路線バスに乗車するにも
事前に乗車券が必要なことも
他、自分の知っている限り
路線バスの利用方法・注意点を
まとめてみました。

 

 

日本の常識・世界の非常識

 


 

1.一般的なバス利用方法

(1)系統番号をチェック

文字が読めなくても問題なし

自分が知っている限り
海外の路線バスでも
ルートごとに系統番号がある。
ガイドブックを開くと
~方面へは~駅から
28、40系統バス乗車等と
記載されていることが多い。
バス系統図が記載されていることもある。
それを見てチェックしよう。

但し

上り下りは間違えないように!


系統番号でチェック
(54系統 イタリアにて)

(2)バス停で待つ

バス停で待つ
何分間隔で来るかも
確認したい。
1日数本とか
朝夕のみ運行もあった。


バス停で待つ
(ラオスにて)

(3)乗車、支払い方法

支払い方法は様々

バスに乗車する。
運賃の支払い方法は
国や地域によって様々
ガイドブックやネットで
事前確認しよう。

例を挙げると

・運賃均一で料金箱に
先払い(後払い)
(都市部に多い)

・運賃表を見てチェック


運賃箱に入れる(12元均一)
(台湾にて)

・車掌や運転手から
乗車券を購入
(東南アジア、途上国に多い)


車掌から
切符購入
(途中でバスを
停めて運転手が
切符を売りまわることもあった
(ラオスにて)

・事前に乗車券を
購入し刻印する
(ヨーロッパに多い)


乗車券を購入し
刻印する
(フランスにて)

車内の様子

基本的に日本と同じだが

国や地域によって様々
冷暖房完備の
最新バスもあれば
木造の床に
昭和50年代を想わす
古いバス
他国の中古品など
そういうのも楽しかった。


新型バス
(バンコク)

古いバス
(同じバンコク)

(4)降車ボタン

日本同様、次のバス停に
下車するときは
降車ボタンを押すことが多い。
車内放送が聞き取れない場合
運転手や車掌に
行先を言えば
次のバス停で教えて
くれることがあった。


降車ボタン
(韓国にて)

押し方様々

ハワイなど
ヒモのようなもの
がありそれを
引っ張ると
降車ランプが点灯する
バスがあった。

戸惑ったことがある。


ヒモを引っ張る(ハワイ)

(5)下車する

扉開かない

ハワイのバスにて
扉が開かなくて
困ったことがある。
レバーのような物があり
それをひねって
開くのだ。

戸惑ったことがある。


レバーで扉開く

2.注意!乗車券が必要!?

(1)ヨーロッパに多い

先にも述べた通り
路線バスの乗車は
様々だが
特に注意したいのは

事前に

乗車券を購入し
車内の刻印機で
刻印することがある。
(日付・時間が刻印される)

まれに検札が来て
乗車券がなかったり
刻印されていなかったら
多額の罰金ものだし
人前で恥をかくことも

乗車時に
運転手から
購入できることもあるが
事前に
街中の売店で購入することもある。

どうも
車内精算という
概念がないみたいだ。


乗車券を購入
刻印する。

(2)1回券=60~90分有効

ヨーロッパの都市部に多いが
1回券ではなく
60~90分有効券という
考えらしく
一度刻印したら
有効時間内
均一運賃区間の
路線バス乗降自由である。

もっというなら

地下鉄や路面電車も
同一切符で
地下鉄も乗れる。
(但し地下鉄は1回のみ等)

事前に確認しよう。

(3)フリー切符の利用方法

路線バス、地下鉄1日券等の
フリー切符
手書きで名前と日付を
記載する必要があった。

それを怠り乗車したり
鉛筆など消える物で
記載して検札に当たると
罰金になる。

書き方も日本と異なり
日/月/年で記載

例えば

24年7月16日の使用なら
jour day/mois month/ anneeyear
16    07     24
だった。

3.その他・路線バスの注意点

(1)両替できない

韓国、台湾や香港等の
路線バスは
日本同様 料金箱に
支払うが
両替機は見たことない。
例えば
15元の所
10元札しかなければ
20元払うことになる。
地元の人で
近くの人に両替を
お願いしている人がいた。

最も
地下鉄や路線バスに乗る時は
小銭を準備するのが基本だ。

(2)同一ルートでも運賃が違う

系統番号によって異なる

韓国や香港、ラオス等
同一区間でも
系統番号の違いに
よって運賃が
異なり1.5~2倍位違うことも


系統番号によって
運賃が違った
(香港)

(3)飲食厳禁

日本でも
路線バス内で
飲食するのは非常識
と思えるが
台湾など飴やガムも
NGで見つかると多額の
罰金とか!?

台湾で
肉まんをかじりながら
バス停で待っていたら
運転手は嫌な顔して
そのまま通り過ぎて行った。


飴やガムもNG
(台湾にて)

(4)帰りのバスもチェック

日本でもそうだが
郊外へ行くときは
帰りのバスもチェックしよう。

例えば
ハワイ(オアフ島)
ホノルル(ワイキキ)など
都市部は賑やかだが
郊外はかなりの田舎

ワイキキから
郊外のシュノーケル
スポット(ハナウマ湾)へ
気軽に路線バスで行けるが
終バスが出るのは早く
行ってしまうと
かなり悲惨!
宿どころか
民家もほとんど見かけなかった。


路線バスで
郊外へ行くときは
帰りもチェックしよう
(ハワイ)

(5)どこから乗車するの?

日本でもそうだが
主要な駅や
バスの発着点
方向別にバス乗り場が
点在している。
おそらく
地元の人も
分からないだろう。
ガイドブックに
バス乗り場案内図が
記載されたり
ネットで事前にチェック
できることがある。

(6)荒い運転

国によっては
荒い運転する
路線バスも多く
例えば
ドアを開けたまま
急発進するなど
しっかり
捕まっていよう。

 


 

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