初めての海外旅行で
言葉が通じないことを
心配する人が多い。
自分のアジア・アメリカ
ヨーロッパの旅行経験から
その問題・解決方法
をまとめてみました。
目次
1.言葉の心配
(1)ほとんど心配無用!?
自分も不安だったが
自分自身
海外旅行をする時は
言葉が通じないことが心配で
スマホの翻訳アプリや
会話集の準備をしていた。
しかし、個人旅行とて
使うはほとんどない。
ほとんどは
ジェスチャーや片言英語で
通じるのだ。
日本を自由に
旅行する外国人観光客
そのほとんどは
日本語は使えないだろう。
1
言葉の心配はあまりなかった。
(イタリアにて)
いくつか例を挙げると
入国審査
短期間の観光目的なら
ほとんど質問されず
黙って印を押されることが
ほとんどだろう。
大体 必要事項は
入国カードに記載している
宿
旅行会社やスマホの
翻訳アプリで
予約し
「ハロー」とでも言って
予約確認証を見せれば
黙って
手続きしてくれる。
ほとんど日本と同じだ。
ただ
住所や職業など
英語で書けるようにしよう。
チェックイン
(ハワイにて)
交通機関
日本でも路線バス・地下鉄を
利用するのに高度な語学力が
必要だろうか?
路線図や系統番号
が分かればいい。
タクシーとて
行先を言えばいい。
タイのトゥクトゥク(三輪タクシー)等
値段交渉制だが
地図やら片言英語で
行先を言って
片言英語や筆談で
30Bなど言って交渉すればいい。
ただし、ガイドブック等で
公共交通機関利用方法の
確認をしよう。
系統番号・系統図も
記載されていることも多い。
系統番号で行先が分かる
(タイにて)
買物
コンビニ・スーパーは
日本と同じシステムが
ほとんど。
雑貨店でもほしい品物
を指させばいい。
観光施設の入場券購入も
指さしで十分
言葉で困った経験がない。
2
買物
(台湾にて)
必要なことも
とはいえ
必要なことがあった。
そのいくつかを
まとめてみた。
(2)入出国時
入国カード
経由便に注意
機内で入国カードを記入する。
日本出国便なら
日本語カードが多いが
北京経由ローマ行など
第3国経由の場合
北京~ローマ便に
日本語カードはないだろう。
中国語、イタリア語
英語での記載になる。
職業や入国目的
滞在ヵ所、日数
など細かいのだ。
入国カード記載
(タイ~ラオス)
適当は危険
適当に記載するのは危険
例えば
「強制送還されたことがあるか?」
という質問に
YESにチェックしたら
入国審査時
難しいことになるだろう。
事前に確認
インターネットで調べても
ガイドブックにも
入国カードの記載方法
がある。事前にチェックして
英語で書けるようにしよう。
マニアックな旅
細かな質問も
例えば
1カ月も2カ月もかけて
陸路でアジア諸国をまわる旅
インドからパキスタンなど
関係の悪い国を行き来するなど
入国審査時に
いつ入国したか
どこを経由したか
その他、身元の調査
未婚者か既婚者か
など
細かな質問をされることがあった。
時間かけても
正確に伝えるようにしたい。
旅行内容によっては
細かな質問も
(パキスタン)
(3)食事時
何だか分からない
どんな料理?
言葉の面で困るのが
食事時
メニューを開いても
何だか分からない。
カタカナで書いてあっても
分からないだろう。
例えば
ヨーロッパにて
エスカルゴ
とか
フォアグラ
なら何となく分かるが
カスレ
ブレゼ
なんて書いてあっても
「?」だろう。
1
メニュー見ても分からない(フランス)
味付け
例えば
パスタを注文しても
マカロニみたいな物が出たり
アジアなど
極端に
「辛い」「酸っぱい」
物があるのだ。
辛い!?
(韓国にて)
自分がとった方法
会話集のメニュー表など
ガイドブックや
旅行用の会話集の
食事編には
その国や地域の
料理や味付が
紹介されている。
スマホでチェックするもいい。
大体定番メニュー
があるものだ。
アジアの食堂街なら
メニュー表を指さし
取り扱っているか
確認したとこがある。
取り扱っている
店を紹介してもらったこともある。
1
定番メニューがある
(ラオスでよく出る
ラープ「おかず」
カオニャオ「ライス」
ラオビール)
注文方法も
ヨーロッパでは
前菜、メイン、デザートなど
コース(アラカルト)で
注文することがある。
ガイドブックなどで
注文の方法を確認しよう
間違えて
メインばかり
注文すると
出す側も困るだろう。
コースなら注文方法も確認
(フランスにて)
屋台は周りを見る
アジアの屋台など
メニューはないものの
1~2品しか
取り扱っていないことが多い
他の人を見れば分かるはず
他にも
食材をズラリと並べ
指さしで選べることがある。
ただし
値段の相場は知っておこう
ボラれる可能性もある。
日本語メニュー
日本語メニューを扱う店もある。
料理方法も記載されている
ことも多く安心だ。
日本語メニューあり
(イタリアにて)
(4)トラブル
トイレなど
ちょっとしたトラブル
例えば
バス乗車中に
トイレに行きたくなった
とか
ホテルで鍵を閉じ込めてしまった。
など
ちょっとした
トラブル発生時
その時は
旅行用の会話集
スマホの翻訳サイトでも
何とかなった。
なお
凶悪犯罪においては
言葉の問題でないだろう。
(5)ケガや病気
特に病院
風邪をひいたり
下痢、口内炎など
薬屋なら
意外にジェスチャーで通じたのだ。
大変なのが病院
診察よりも
受付や手続きに困った。
最も
外国で治療を受ける。
精神的不安もあった。
提携病院
日本で海外旅行保険に
加入するとき、
現地提携病院を確認し
そこを利用した。
旅行保険の証書を見せれば
かなりスムーズだった。
精神的にも安心
2.自分の解決方法
(1)会話集の準備
コンパクトがいい
会話集を持って行った。
ただ、本を開くのが面倒で
実際に使うことは少ないが
食事やトラブル時に役立った。
辞書のようなものでなく
コンパクトで
指さし会話集がよかった。
(2)スマホ・翻訳アプリ
色々便利
公共WiFi利用
海外対応のWiFiルータ
現地でのSIM購入等で
日本と同じ感覚でスマホを使える。
翻訳アプリだけでなく
道に迷った時の
Google Mapなど
旅行中、何かと便利だ。
ただ
あまり頼りすぎるのもよくない
万一使えなくなったら悲惨だ。
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3.その他・注意点など
(1)英語圏は安心なの?
かえって厄介なことがある
聞き取れない
英語なら少しは勉強したことあるので
比較的「安心」と思うかもしれないが
かえって厄介なことがあるのだ。
英語を母国語にしているだけに
流暢に話すし
一語一語を確実に話す
日本語と違い
発音やアクセントで
聞き取ることが多い。
例えば
I have about you.
(あなたについて聞いています)
に対しhave なのかhard
なのか聞き取れないし
アバウト ユーも
バーチューなんて
聞こえてしまう。
結果
片言英語すら通じないし
相手も「こんな言葉も通じないかと」
困り顔
韓国や中国、タイ人の
片言英語の方がよっぽど
分かりやすかった。
ロサンゼルス
(以外に言葉で困った)
複雑
例えば、日本語でも
「ちょっと待ってね」
「少々お待ちください」
など、場に応じて言い方が異なる。
英語でも
「Just a moment」
「Would you wait for a moment?」
など、いろんな言い方がある。
思ったことと違う言い方を
されることで混乱することも
韓国や中国、タイ人
の話す片言英語の方が
シンプルで分かりやすかった。
日本特有の英語
例えば
マクドナルドでセットメニューを
注文するもSetと言えば
コースメニューになり
店員は「?」
MealsとかComboという。
持ち帰りも
Take out(テイクアウト)
というよりTo goと言うことが多い。
韓国や中国、タイの
コンビニの方が分かりやすかった。
フードコートで注文
(言葉で困ることがあった)
ワイキキやグアムなら問題なかった
とはいえ
日本人旅行者が多い
ハワイのワイキキ
グアムの場合は
あまり困ることはなかった。
丁寧に日本人に分かりやすい
言葉を使うことが多いのだ。
自分がとった方法
トラベル英会話
学校の英語教材でなく
トラベル英会話の勉強をした。
生の英語を聞いて覚える
CDを使った方がいい。
そして
同じ意味でも
複数の言い方を示してる
会話集を使った。
安易にYESと言わない
よく分からないのに
「YES]と答えてしまうことがある。
それが避けよう。
分からなければ
素直に分からない顔をした方がいい。
最後には何とかなるだろう。多分
(2)手間はかかる
時間に余裕を持ちたい
言葉が通じなくても
そのほとんどが
何とかなったが
やはり不便だし
買物するも食事をするも
日本国内と比べ時間はかかる。
特に個人旅行は
現地自由行動旅行なら
時間に余裕を持つことと
言葉が通じないのも
海外の楽しみと思った。
(3)文化・習慣を身に付けよう
言葉以上に重要
交通機関や飲食店
の利用方法
食事のマナーなど
その国のルールや習慣があるもの
個人でまわるなら
知っておこう。
言葉以上に重要で
思わぬトラブルになることも
通常
ガイドブックの
交通機関利用方法
食事のマナー
など日本との違いが説明
されていることが多い。
2
食事をするにも
マナーやルールがある
例を挙げると
交通機関
台湾の地下鉄・路線バスでは
飲食禁止だが飴やガムもダメ
多額の罰金になる。
国によるが
ヨーロッパでは
切符を購入して
路線バスに乗車
車内で刻印をする必要がある。
それを怠ると無線乗車となり
多額の罰金
また、車内精算の習慣もなく
キセルとみなされ罰金
それも
見せしめのごとく
人前で手続きされることがある。
交通機関に注意
(イタリアにて)
飲食
ハワイを含め
アメリカでは基本的に
公園やビーチでの飲酒は禁止
捕まることがある。
飲食店内でも飲酒できないことがあり
例えば
フードコートにビールを
持ち込む日本人旅行者を
みたことがある。
ビーチ飲酒禁止
(ハワイにて)
(4)精神的不安!?
乗り物など
初めての海外
旅慣れない個人旅行など
言葉が通じないエリアで
不安になることがある。
特に個人旅行での
交通機関
タクシーであったり
東南アジアなどで
見かける乗合バスなど
路線バスや鉄道みたいに
時刻表やルート図がないので
自分以外みな現地の人
あちこちでベラベラ
会話されると
とんでもない所へ
連れてかれるのでは?
なんて思うことも。
どこを走ってるの?
なんか不安
(タイのミニバスにて)
Google マップなど
まずはタフな精神がほしいし
旅慣れれば不安は減少する。
また、スマホの
Google マップは便利で
自分が向かっている方法が分かる。
(5)凶悪犯罪は言葉の領域外!?
渡せる物は渡す
ちょっとしたトラブルに
語学力を求められることがあるが
強盗など凶悪犯罪においては
言葉が
通じる・通じないの問題でないようだ。
絶対に逆らわず
渡すべきものは
渡してしまった方がいいらしい。