くらの旅行記

 

1.航空券の種類について

(1)3種類に分けてみた

東京~新千歳を例にとると

6千円~4万円ほどの開きがあった

東京(羽田/成田)~新千歳空港便
ザックリ調べただけで
片道6千~4万円位の開きがあった。
そこで以下の3種類に分けて
調べてみた。

1 LCC(ジェットスター、ピーチエアラインなど)5~9千円ほど
2 レガシーキャリア(日本航空、全日空など)の割引航空券 1万~1万5千円ほど
3 レガシーキャリア(日本航空、全日空など)の正規航空券 4万円ほど

ちなみに

サービス内容が
複雑であること
出発日や時間帯による
開きがあり

例えば

GWやお盆、年末になると
運賃は倍以上に
跳ね上がることがある。

(2)LCC、レガシーキャリアの違い

LCC(格安航空会社)

サービスを最小限に
抑える代わりに
運賃を格安にする航空会社


LCC(格安航空会社)

レガシーキャリア

従来型航空会社
フルサービスキャリアとも言う。
正規運賃だと4万円位するが
先得~なんていう
割引運賃を使うと
1万円ちょっとということがある。


レガシーキャリア

航空券比較サイトで簡単に検索・購入できる

安い順に検索してみよう

複雑な運賃体制だが

「LCC」 および 「レガシーキャリアの割引航空券」は

航空券比較サイトで
簡単に購入できる。
安い順に検索すると
LCC→割引航空券
の順で表示されることが多い。

ちなみに

正規運賃は
航空会社や旅行会社に
問い合わせた方がいいようだ。

お勧め航空券比較サイト


2.航空券とサービスの違い

(1)キャンセルや変更について

自己都合によるもの

LCCの場合

航空会社やチケットの種類によって異なる

例えば

ピーチエアラインの場合
成田~新千歳
(1)シンプルピーチ
4,590円と安いが
キャンセル(払戻)不可
変更時は3千円以上の手数料がかかる

(2)バリューピーチ
7,540円であるが
変更可能
所定のキャンセル料を
払えばキャンセル可

(3)プライムピーチ
9,870円であるが
変更・キャンセル可能

ただし

(2)(3)共に
払い戻しは現金でなく
ピーチポイントであること
ネット申請が基本である。
また、前日まで等
変更やキャンセルも
期限があること

レガシーキャリアの割引航空券

基本的に変更不可だが
1回限り・条件付で
できることがあるようだ。

キャンセルの場合
所定の料金を払えば
払い戻し可能なことも

例えば

JALの先得の場合
出発55日前までなら440円
出発前~54日なら運賃の50% 等

レガシーキャリアの正規運賃

キャンセルも変更も可能
手数料がかかっても
数百円程度

また
JAL ANA
ADO(エアドゥ)など
相互利用契約を
結ばれているため
それら他社便に
乗り換えることも可能

例外もある

特にレガシーキャリアの場合
旅行者のケガ 病気
身内の不幸で
キャンセルしても
払い戻しができることがある。
その場合
医師の診断書や死亡診断書

が必要とのこと

航空会社の責によるもの

機材整備等

機材整備など
航空会社側の
責によるものだ。
台風 大雨 大雪
に関しては不可抗力であり
状況により異なることがある。

LCCの場合

「払い戻し」か
「後続便利用」となる。
ただ
後続便利用といっても
同じ境遇の人が
多数いること
レガシーキャリアと比べ
運行数が少ないことから
翌日以降の搭乗になる可能性が高いと思われる。

基本的には
それまでの
宿泊費、食費
タクシーなどの交通費の
保証はない。

航空機遅延保証
ただ、500~700円の
追加で遅延保証の保険に入れる。
その場合
宿泊費やタクシー代等の保証はされる。
また LCCでも交渉すれば
保証してくれる可能性はあるらしい。

レガシーキャリアの割引航空券

LCC同様
「払い戻し」か
「後続便利用」となる。

航空会社によるが
機材整備など
明らかなる会社側の責任なら
宿泊費や交通費も負担してくれたり
新幹線等、他の交通機関を利用した場合
その差額を保証してくいれることがあるらしい。
交渉する価値はある。

天候等による不測の事態による
遅延欠航なら
そこまで負担しないようだ。

LCC同様航空機遅延保険に
加入した方がいいかもしれない。

なお

LCCと比べ運行数が多いこと
経由便を利用できる
可能性があることなど
LCCよりはそのリスクは低いと思われる。

正規航空券は融通が利く

JAL ANA
ADO(エアドゥ)など
相互利用契約を
結ばれているため
それら他社便に
乗り換えることも可能

後続便利用でも
海外便の場合
正規航空券所持者を優先するのが一般的
国内便でも同等と思われる。

(2)荷物

LCCの場合

受託荷物は追加料金

原則LCCは機内持込荷物のみ
の設定であり
重量は7㎏まで
サイズ制限は厳しい。
大きなスーツケースや
バックパックなど
チェックイン時に預ける
受託荷物がある場合は
事前申請し追加料金を払う。

例えば

成田~新千歳で

1個(20kg)で1,800円など

それを怠りチェックインで
指摘されると
4千円位とられることも。


重量制限が厳しい

受託荷物込のプランも

例えば
ピーチエアラインの場合
成田~新千歳
(1)シンプルピーチ
4,590円と安いが
機内持込のみ

(2)バリューピーチは7,540円
になるが
受託荷物1個20㎏までOK

プライムピーチは9,870円
になるが
受託荷物2個までOK

レガシーキャリアの場合

20㎏までが多い

JALやANAといった
レガシーキャリアなら
普通席(エコノミー)で
受託荷物は20㎏までOK
ということが多い。
サイズ制限はある。

(3)チェックイン~搭乗

LCCの場合

カウンターが分かりにくい?

JALやANAと比べると
カウンターが分かりにくいことが多い。

中には

他社のカウンターを間借するため
出発2時間前に突如
カウンターが現れることがあった。

慣れない人なら不安になるかもしれない。


LCC乗場へバス移動

沖止め

LCCの場合
飛行機は沖止めしており
そこまでバスで
移動することが多い。
バスの乗降が面倒なだけで
特段苦にならなかったが
早めの行動が必要になる。


搭乗口まで移動

レガシーキャリアの場合

カウンターが分かりやすい

JALやANAといった
メジャーな航空会社は
チェックインカウンターの数も多いし
スタッフの数の多さから安心感はある。


カウンターは分かりやすかった

搭乗ゲートから乗れる

JALやANAは
搭乗口から直接
搭乗できることが多い。


搭乗口から乗れる

(4)機内サービス

LCCの場合

座席は狭いことが多い

経験上B737型機が多く
機体規模の割に
乗客数が多い気がする。
座席も狭く
前のシートに
膝が付いてしまう位だった。
とはいえ
成田~新千歳は1時間程度
特段苦になることはなかった。


シートは狭いことが多い

全て有料 WiFiなし

ドリンクは全て有料
例えば
コーヒーも
インスタントなのに
300円もする。
WiFiサービスなしも多い。

ただ

1時間足らずのフライト
苦にならないし
国内線なら
弁当の持込は可能なようだ。
「加熱式はNGやニオイが出るものは避けよう」

レガシーキャリアの場合

LCCよりは乗り心地いい?

JALやANAといった
レガシーキャリア
LCCよりは
乗り心地がいいことが多いようだ。
とはいえ
エコノミーなら狭いことに変わりない。

ドリンクやWiFiサービス

ドリンクサービスがある
例えば
コーヒーは
インスタントではなく美味しい
WiFiや電源付も多い。
国内線の場合
アルコールや食事の
サービスはなし
又は有料だった。

3.結論から

(1)LCCがいい場合

重要度が低い旅行

旅行中止も視野に

傾向から見ると
安い航空券ほど
変更やキャンセル時の
融通が利かないことが多い。
それに
期待する旅行ほど
裏切られた時のショックは大きい。
「気まぐれ北海道旅行」のように
重要度が低い旅行に向いているだろう。

逆を言えば

値段の安さから
高速バスに乗るように
気軽な気持ちで利用できるのがいいこと

また

オプションや各種保険を付けて
安心度を高める方法がある。


気まぐれな旅がいい
(札幌歩き)

よく調べる人・慣れている人

航空券の事も知っている

基本的にLCCはサービス最小限
そこから追加料金で
サービスを追加する仕組みだ。
その仕組みを分からないで
安いチケットを購入
「変更できません」だの
「追加料金いただきます」
など言われると
ショックが大きいものだ。

不安もある

カウンターが分かりにくい
電話をしてもなかなか繋がらない
といったことがあった。
旅慣れない人にとっては
不安になるかもしれない。

(2)レガシーキャリア(割引航空券)がいい場合

重要性の高い観光旅行

キャンセル 変更の融通が利くこともく

記念旅行など
重要度の高い旅行なら
レガシーキャリアがいいだろう。
保証できるものではないが
LCCよりは欠航や遅延の保証は
されているようだし
保有機材の多さか?
LCCより遅延率は低いらしい。

ハイシーズンなら正規運賃も

割引航空券とは
運賃の変動も大きい
GW お盆 年末といた
ハイシーズンなら
正規運賃とあまり
差がないこともありうる。
ならば
さらにサービスが充実した
正規運賃にした方がいいかもしれない。

旅慣れない人

安心感がある

必要と思われるサービスは
カバーされているし
カウンターの多さから
安心感はあった。

(2)レガシーキャリア(正規航空券)がいい場合

重要性の高いビジネスなど

融通が利く

航空会社を変えることも
出発の20分までなら
変更可能など
かなり融通が利く

とはいえ

観光目的で割引航空券の倍以上払って
購入するのも抵抗がある。

重要度の高いビジネス向けではないか?

4.その他、航空券について色々

(1)安い物は売れ切れも早い

安いものから売れていく

調べると
安い航空券から
売れ切れる傾向がある。

例えば

3日前に航空券を検索しても
LCCは全て売れ切れていた。

(2)欠航・遅延・遅れでも交渉はしよう

融通が利くことも

欠航・遅延、乗り遅れても
交渉はしてみよう。
融通が利くかもしれない

(3)地方発着ならレガシーキャリアがお得?

地方便も多い

女満別、稚内
といった地方空港発着便は
LCCの運航はない
JALやANA利用になるが
片道1万3千円など
新千歳便と大差ないことがある。
航空券検索サイトで調べたい。



 

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