1.青春18きっぷとは?
(1)5回利用で11,850円
普通列車・快速列車乗り放題
1日普通列車や快速列車利用できる。
11,850円で5回分
つまり、1日あたり2,370円
注意したいのは
新幹線や特急、急行の利用不可
利用する場合は特急券の他、
普通切符も必要となり
青春18きっぷま全く使えないのだ。
半日、1日でどこまで行ける?
1日なら
東京、福岡、高知、愛媛
松江まで行ける。
1万円分の移動もできた。
半日なら
松本、静岡、高松
広島、鳥取はゆうに行けよう。
ちなみに
名古屋から京都まで片道2,590円
所要時間は2時間ちょっと
本数も多いので日帰りでも京都を楽しめる。
東京から1日で京都へ行ける
(2)青春18きっぷについて
どんな切符?
11,850円で1枚の切符が渡される。
その日の最初の改札時に日付の付いた印を押してもらう。
あとは、改札で切符を見せればいい。
5回分押すことができるのだ。
自動改札機は使えないので
駅員に切符を見せて改札を通った。
連続する5日ではない
例えば
8月1日~3日までの京都旅行で
1日と3日のみ青春18きっぷを使う場合
8月1日と3日2回分利用となる。
2日の印が押されてしまえば3回分になってしまうので
2日目は青春18きっぷは使わない。
複数人で利用も
1人で5回利用の他、スタンプを5個押してもらって
5人で1回利用することも可能だ。
ただ、1枚の切符に5回分のスタンプを押されるために
別行動はできない。
快速・普通列車の旅をする
通年販売ではない
基本的に春 夏 冬の販売である。
有効期間はその年によって異なるのではっきり言えないが
春は3月上旬~4月上旬
夏は7月下旬~9月上旬
冬は12月上旬~1月上旬
といったところか?
販売期間はその利用可能期間より10日位早めであった。
なお、春に余った切符を夏に使うことは不可
用は学校の長期休暇中、通学客の穴埋めみたいなものだ。
その期間のみ有効である。
だれでも購入可能である。
名前は18きっぷであるが実際誰でも利用可能
18きっぷの旅をしている人を見ると
中高年が目立っている感じがした。
ただし
子供料金はない同額である。
特急列車等に利用について
特急券の他 普通切符も必要
特急券+青春18きっぷの使用は不可
また
JR西日本が運行する宮島航路は18きっぷ使用可能
あと
条件はあるものの一部例外として
特急列車や急行列車の利用が可能な場合がある。
それは後で説明する。
JRの宮島航路は青春18きっぷでの利用可能
1.青春18きっぷのメリット
(1)京都ならメリットが大きい
本数が多い
東京から大阪 神戸を結ぶ東海道本線
普通列車や快速列車の運行本数も多いし
私鉄との競争が激しいことから
接続もいい。米原~京都~姫路など新快速が走り
接続もよく高速で移動もできるのだ。
他にも
奈良方面へ行くにも福知山方面へ行くのも便利
京都旅行における青春18きっぷの利用価値は大きいと思う。
京都駅は普通や快速の本数も多い
桜シーズンの京都
京都の桜シーズンは4月上旬
春の青春18きっぷ有効期間は4月上旬までなので
第1土日は狙い目だ。
しかし、同じことを考える人は多く
新快速列車はメチャクチャ混み合っていた。
桜シーズンの京都と青春18きっぷの利用期間が重なることも!
地方からの出発もメリット大
地方からの出発もメリット大きい
東京~大阪京都間なら格安ツアーバスも多いし
主要な都市間はJR以外でも安い交通機関があることも!
それに多少高くても乗り換えの手間を考えれば
バスを選ぶ人も多いだろう。
しかし
松本や鳥取 松江 愛媛など
ちょっと地方部に入ると
高速バスの運行本数も減り割高になることも
最寄りの地方駅から利用できる
青春18きっぷのメリットは大きいと思う。
地方からの出発するにもよかった
(鳥取県上石見駅)
途中下車の旅もよかった
途中下車の旅や
京都周辺を周遊するにもいい
普通列車 快速列車乗り降り自由
途中下車の旅にもいい。
例えば
名古屋から京都へ向かう途中
大垣で乗り換えることも多いはず
水の都大垣を歩くもいいし、
昼に京都駅着 観光して
その日の
夜は大阪 道頓堀や新世界へ移動
というのもできる。
ビジネスホテルなど大阪だと安いことが多いのだ。
水の都大垣駅に途中下車
(2)普通列車の楽しみかた
車内で何をするか考えていく
のんびりと風景を楽しむのもいが、普通列車や快速列車は遅い
特急の追い越しによる待ち時間などイライラすることもあるだろう。
自分の場合
何かするものを準備している。
例えば
本を読む
資格試験の勉強する。
部屋でじっと勉強するのはストレスになるが
移り行く風景を眺めながらの勉強は
ストレスも溜まりにくいのだ。
1日中列車にのっていると結構な勉強量になった。
移り行く風景を楽しむ
列車の中で飲んだり食べたり
まれに聞かれるのがのんびり列車の中で酒盛りをする方法
自分の経験から
可能な場合と難しい場合があるだろう。
通勤や通学 買い物客ばかりの昼間の列車の中で
堂々とした酒盛りは勇気がいることも
というより常識的でない。
さらに
半日~1日と長時間列車の中
ずっと飲食できるだろうか?
全体の移動時間から見て
飲んだり食べたりする時間はわずかであった。
しかし
夕方~夜のすいている列車の中 ボックス席にて
駅弁を食べたり
のんびり酒盛りすることはよくある。
比較的混雑している列車でも
ピーナッツなどのつまみと共に
目立たぬように酒盛りをしたことはある。
ローカル色ある車内
すいていたしゆったり座れた
(山陰線にて)
弁当食べたりお酒を飲んだり(^^)
京都近郊を走る快速 新快速
(雰囲気からちょっと食事しにくかった)
このような雰囲気で食事するのは難しいと思う。
列車の中で寝る
移動中は寝る人は多いと思う。
車内で休養をとって京都についたら元気一杯!
自分もそんなパターンである
が過剰な期待はしない方がいい
メチャクチャ混んでいて
座るところもなし、寝るに寝られなかったこともある。
乗り換えも多いし 元気な状態で乗車した方がいいと思った。
「ムーンライトながら」
大垣鈍行として知られる「ムーンライトながら」
季節列車であるが現在も
青春18きっぷ利用の話で挙がることは多い。
東京を23時頃出発し京都に近い大垣に6時前に到着
(大垣発 東京行きもある)
する全席指定の快速列車
青春18きっぷ+指定席券で利用可能だ。
東京から18きっぷを使うと2回分使ってしまうので
日付が変わる最初の駅 小田原まで普通運賃
そこから18きっぷにした方がお得とか?
夜 東京をでれば朝のうちに京都に着くし
その日のうちに九州まで行けることでも有名だ。
シーズンなど指定券はすぐ売れ切れてしまう。
軽いリクライニングであるが夜の移動は疲れる場合
1日の移動距離
昼間の移動でもその日のうちに東京から京都へ行けるし
九州や山陰(松江など)方面からも普通列車快速列車で
その日のうちに京都へ行けた。
帰りはバスやフェリーでも
行きは楽しくても同じ道を戻る帰りはストレス
となることが多い。帰りフェリーやバスにしたことがあったが
それもよかった。
帰りはバス利用
有効期間
先に述べたとおりだが、0時を過ぎて
最初に着く駅まで有効
ただ 東京や大阪の電車特定区間は最終電車まで有効だった。
というのも 東京で夜飲み歩き
ゆうに0時過ぎてしまったが、18きっぷが利用できた。
5回も乗らないなら金券ショップを活用!
5回も使わない場合 金券ショップやヤフオクなど
活用する方法がある。自分自身
2回使って残りを金券で売ったこともある。
逆に購入することも可能
ただ、有効期間が短くなれば値段も安くなるし
買い取り拒否もありうるので注意したい。
3.その他 青春18きっぷについて
(1)注意点をまとめてみた
切符が購入できない
青春18きっぷ販売期間中なら切符売り場で簡単に買える が
ローカルの駅など買えないこともあった。
その時は無札証明書を発行してもらい
大きな駅についてから青春18きっぷを購入した。
安心のためにも事前に購入した方がいい。
第3セクター
北陸新幹線や北海道新幹線など新幹線の開業で
本来JRの在来線が第3セクターなどに移管していることが多い。
例 軽井沢~長野のしなの鉄道
長野~妙高 北しなの鉄道
妙高~直江津 えちごトキめき鉄道 など
原則 青春18きっぷは使用不可である。
特急列車の利用や第3セクター利用の特例について
特急列車やJR以外の線は使用不可 とはいえ特例もある。
例えば
青森~新青森間
北海道 石勝線 新得~新夕張間など
その区間に限り 特急列車自由席利用可能とか
青い森鉄道線の
青森~八戸
青森~野辺地
八戸~野辺地間
通過利用に限り青春18きっぷ利用可能などだ。
特急列車をそのまま乗り続けた場合
ただし、第3セクターで途中下車した場合
は当該区間であっても無効(別に切符購入となる)
やむを得ないための特例なのだろう。
接続が悪い
地方の本線になると
普通列車の接続が悪く設定していることもある。
例えば
到着時間の5分前に接続列車が出てしまい
次の列車まで1時間待ちなど
その場合
短距離なら特急券と乗車券を買って
特急に乗った方がメリットがあることがあった。
遅れなどによる保障はされない
普通列車で移動中 なんらかのトラブルで大幅に遅れた。
代行バスが来たのだが、まず乗車できたのは
特急券を所持し、特急列車に乗り継ぐお客さんのみ
おそらく 青春18きっぷは保障外になるだろう。
保障の対象外と思った方がいい。
自分の推測であるが、青春18きっぷとは
春休み、夏休みや冬休みの空席を
埋めるための切符なのだろう。
ただ、
まれに融通を利かせてくれることもある。
例えば
土砂崩れ等で在来線が急に不通となった。
本来 青春18きっぷは保障対象外であるが
振替切符を発行並行する新幹線を利用することができたのだ。
切符を無くした!!
もちろん保障なし
新たに切符購入する。
それは普通の切符も同じだろう。
しかし
普通の切符は 紛失したことを駅員に説明すれば
再購入の証明をしてもらえる。
そして1年以内に紛失した切符が見つかった場合
その切符と再発行の切符を持っていけば
いくらかの手数料はかかるものの
払い戻しができるはずだ。(一応確認)
青春18きっぷはそれができない。
つまり
後で見つかっても払い戻しはない。
他にもいろんな注意点があると思います。
いろいろ調べてください。
京都駅に到着!