1.インターネットで航空券やツアーを検索 予約

(1)条件を入力する。

どんな旅行をするか

旅行会社のサイトやYAHOOトラベルを開いて自分好みの条件を入力する。
サイトによって異なるが
ザックリとまとめると

・海外航空券

・国内航空券

・海外ツアー(フリープラン)

・国内ツアー(フリープラン)

・航空券(乗車券)+ホテル

に分けられる。

海外航空券

航空券のみの購入 航空会社、出発日、出発時間帯
エコノミークラス、ビジネスクラスなど入力
海外では格安航空券や正規割引航空券が一般的で
東京~ローマ 21,000円など驚きの価格が表示されることも多い。
(実際は×3~4位の価格になるが、それは、後で説明する。)


航空券のみを手配する

航空会社未定とは?

航空券で最安値を検索すると、航空会社未定が表示されることがある。
出発日、帰国日の選択はできるが、航空会社はもちろん出発時間の
選択もできない。通常 3~8日前に利用航空会社と出発時間が知らされるが
電話すると事前に教えてくれることがあった。
ちなみに経験上 最も条件の悪い航空会社だ。(夜出国深夜到着 早朝帰国など)

経由便?

ヨーロッパやアメリカなど長距離便では直行便と経由便に分けられることがある。
直行便は日本航空や全日空、行先の航空会社(イタリアならアリタリア航空など)
経由便は北京経由 中国国際航空 台北経由 中華航空
ドバイ経由のカタール航空など


北京を経由の中国国際航空を利用する。

経由便のメリット・デメリット

メリットは直行便と比べて安いこと、2倍位違うことがあった。
デメリットは時間がかかることだが
ハブ空港での乗継時間が短く設定しており、直行便が12時間に対し15時間程度と
大差ないことがある。
ただ、深夜の乗換であったり、経由地乗継で1泊する必要があることも
その場合、滞在日数が短いと結構辛かった。

経由地で観光できる?

一般的には24時間以内はトランスファーとなるが
それをオーバーするとストップオーバーとなり追加料金がかかることがある。


ヨーロッパへ向かう途中 バンコクに立ち寄る

国内航空券

正規割引航空券で表示されることが多いが、それは
航空会社で直接購入できるので特別メリットは感じなかった。
個人的にはLCC(格安航空会社)のサイトから購入するか
国内フリープランをおすすめする。


LCC(格安航空会社)利用した方が安い
(ジェットスター)

ツアー(フリープラン)

ツアーとは

添乗員又は現地係員が対応、往復飛行機、ホテルや
食事、バスや鉄道などの交通がセットになったもの


当日 集合場所へ行く

フリープランとは

往復航空券(乗車券)とホテルのみのセット
(海外だと現地係員のお迎え 空港~ホテル送迎付もある。)
添乗員は同伴せず現地自由というように区分しているが
フリープランも契約上ではツアー(主催旅行)である。
よって
ツアーとフリープランを分けているサイトもあれば
ツアーの中にフリープランを含めているサイトもある。


自分でチェックイン手続きを行う。

海外ツアー(海外フリープラン)

行先(国、都市)、出発地、出発日、添乗員同伴の有無などを入力
添乗員同伴ならパックツアーであり、ヨーロッパなど周遊型の旅行に人気だ。
添乗員同伴なしでも台湾3都市周遊など要所要所に現地係員が案内し
食事や観光をするツアーもある。
フリープランの場合、ソウル3日間19,800円やパリ6日間59,800円といった
1都市滞在の他、ホノルル(オアフ島)+ハワイ島8日間180,000円といったツアーも
フリープランであることが多い。


周遊型ヨーロッパ旅行は添乗員同伴パックツアーが人気(パリ)


滞在型ハワイ旅行はフリープランが人気だ!

添乗員同伴は毎日出発ではない

フリープランは、ほぼ毎日出発 最少催行人数2名
航空会社やホテルの選択(追加料金でアップグレード可能)なことが多いが
添乗員同伴は出発日が限られている上に最少催行人数25名など条件が厳しい
よって、希望に添えない場合や中止になることもある。
その場合 フリープランに変更し現地発日本語ツアー(オプショナルツアー)
のセットを紹介されることがある。

お一人様ツアー

ツアーは原則2人以上で計算されており、1人だと1人部屋追加料金がかかることがある。
添乗員同伴ツアー1人参加だと浮いてしまうことも
最近はお一人様専用ツアーもある。

国内ツアー(国内フリープラン)

行先(都道府県、都市)、出発地、出発日、添乗員同伴の有無などを入力
添乗員同伴ならパックツアーであり、北海道1周とか四国1周など周遊型の旅行に人気だ。
添乗員同伴なしではフリープランが多く 往復航空券とホテル宿泊券が送られるだけ
特別手配しない限り現地係員の対応はないことが多い。
もちろん空港~ホテルの交通機関は各自手配

添乗員同伴のツアーがお得なことも

例えば
羽田発北海道道東3日間34,500円とか
釧路空港に到着 観光バスでトドワラや摩周湖をまわり
女満別空港から戻る。夜は温泉宿に温泉料理
温泉旅館は団体の方が安く提供できるのだろう。

他にも

羽田空港発 出雲1泊2日で2万円など
ちなみに
添乗員同伴団体旅行は
温泉宿泊まりが多い。


添乗員同伴の国内パックツアーは温泉宿泊が多い(松江 玉造温泉)

驚き価格のフリープラン

札幌3日15,800円 那覇3日間18,500円など
中にはLCC往復航空券と同じ値段でホテル2泊セットというのもある。


激安で北海道へ行くフリープランもある(札幌)

1泊5日とは?

例えば那覇1泊5日 那覇空港までの往復航空券+那覇市内のホテル1泊
残り3泊は各自手配というプラン
つまり初日は那覇市内の指定されたホテルに宿泊
その後レンタカーや公共交通機関で沖縄周遊ということもできるのだ。
最長1泊14日もあった。


1泊5日プランで沖縄本島ドライブ(本島最北端 辺戸岬)

出発時間帯 ホテルの選択の選択可能が多い

飛行機の出発時間帯を選択できることが多い。
早朝や夜出発便は安く午前便は追加料金がかかることが多い。
安いプランだとエコノミーのビジネスホテルが多いが
追加料金でデラックスホテルや温泉宿(札幌の場合 定山渓温泉など)
の選択ができることがある。

添乗員同伴は毎日出発ではない

フリープランは、ほぼ毎日出発 最少催行人数2名
航空会社やホテルの選択(追加料金でアップグレード可能)なことが多いが
添乗員同伴は出発日が限られている上に最少催行人数25名など条件が厳しい
よって、希望に添えない場合や中止になることもある。

お一人様ツアー

添乗員同伴ツアー1人参加だと浮いてしまうことも
最近はお一人様専用ツアーもある。

航空券(乗車券)+ホテル

航空券とホテルを別々に手配する方法
フリープランに見えるが、個人旅行(手配旅行)である。
「自由旅行」とか「フルチョイス」というように紹介されることがある。

かなり細かな手配ができる。

インターネットの普及で航空券や宿泊設備の他
オプショナルツアー(現地観光)レストランのコース予約
博物館や美術館の入場券 遊覧船の乗船券など
かなり細かな手配ができる。

自由度が高い

ローマ4泊6日(1泊は機内泊)フリープランの場合、ホテル4泊はセットされてしまうし
ローマから1泊旅行をするので1泊分キャンセルしたくてもできない。(安くはならない)
空港~ホテルの送迎がある場合、送迎キャンセルができないこともある。
結果、別々に手配した方が安いことがある。


ソウルから慶州1泊旅行とか?(仏国寺)

自己責任を問われる

例えば
飛行機が欠航しホテル1泊分逃した場合
原則 個人でホテルのキャンセル手続きなどする必要がある。
ツアー(フリープラン)の場合 旅行会社が一括手配しているので
旅行会社を経由して交渉できるのだ。
ただ
個人手配でも融通きかせてくれる所もあれば
フリープランでも融通がきかないこともあろう。
予約時 旅行会社に相談しよう。

国内旅行の場合あまりおすすめできない。

国内航空券でも紹介したとおり直接航空会社でチケットを購入する場合と
値段があまり変わらないことがある。
なのでLCCのサイトでチケットを購入したり
フリープランに参加した方が安いことがある。

(2)予約をする。

第3希望まで調べておきたい。

気に入ったプランや航空券を見つけたら次は予約
できれば第3希望まで調べておきたい。
というのも
ハイシーズンや長距離路線だと電話して確認したら「満席です」ということもある。
フリープランの場合
航空会社やホテルの選択ができることがあるので
同一のフリープランでA航空がだめならB航空というように
選択の幅を広げたい。

予約前に電話をしよう!

ネット上で手配したら 後で電話がきて「満席でした」
ということがある。予約前に電話で確認したい。
電話するときに以下の注意点がある。

必ずコードをチェックしよう

数多くの航空券やツアーを取り扱っている旅行会社
ネットで調べるとツアーや航空券のコードが表示されるので
電話をするときはコードと出発日を伝えよう。

手短にしよう

旅行会社は単価の安い商売 お客さんとしては「10万円も払ったから」
と思っても会社側からみれば数千円の利益しかならないことも
コードなどチェックして話をスムーズに済ませよう

合計金額を聞こう

航空券やフリープランなど
パリ往復19,800円とかパリ5日間59,800円なんて
破格で表示されることがあるが、他にも燃料サーチャージに空港使用料
各種税金など×~倍になることも、総合金額を聞こう。
「高い」と思っても燃料サーチャージが含まれていたり
9,800円と表示されても合計で、燃料サーチャージ58,000円なんて言われたことがあった。

国内旅行の場合 表示価格と大きく異なることはなかったが、一応確認したい。

キャンセルや変更についてしっかり確認

何日前からキャンセル料が発生するか、変更は可能か聞いておこう。
キャンセル料を利益をする旅行会社もあり、過去に電話で申し込んだ途端に
キャンセルしたら5千円発生なんて会社もあった。
(本来 申込金を支払い契約をしてからキャンセル料が発生するはずだ)

予約はネットを通したがいい?

電話だと聞き違いなどがある。

電話でも予約を受け付けてくれるが、個人的にはネットで予約している。
というのも万一 聞き違いがあったときはトラブルの元になるのだ。

パスポートの有効期限など自己責任で

海外旅行の場合は行先(国)によってパスポートの必要残存期間など異なる。
自己責任で調べたい。他にも往復航空券がない場合は査証が必要になったり
アメリカへ行くにはESTAの申請が必要など・・・
インターネットで簡単に調べることができるはずだ。
聞けば旅行会社も教えてくれるが最終的には自己責任と思った方がいいだろう。
間違えたことを言われても責任とってくれないことが多いのだ。(窓口予約でも同じ)

予約確認証が送られる。

旅行代金の支払いで契約

申し込み後クレジットカードやコンビニ決済、又は銀行振込等で旅行代金を支払う
旅行会社によって異なるが経験上 申し込みから1週間程度まで支払う必要がある。
全額ではなく、申込金として先に旅行代金の一部を支払うこともある。

メール等で予約確認証が送られる

しばらくしたらメール等で予約確認証が送られる。
その時に 集合場所や集合時間などの案内も送られるはずだ。
しっかりチェックしておこう。
もちろん プリントアウトして旅先にも持っていきたい。

緊急連絡先をメモしておこう。

例えば、不慣れな土地、送迎の時間がちょっと遅れただけで凄い不安になるのだ。
最悪、予約漏れということもある。いつでも連絡がとれるように緊急連絡先のメモはしている。
大手の旅行会社なら24時間受付もあるし、海外でも携帯電話の無料貸し出しもある

出発まで音沙汰なし?

旅行代金が支払われた後、旅行日直前まで何の連絡もないことが多い。
予約が取り消されたのではないか?不安になることがある。
その時は旅行会社へ電話してみよう。申込番号は言えばすぐに調べてくれるはずだ。

2.いよいよ出発

(1)当日 集合場所(空港など)へ行こう

ツアーの場合 前日まで添乗員から電話がくることがある

添乗員同伴のツアーの場合、旅行日前日までに最終確認の電話が来ることがある。
また、ツアー当日 集合場所へ行けば、旗やプラカードを持った添乗員や係員がいるはず
すでに添乗員が手続きをしてくれていることがある。

遅刻はNG

国内旅行など集合時間と出発時間との間が短いことがある。
飛行機の場合、荷物を預けたり搭乗手続きなど時間かかかることがあるので
絶対遅刻はしないようにしよう。


当日 集合場所へ行く

航空券やフリープランは空港で直接チェックインも多い

航空券のみの手配、添乗員が同伴しないフリープランの場合
メールや封書で航空券引換証(又は電子航空券)が送られ、それをプリントアウトして
直接、空港のチェックインカウンターへ持って搭乗手続きをする方法がある。
または、空港に旅行会社のカウンターがあり ここで航空券を受け取り
係員の案内でチェックインすることがある。


直接 航空会社のチェックインカウンターで手続きすることが多い
(成田空港)

分からない場合は案内カウンターへ行こう。

旅慣れない場合、空港へ行っても、どこへ行き
どのような手続きをすればいいのか分からない。                                     その時は、利用する空港のサイトを開き
手続きの流れを調べれることをすすめるが
分からなけらば空港の案内カウンターがあるので
そこで聞けばいい。(又は空港係員に聞きたい。)
その場合は2時間前でなく3時間4時間とかなり時間に余裕を持とう。
もし、成田空港の第一ターミナルと第二ターミナルを間違えれば
そこまでの移動でも30分位のロスになることがある。


分からないときは案内カウンターへ行こう!
空港案内パンフレットもあった(成田空港)

ホテルの場合

フリープランはホテルもセットになっている。
国内旅行や送迎なしの海外旅行なら直接ホテルへ行き予約確認証を見せてチェックイン                    送迎ツアープランなら、空港で係員がお出迎え、一緒にホテルまで連れて行ってくれる。                   ただ、ホテルのチェックインまでは同行せず各自行うことが多いようだ。                               (予約確認証を見せれば手続きしてくれる。高度な語学力は必要ないし、韓国や台湾なら日本語通用度大)


基本的に自分でチェックインするが予約証をみせればいい
(台湾 高雄)

海外は2時間前までに着きたい!?

よく聞かれるのが
国内便は30分前 国際便は2時間前に空港に到着しよう。                                  スムーズに済めば国際便でも20分もあれば手続き終了するが、                               万一のことも考えたい。                                                それに成田空港や関西国際空港など大きな空港は                                     空港内の移動だけで30分もかかることがあるのだ。                                    それに巨大な空港はショップにレストラン、喫茶など                                   設備もと整っていて2時間位いても飽きなかった。
なお、飛行機は出発の30分前に搭乗開始するのが一般的

空港内の設備

大きな空港となれば、空港だけで巨大なショッピングモールのようだ。
割高?と思いきや、100円ショップやコンビニがあることも
半日いても飽きない位だった。
海外便のビジネスクラスやファーストクラス 又はクレジットカードのゴールド会員
なら専用ラウンジがあり、軽食やドリンクのサービスを受けることができる。


空港が巨大ショッピングセンターみたいなもの(中部国際空港)


ビジネスクラス・ファーストクラス、ゴールド会員ならラウンジサービスも

(2)万一 トラブルが発生したとき

とにかくすぐに連絡しよう

トラブルが発生したときは、すぐに連絡をしたい。
旅行から帰ってから連絡すると、十分な対応をしてくれないこともある。
そのためにも、携帯電話サービスを利用して海外からも連絡とれるようにしたい。

実際にあったトラブル、聞いたトラブルをまとめると

予約漏れ!

オプショナルツアーで予約が入っていないことがあった。
係員に予約確認証を見せてクレームを出したら手配してくれた。
係員がいないこともあるので、緊急連絡もとれるようにしたい。

現地係員はどこにいる?

海外の空港に着いても現地係員がどこにいるか分からない。
案外 近くにいたり、係員が来るのが数分程度遅れることもあるが
海外だとちょっとしたことでも大きな不安になるもの

荷物が来ない

空港で預けた荷物が来ない。海外ではズサンであることも
航空会社にクレームを出す必要がある。
送迎付フリープランならクレームの代行をしてくれることがあるが
航空券のみの個人旅行なら直接航空会社へクレームを出そう。
日本便がある大手の航空会社なら日本語スタッフがいることもある。

日程を間違えた

旅行中、曜日感覚が麻痺することがある。
特にハワイなど、日付変更線を通るので日本とは大きく時間が異なる上に
1ヶ所に何日も滞在するので、帰国日を間違えることもある。
オプショナルツアーで星空ツアーなどで3日のAM1時集合というのが、
2日のAM1時と間違えることがあるようだ。
基本的には自己責任となり航空券を買い直す。
それを避けるため、自分で行程表を作成しておきたい。


ハワイ島マウナケア サンライズツアー(深夜出発 日にちを間違えることも)

帰国時の注意

出国時は緊張しているのでミスは少ないが、帰国近くなると慣れてしまう。
初めての海外旅行でも「案外どうってことないね!」なんて思うだろう。
で気が緩んで帰国時にトラブルが発生することがある。
例えば、空港に遅れそうになる。
生肉など持ち出し禁止品を持って行ってしまったりするのだ。


行きはもちろん帰りも持ち込み禁止品に注意しよう。

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