ハワイ旅行の交通機関

オアフ島の路線バス「ザ・バス」

公共交通機関でオアフ島内を移動するなら便利
運賃も安く1回2.5ドルで島の端まで行けてしまうのだ。
ワイキキから個人でハナウマ湾やシーサイドライフパーク
パールハーバーなどへ行くのにいい。ザ・バスの魅力や乗車方法
についてまとめてみました(^0^)



    
オアフ島内の移動に便利な路線バス「ザ・バス」









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安くて便利な交通機関「ザ・バス」
オアフ島内のあちこちへ行ける
下の地図を見て分かるとおり、オアフ島はバス路線が発達しており、ワイキキから島の北端
ノースショア「タートルベイ・リゾート」だって行ける。他にもハナウマ湾に、パールハーバー
ドールプランテーション、シーライフ・パークなど人気観光スポットだって行くことができるのだ。
運賃も安い
値上げ傾向とはいえ1回あたりの運賃が2.5ドル、どこまで行っても均一なので、ワイキキの西側にある
アラモアナショッピングセンターから北端のタートルベイ・リゾートまで2.5ドルで行くことも可能だし
トランスファーなど上手に使えば2.5ドルで島1周もできることになる。
私の知っている限り最も安い移動手段ではないかと思う。
乗車方法や注意点など
ただ、旅行者にとって不便に思うことや乗車方法など注意点も多い。
それらについてまとめました。


オアフ島の路線バス「ザ・バス」の路線
(かなり大ざっぱです。)



ザ・バスの乗車方法と注意点
基本的には日本と同じだ。
停留所からバスに乗車 前乗りで運賃先払い 料金箱に2.5ドルを入れて
次降りるときは窓のところにあるヒモを引っ張ればいい。
しかし
細かく書けばいろんな注意点もあるので
それらを含めて乗車方法についてまとめてみました。



1.バスマップで乗車するバスをチェック
まずは目的別にどのバスに乗車すればいいかチェックしよう!
系統番号が頼り
日本の路線バスもそうだが
例えば
22番バスはワイキキ〜ダイヤモンドヘッド入口〜シーライフパーク・ハワイ
というように
行き先によって系統番号が付けられている。
言葉も違うし土地に不慣れな旅行者にとって系統番号は重要で
番号を頼りに乗車すると言っても過言ではなかろう。
調べるとハワイ旅行のガイドブックに主なワイキキから観光スポットに向かうバス
番号が書かれているので、それでチェックする方法がある。


左上の系統番号が頼りになった!


バス旅行専用のガイドブック
一般的なハワイ旅行のガイドブックにはザ・バスの乗車方法や主な系統番号が
書かれていることがあり、ホノルルのちょっとした移動ならそれでも十分かもしれない。
しかし
ザ・バスでオアフ島内をまわる旅をするなら、前もってある程度の計画をたてたいし
一般のガイドブックだけでは十分とはいいがたいものがある。
例えば
始バスと終バスの時間
早朝に出かけようと思ってもバスが出ていないこともある。
停留所の場所
ワイキキならクヒオ通りにほとんどのバスが出ているので迷うことはなかったが、
ダウンタウンはゴチャゴチャしているうえにあちこちに停留所があり
停留所によって目的地が異なる。
一体 どこの停留所へ行けばいいのか迷ってしまうのだ。
運行間隔
ワイキキの街中を歩くとザ・バスは頻発しているように思えるが
郊外に出ると1時間に1本というように本数がグンと減る。
週によっては運休ということもあったのだ。
所要時間
目的地までどれくらい時間かかるか調べたい
あちこちの停留所に停まる関係上 レンタカーや観光バスより時間はかかる。

その場合はハワイ バス旅行専用のガイドブックもあり
バスの時刻表や主な停留所マップなどが載っているので便利
それらを参考にした方がいい。

現地のバスマップ
主なバスセンターにはいくらかのバスマップがあったが英語のみだし
分かりにくく活用することができなかった。


現地でもザ・バスの案内はあったが・・・


  2.停留所へ行く
ワイキキならクヒオ通り沿いなど
いうまでもないがバス停(停留所)があちこちにあり、ここからバスに乗車する。
ワイキキならクヒオ通りを歩けば「The Bus」と書かれた停留所があるのですぐ分かると思う。
また、バス停には大きな字で系統番号が書かれているのですぐに分かるはずだ。
ただ、上りと下りは間違えないように注意しよう。
番号と一緒に英語で行き先も表示されているので見れば分かるはずだ。
どこに停留所があるの?
先にも述べたとおり、多くのホテルが建ち並ぶワイキキエリアならほとんどのバスが
クヒオ通りから出ているのでそこへ行けばいい。ダウンタウンなどゴチャゴチャして分かりにくい。
ホノルル国際空港からザ・バスに乗車する場合も 空港自体が広いので
どこに停留所があるかも分からないのだ。バス旅行専用のガイドブックがあれば便利だ。
また、係員に聞くときなど「ザ・バス」というより「シティー・バス」と言って聞いた方が通りがよかった。


バス停の様子
(クヒオ通りにて)



  3.乗車する。
バスがやってきた乗車する。
乗車する番号のバスが来る。日本と同様 乗る意思を示さないと通過してしまう
こともあるので注意、前から乗車して料金箱に大人運賃2.5ドルを入れる。
大人一律2.5ドルなので安いがお釣りがないので、小銭の準備もしておこう。
細かいお金がない場合は大きなお金を入れざるをえないのだ。
(バスパスを持っている場合はパスを見せる。)
また、高齢者優先、レディースファーストがしっかりしている。


乗車して運賃を払う
(お釣りはないので注意)



  4.車内の様子
基本的には日本と同じだが、注意点を挙げると
高齢者優先席
日本のバス同様高齢者優先席があり
日本語でも「この座席はお年寄りや体の不自由な方のための優先席です。」と書かれていた。
そうでなくても 高齢者には席を譲るのは当たり前と思った方がいい。
禁止事項
禁煙、飲食禁止、携帯電話の通話禁止など日本のバスと同じような注意書きもあり
英語だが、図でも分かりやすく表示してあった。

    
           車内の様子                  お年寄りや体の不自由な方のための優先席


5.下車する
次の停留所で降りる場合
日本のバスならブザー(押しボタン)にて知らせるのが一般的だが
「ザ・バス」の場合は窓に金ヒモがぶらさがっているので
それを引っ張ると「Stop Requested」と放送され赤ランプが表示される。
分からないと「何だろう?」と思ってしまう金ヒモだが
降りるわけではないのに興味本位で引っ張らないようにしよう。

    
金ヒモを引っ張る                      Stop Requestedが表示


問題はその降りる場所
車内のアナウンスや表示もあるが英語のみだし、
似たような名前があったりして分かりにくい。
そこで私の経験からいくつか挙げると
メジャーな停留所
例えば
「パールハーバー」のバス停は目立たないが 観光客風(ほとんどアメリカ本国人だった。)の人が
ドッと降りるので分かった。
また、ハナウマ湾もバスが主要道路から外れて広い駐車場に入るのだから
言葉が通じなくてもすぐ理解できた。
ダウンタウンやワイキキ
ダウンタウンやワイキキなど多くのバス停がありあちこちに停車するので
最寄の停留所がつかみみくい。ハワイ旅行のガイドブックに地図があったので
おおよその場所をつかんで下車した。
人に聞く
すいている場合、行き場所を言えば降りる場所を教えてくれることがあった。
運転手に聞く方法もあるが、運転中は絶対に声をかけてはいけない。日本も同じだ。


どのあたりを走っているのだろう?

ドアを開く
停車したら、降りるのだが 確か手動だったような気がする。
他に降りる人がいたので、気にならなかったのだが 一応注意しよう

便利な利用方法
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トランスファー(乗り継ぎ券)
ザ・バスの場合「乗換券」をもらうことにより追加料金なしで乗換ができる。
方法としては
乗車時にトランスファーチケットをもらう。
乗車するときに「トランスファー プリーズ」とでもいえば運転手がチケットを切ってくれる。
下車ではなく、乗車するときにもらうので注意しよう。
有効は発行から2時間以内
チケットをもらって2時間以内の乗り換えが条件となる。
トランスファーチケットをみると有効時間に切られていた。(実際はアバウトだった。)
乗換バスに乗るときそのチケット脇の袋に入れればよかった。
ちなみに時間内なら同じルートのバスでも往復利用でも可能とのこと
例えば
オアフ島北部(ノースショア)へ行くバス(52番)はワイキキ西側のアラモアナセンター
から出ているので、ホテルが多く並ぶワイキキからアラモアナセンターまで行き
アラモアナセンターでノースショアへ向かうバスにトランスファーすることができる。
他にも
アウトレットで有名なワイケレセンターへ行く場合もワイキキからワイパフT.C(トランジットセンター)
まで行きそこで433番に乗り換えるので乗車時にトランスファーのチケットをもらっておこう。

    
トランスファーのチケット                       料金箱脇の袋に入れた。


シティー・エクスプレスとかカントリーエクスプレスとか

「Express」と書かれたバスがあり 特急バスで便利
例えば
ワイキキからワイケレセンターの乗換ポイント「ワイパフT.C」まで行く場合
一般の42番バスに乗ると途中ダウンタウンで渋滞に巻き込まれたりして
かなりの時間のロスとなった。たしか1時間40分〜2時間弱位?
カントリーエクスプレス(E)に乗ったらハイウェイを走って1時間かからない位で到着した。
運賃も同じだった。エクスプレスは確か「E」という表示がされていた。


カントリーエクスプレス

バス・パス

長期滞在のハワイ旅行など除くと利用する人はあまりいないと思うが
1ヶ月の乗り放題パスもあるそう。
30日ではなくその月の初めから月末までとのこと

その他 注意点
オアフ島内を移動するのに安くて便利な
ザ・バスだが注意したいことや不便なこともある。


周遊型には不向き
私がザ・バスを利用するのは
ワイキキから「ハナウマ湾」とか「パールハーバー」「ワイケレセンター」
などあるポイントへ日帰り旅行をする場合に利用した。
逆に
ワイキキを出てドールプランテーション→ハレイワ→ワイメアビーチ→
ポリネシアカルチャーセンター→カイルア→ハナウマ湾
というように途中下車をしながらのオアフ島を周遊旅行をする場合はかなりあまりおすすめできない。
例えば
郊外へ出ればバスの本数は少なくなり、乗り継ぎとか面倒のなる。
時間もかかるので非効率になる。
「道中 どこかの宿場町に泊まる」という考えもあるかもしれないが
ワイキキなど一部を除けば宿がある街はほとんど確認できないし、あったとしても
2泊以上など滞在型の宿となる場合が多い。
また
「この木なんの木」で有名なモアナルア公園や
カイルア近くにある観光スポット「ヌウアヌ・パリ展望台」へ向かうバスは出てなかった。
多くの観光客も利用するザ・バスだが
全体的にみれば地元の人の「あし」という要素が強く
観光スポットというより生活の街と街を結ぶような路線が多い。
オアフ島周遊旅行をするならオプショナルツアーやレンタカーの利用をすすめる。
私のハワイ旅行では
ザ・バスはレンタカーとの併用に利用した。
身軽な格好で
日本でもそうだが荷物が多い場合はタクシーやレンタカー
ホノルル国際空港からならエアポートシャトルを利用した方がいいと思う。
私の経験から
ハワイ島から飛行機でホノルル国際空港に到着したとき
スーツケースはワイキキのホテルに預けていて持っている荷物は
大きなバックパック一つ バスに乗るにはちょっと大きい荷物かな?
とは思いながらもバス車内もすいていたので そのまま乗車
しかし、ダウンタウンに入ったところで満席、車内はぎゅう詰め さらに外は渋滞
大変な思いをしたことがある。膝にのせるくらいの荷物が妥当かな?
どこへ行くの?不安?
街中を走る路線バスは あちこちゴチャゴチャとまわることが多く不安になることがある。
私の経験から
ダウンタウンからワイキキへザ・バスを利用したとき
系統番号が頼り!?とはいうものの、あちこちにバス停が点在していて目的の番号が見つからない。
しかし、ちょうどWAIKIKIと書かれたバスを見つけ多少不安はあるもののそのまま乗車
そのバスはワイキキとは違う方向へとドンドン向かってしまったのだ。
不安になった。幸い途中でバスはワイキキ方面へと向きを変えて無事到着したのだが
かなりおおまわりとなってしまった。系統番号と系統図は分かっていた方がいい。
運休!?
ハナウマ湾へ行くのに便利な22番バス(ビーチバス)
ワイキキのバス停留所を見たら、毎火曜日は22番バス(ビーチバス)
運休と書いてあった。火曜日ハナウマ湾は休みなのだ。
また 平日と休日時刻が異なることがあるので注意
渋滞や超満員
場所や時間帯によっては渋滞や超満員になることがある。
例えば
通勤時間帯のダウンタウンの渋滞
ハナウマ湾やシーサイドライフ・パークへ向かうバスやその帰り
ハナウマ湾やシーサイドライフ・パークへ向かうバスは本数も少ない。
乗り心地
シートは硬く 結構揺れる。座れたとしても
長時間は結構辛いかもしれない。









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(注意)
2010年12月の旅行経験に基づき2011年に作成しました。
主観的な部分もあり実際と異なることや、状況が変化していることもあります。
参考程度に自己責任のもとで調査してください。