格安イタリア旅行方法

 

イタリア旅行

 

1.パックツアーとは?

募集型企画旅行という

旅行会社が日程や移動手段、宿泊などを
事前に設定してから募集する
「募集型企画旅行」を一般的にパックツアーという。

逆に

旅行会社がお客さんの要望に応え航空券や宿の手配をする
「手配旅行」を一般的に個人旅行という。
もちろん、旅行会社を通さないで予約することも可能

ツアーのメリット

ツアーは個人旅行と比べ自由度は低いが
トラブル発生時は安心

例えば

飛行機が欠航になって、ホテルに入れなくても
主催者側である旅行会社の責任で対処する。

個人旅行の場合は個人の責任だ。

フリープランとは

よく聞かれるのがフリープラン
往復航空券+ホテルセットで添乗員は同行せず
原則として現地自由行動、契約上ではツアーとなるが
指定された範囲で航空券+ホテルの選択は可能なことが多い。
また
自由行動中オプショナルツアーに参加して
パックツアーと比べよりオリジナルな旅ができる。

余談だが
「航空券+ホテル」というのを見かけるが
フリープランでなく個人旅行となる。
ツアーで検索しよう


ツアーは旅行会社の主催である

2.パックツアーのメリット

安心

パックツアー最大のメリットだろう。
出国から帰国まで
ずっと添乗員が同行しており
困ったことがあれば何でも聞ける。
ほとんど下調べなし、イタリア語や英語は全くダメでも大丈夫
飛行機が欠航、ホテルに到着できない!
なんてことがあっても
主催者である旅行会社が一括して交渉してくれる。


出発から添乗員が同行 安心だ

快適

空港に到着したら観光バスが待機
そのまま観光めぐりや食事をしてホテルへ向かう。
道に迷う心配もなし、歩くこともほとんどない。
事前予約していたり団体専用口があるので並ぶことも少ない。


観光バス利用が多く楽

ヨーロッパ周遊旅行にいい

添乗員同行パックツアーの場合、あちこちまわる周遊旅行が一般的
イタリア各地の他 ドイツ、フランスなど3ヶ国周遊旅行など
その種類は多い。

フリープランは自由・安心であるが
ローマやミラノなど1ヶ所滞在型が多く
周遊型には向かない。


イタリアの他 フランスやドイツなどの周遊旅行もある(パリ)

安い

ネットで調べると添乗員同行イタリア周遊9日間189,800円なんてツアーが紹介される。
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリなどまわるツアーだ。
個人だと航空券だけで10万円 ホテル1泊8千円
交通費だけで3万円など
物価の高いヨーロッパ 食事だけで1回3~5千円位することもあるのだ。

結果

パックツアーの方が安いことが多い。

非常時の安否確認

万一 大規模な事故 災害等が発生したとき
ツアーの場合、即座に旅行者の安否確認をとることができる。
日本にいる家族にとっては安心なのだ。

3.パックツアーのデメリット・注意点・対策

自由がない

団体行動が主

10~40人程度の団体行動
観光地に訪れても時間厳守
「ここに立ち寄りたい!」と思っても自由はきかない。

大人数

あまりに安いツアーだと
40~50人と大人数の移動となる。
その分、バスの乗り降りや食事に時間がかかり
不快に思うことも

郊外のホテル

個人旅行やフリープランの場合
ローマ中心部のホテルに泊まることが多いが
ツアーの場合、中心部から離れた
ホテルに泊まることがある。
夜、出掛けたいと思っても
周辺は何もないのだ。

ちなみに

街中のホテルはヨーロピアンスタイルで
内装や家具はノスタルジックだけど
機能性は落ちる。

郊外はアメリカンスタイルで
伝統美は感じないが
機能性が優れている。

ことが多い。

最終日自由行動のツアー

パックツアーでは最終日はローマで自由行動日
ということがある。また、追加料金で最大14日までの
延泊に応じてくれることも
そういった時間を活かしてみよう。

逆に

個人でまわるのが不安ならオプショナルツアーに参加する方法がある。


最終日は自由にローマを歩こう!

お土産屋めぐり

バックマージをもらっている?

ヨーロッパツアーではあまり聞かないが
観光スポットに立ち寄る時間を短くして
半分以上をお土産屋にいさせることがある。
ガイドの説明もお土産の紹介ばかり
格安ツアーの場合
お土産屋からバックマージンをもらい
それを収入源にしているのだ。
心配ならツアー申込時に確認しよう。

あまり安いツアーは避ける

いわゆるバーゲン品のツアーは
大人数やお土産屋巡りがある。
少々高くても 最大~人といったツアーの方がいいことも
ただ
アジア旅行と比べヨーロッパ旅行はそういったトラブルが少ない。

出発日限定

ツアー中止になることも

出発日はかなり限定される、
また、最少催行人数25人などといった
制約もあり人数が集まらず中止になることも

代替案

ツアーが中止になった場合
代替案を出されることがある。
例えば
フリープラン+オプショナルツアーの組み合わせ
数万円の追加でガイド付個人旅行にできるなど
結果 自由で個人の意見も聞けて
その方が「よかった」ということもあるのだ。


個人オリジナルツアーで鉄道旅行

一人旅では不向きで割高

追加料金

ツアーに参加したら、グループやカップルばかり
1人だと浮いてしまうことがある。
また、
通常2人1部屋で計算されていることが多く
一人参加は追加料金がかかる。、

一人参加ツアー

最近 よく紹介されるのが一人参加限定ツアー
ヨーロッパへ行きたいけど一人では不安というのにいい。

車窓のみ

ほとんど降りることがない

例えばローマ観光
コロッセオフォロロマーノ
サンピエトロ大聖堂など有名観光地があるが
「車窓から」なんて書かれていることがある。
バスの窓から眺めるだけなのだ。
実際に訪れると分かるが
凄い混雑で団体では不向き

自由行動日を活用

ローマなど半分は自由行動日にしていたり
追加料金で延泊できることがある。
そういった時間を活かしたい。
ローマなら2日もいたらいいだろう。
個人では不安、行列を避けたいならオプショナルツアーを勧める。
有名観光地に入場するガイド付専門ツアーや
優先入場券の販売もある。


やっぱり有名観光地に降りてみたい(サンピエトロ大聖堂)

4.パックツアー参加の流れ

ツアーの予約をする

予約は簡単

添乗員同伴のパックツアーなら、
行程や航空会社、ホテルなど設定されているので
予約は簡単だった。
気に入ったツアーを見つけて申し込めばいいだけ


ミラノをまわる

パスポート

有効であることを確認するため
パスポートのコピーの提出を求められた。

最低催行人数
ツアーの場合、最低催行人数25名というような制約がある。
つまり、人数が集まらないと中止になるのだ。
その場合
航空券やホテル、現地ガイドなど別々に手配するオーダーメイドや
フリープランなど別の方法を紹介してくれることが多いらしい。

インターネット予約をすすめる

パンフレットを持って直接旅行会社へ出向くのもいいが
インターネットで調べた方がツアーの数は圧倒的に多く
Web限定割引を設定していることがある。
自分の場合
申込前に旅行会社に電話をして
空席の有無、総合金額を教えてもらってから
ネットで予約している。

空港集合!?

多くの旅行会社のツアーは空港(成田空港や関西国際空港)集合である。
チラシなど見ると、まれに地方出発のツアーを見かけるが、
空港までの「あし」を別料金で上乗せしていることがあり、
結果、個人で空港へ行くより割高なことがあった。
空港集合の場合と比べてみよう。


個人で空港へ行った方が安いことも(成田エクスプレス)

自由行動日

最終日はローマにて自由行動ということがある。
もちろん自由気ままにパリの街を歩くのもいいが
心配ならオプショナルツアーに参加するのもいい。

申込金

ツアー申し込んだとき、数日以内に支払をするのだが
最初に申込金として旅行代金の25%など支払い
後で全額払うこともできる。
万一 旅行会社の倒産とか考えると申込金だけ払っておくのも手だろう。

添乗員から確認電話

郵送等で契約書や旅行行程表、
当日の集合時間や集合場所の案内など送られる。
また、前日までに添乗員から確認の電話が来る。
海外旅行は不安がつきもの
不慣れな人にとって嬉しいサービスなのだ。

いよいよ出発

空港に集合

ツアーによるが、自分が参加したパックツアーは
だいたい空港集合であった。
成田空港~階~ゲート前など具体的に教えてくれる。
当日は絶対に遅れないようにしよう。


空港に旅行会社専用カウンターを設けている所もある

面倒な手続きもしてくれる。

最初に行うのは空港でのチェックイン
チェックインカウンターでパスポートを提示
大きな荷物を預けるたりするが
添乗員が付いて指示してくれる。
事前に航空券を手配してくれることもあった。

入国カード

パスポート番号に帰国便や滞在先など記述する。
知っておいて自分で記述できた方がいいが
分からなければ添乗員に聞ける。


ヨーロッパへ向かう機内

到着 イタリアをまわる

言葉が通じなくてもカバーしてくれた。

ローマ(フィウミチーノ空港空港)に到着
ツアーの場合、入国審査も簡単だが
まれに英語の質問を受けることも
どうしても分からなければ
添乗員は手助けしてくれることがあった。

観光バスに乗ってまわる

到着フロアーで一旦集合 添乗員の後について
バス乗り場へと向かう。
いよいよ観光地巡りがはじまる。

主にバス移動

鉄道(TGV)や飛行機で移動することもあるが
観光バスの移動が多く便利だ。
車内に持ち込むのは小さなバッグ
スーツケースはトランクに入れておけばいい。


ローマをまわる(サンタンジェロ城)

時間厳守!

観光地やお土産屋で自由行動ということがあるが
短時間で移動することが多い。
時間は絶対厳守だ。
腕時計など準備したい。

スリ、置き引きに注意!

ツアーは安心感がある反面、無防備になりがちだし
外から見れば、目立つ上に、お金持ちのおのぼりさんに見える。
団体旅行中にスリに引ったくりにあった例がある。
財布を後ろのポケットに入れたり、ハンドバックなど
ひったくられやすい恰好にしない方がいい。
団体からちょっと離れていたときにスリにあったという話も聞いた。

帰国

帰国は簡単である

行きと同じ出国手続きを済ませればいい
添乗員もいるし簡単だ。
しかし、慣れたせいかウッカリミスもある。
よく聞くのが空港での忘れ物
ボトルワインなど機内持ち込み禁止品を持ちこもうとして
止められたこともある。(スーツケース等に入れてチェックイン時に預ける。)

4.おすすめ旅行会社

HIS(エイチアイエス)

プランも豊富 安い

プランも豊富 安い

大手旅行会社の一つ
格安航空券から添乗員同行パックツアーまで旅行商品が豊富
調べたところ他の大手旅行会社と比べも格安プランも多かった。

安心

ネットで調べるともっと安いプランを扱う会社はあったが
商品の数が少なく、なかなか希望に添えないこともあるのだ。

 

詳しくは