップ
深夜の利用
夏ともなればパリの日の入は21:00とか22:00 場所によっては0:00過ぎても
賑やかなので 時間が過ぎるのを忘れてしまい気がついたら
メトロの最終が出てしまったということがある。(0:30頃?)
そのときはタクシーは強い見方なのだ。
ただ、日によってはタクシー待ちの列ができることも
終電に間に合うようにしたい。
荷物が多いとき
ホテルをチェックアウト、スーツケースにバックパックなど荷物が多いだろう。
鉄道駅へ行く場合 地下鉄という方法があるが、混雑していることもあるし
大荷物だと利用しにくい。タクシー利用が便利だろう。
空港(シャルル・ドゴール空港など)へ行く場合、空港までタクシーという方法もあるし
エアポートバスのりばまでタクシーという方法もある。
高級レストランで食事をするときも利用したい
ミシュラン3ツ星以上のレストラン予約をした場合
正装でタクシー利用というのが一般的といわれている。
大人数での利用はお得?
とはいえパリ(フランス)のタクシーは3人が一般的
助手席は乗れないこともあるのだ。それでも3人で利用すれば
1人比で運賃は3分の1 9ユーロなら1人あたり3ユーロになるのだ。
あと荷物が多い場合など追加料金がかかることがある。
どこでも行けるのがタクシーの魅力
2.パリのタクシーの利用方法
注意点を含めて経験と調査から
パリのタクシー利用方法についてまとめてみました。
(1)タクシーを拾う(呼ぶ)
屋根にTaxiと書かれた表示がある
地下鉄駅の近くなど街中にはTAXISと書かれた表示板があるタクシーブースがあり
タクシーが待機していることがある。
空車の場合 緑のランプが点灯している。
赤のランプが点灯している場合は乗車不可だ。
タクシーを呼ぶ
タクシーのりばがない場合はあってもタクシーが来ない場合はホテルやレストランで
タクシーを呼ぶ方法がある。
高度な語学力は必要なし、指さしフランス語会話集でもあればいい
タクシーを呼んでもらったら1ユーロ程度のチップは払いたいもの
パリ・リヨン駅前のタクシーブース
(2)タクシーに乗車
行き先を告げる
まずは言葉 日本語はもちろん 英語すらままならないこともあるが
紙に行き先を書いてみせるか、フランス旅行のガイドブックで指さして
みせるなどすればいいと思う。
あとは3人乗りが一般的で助手席には乗れないと思った方がいい。
ドアは手動
今までの海外旅行経験から自動ドアのタクシーを見たのは香港位である。
見た目や内装もタクシーというより普通の乗用車に乗った感覚があるがそれが普通と思った方がいい。
運転手もカジュアルだ。
ルートの確認
一応、目的地までのおおよそのルートを確認しておきたい。
ただし、渋滞を避けるために大まわりすることがある。
運賃
確か基本料金が2.5ユーロほどで
曜日や時間帯によって異なるが1kmあたり1~1.5ユーロ程度
また、大荷物の場合など追加料金がかかることがある。
参考に
イタリア広場からバスチーユ広場近くまで深夜利用で8ユーロちょっとだった。
メーターは倒したか?
フランス旅行ではなかったが メーターを倒したか確認しよう。
自分の海外旅行経験から流しのタクシー(チャーターした観光タクシーではない)
メーターを倒さず言い値で運賃を払った場合は通常より高額であることが多い。
ただし
シャルル・ドゴール空港からパリ中心部までは
50ユーロ又は55ユーロの定額タクシーもあった。
タクシーメーターは倒したか?
乗車中
運転手と言葉は通じないにしろ 片言英語などで話がはずむこともあった。
それも楽しい旅の思い出になることがある。
(3)目的地に到着
目的地に到着 精算する。
目的地に到着 メーターを見て精算
基本的にチップは特段払わないでいいが
払うなら運賃の5パーセント程度が一般的と言われている。
ドアを開けるときは接触事故を起こさないように注意しよう。
モンマルトル付近にて
3.タクシー利用の注意点
(1)無許可のタクシー
通常 屋根にTAXI PRISIENと書かれている。
また、パリ市内のあちこちに見られるTAXIと書かれたブースに待機している。
そういった表示のない無許可のタクシーもある。
パリに限ったことではないが
「タクシー」と客引きしているのは危険
また、終電がでた後 タクシーがなくて困っているときにあらわれることもある。
たいてい 通常より高額な請求をされる。
(2)メーターを倒さない!?
相手のいい値でメーターを倒さないで走るタクシー
経験からボラれていることが多い。
メーターを倒さなければ「めーたー めーたー」
とでも言った方がいいかも?
(3)帰りの心配
行きはホテルや駅前などタクシーの多い所から出発し郊外へ
「帰りもタクシー」と思いきや タクシーはおろか タクシーブースもない
さらに人気のない夕方ともなると不安になる。
その場合は次に説明する観光タクシーやオプショナルツアーを利用したい。
(4)渋滞
パリでは渋滞に巻き込まれることも少なくない。
例えば シャルル・ドゴール空港からパリ中心部まで
通常30~40分で着くが 渋滞に巻き込まれると1時間とか2時間とかかかることがある。
特に
帰りは注意したい。
4.便利な観光タクシー
パリ観光に便利
~時間とか半日 1日チャーターするタクシー
または送迎など、土地に不慣れな旅行者にとってうれしい存在
ただ、言葉の問題もあるしパリでいきなり予約は難しいと思う。
オプショナルツアーで貸切タクシー(専用車)などの案内があることもある。
日本からインターネットで簡単予約も可能なのだ。
詳しくは下をクリック
↓
オプショナルツアーに参加しよう!