京都旅行より

長岡京と長岡天満宮

中心部から見て南西側にある町 794年に平安京が
誕生する前の784年に造られた幻の都「長岡京」
今はごく普通の町であるが、興味があればかつて面影を
想像しながら歩いてみるのもいい。
長岡天神まで歩いてみての感想をまとめてみました。



天満宮入口にあたる八条ヶ池











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長岡京の場所
(京都中心部から見て南西側 JR 阪急電鉄利用が便利)



長岡京とは?
かつてここに都がおかれた。

京に都が移されたのは794年 しかし、その10年前 この長岡京に
都がおかれたのだ。しかし、その間 藤原種継の暗殺 その罪を疑われた
早良親王の流罪と その後の飢饉など不吉なことが続いたために
平安京に都が移された。長岡京は「まぼろしの都」とよばれていた。
現在の様子
JR長岡京駅や阪急電鉄の長岡天神駅近くに観光情報センターがあるが
全体的にみれば観光よりも「生活の町」といった雰囲気である。
駅周辺は祇園や嵐山のような雰囲気ではなかった。
周辺にはお寺や古墳 城跡などみどころがあるものの
かつての長岡京を想わすものは発掘調査を示した案内板位であろう。


長岡京を想わす紹介


長岡天満宮

観光情報センターでもらった地図を開くと周辺には魅力的なお寺が多い。(特に山沿い)
車やバイクならそういったところへまわるのもいいが
駅から歩いて行くのに便利なスポットの一つといえば長岡天満宮であろう。
JR「長岡京駅」から徒歩15分 阪急電鉄「長岡天満宮駅」からは数百mほどの距離
ページ下に実際に歩いてみての感想をまとめてみました。
ちなみに
この長岡は菅原道真ゆかりの地であり
九州の大宰府に左遷されるとき
この地に立ち寄られた縁故によるものと書かれていた。


長岡天満宮にて



長岡京の行きかた
JR「長岡京駅」下車

京都駅から出かける場合はJRのフリー切符を持っている場合など
JRの方が便利であろう。JR東海道線に長岡京駅がある。
JR京都駅から10分ちょっとで到着 ただ特別快速など通過列車もあるので注意しよう。


JR長岡京駅


阪急電鉄「長岡天神駅」下車

京都の繁華街である四条河原(祇園)や嵐山方面なら阪急電車が便利
長岡天神駅がある。確か四条河原町駅から15〜20分程度運賃は220円だった。


阪急電鉄を利用


車やバイク

名神自動車道「大山崎JCT・IC」が最寄とのこと
国道171号線を走ればその近くを通る。
(長岡天満宮 参拝者専用駐車場)
参拝者のために駐車場がある 最初に40分間を無料で
その後 30分100円場内整備協力金を払う
祈祷を受けた場合 2時間の無料券をもらう社務所でもらえるとのこと


天満宮に駐車場を確認した



長岡京を歩いて
JR「長岡京駅」下車ここから阪急電鉄「長岡天神駅」を経由して
長岡天満宮をまわりました。



簡単な周辺地図



JR長岡京駅に到着

駅前に出る。バス停留所にスーパーなどニュータウンといった雰囲気で
普通に歩く分では「まぼろしの都」といった雰囲気ではなかった。
ちなみに駅を出て左手に観光情報センターがあり
そこで観光マップをもらう。周辺(特に山沿い)には魅力的なお寺も多いが
バス利用となる。身近な観光スポットとして天満宮まで歩いてみることにした
JR長岡京駅から約1kmで徒歩15分ほどである。
まっすぐの道なので迷うことはなかった。
(レンタサイクル)
阪急電鉄の長岡天神駅を含め 駅近くにレンタサイクルがあり
地理的にレンタサイクルが便利よさそうに思えた。

  
     JR長岡京駅前の様子            観光情報センターで情報収集をおこなう


長岡京発祥の地 記念碑

バスも出ているが駅前から伸びる 天神通りをまっすぐ歩けば
天満宮に到着する。途中 駅を背にして右手に「長岡京発祥の地 記念碑」がある。
ちなみに近年まで「まぼろしの都」と呼ばれていたが昭和22年に
中山修一先生が田の長さから本格的な都ではなかったのか
というひらめき そして昭和29年からの発掘によって 当時の跡が発見されるのだ。
東西に伸びる道路跡などが発見されているとのこと
道中 そういった案内板も見た。興味深い


「長岡京発祥の地」記念碑


阪急電鉄「長岡天神駅」

しばらく歩くと阪急電鉄「長岡天神駅」に到着
JR長岡京駅周辺が近代的なイメージが強いのに対し
阪急長岡天神駅周辺は 庶民的な町といったイメージが強かった。
周辺に喫茶店があり暑いこともあり休憩をする。
なお、阪急長岡天神駅近くにも観光案内所やレンタサイクルがあった。


長岡天神駅前の様子


鳥居と八条ヶ池

阪急電鉄の踏切を渡るとすぐに見事な鳥居を目にする。
そして「長岡天満宮」と書かれている。
階段を登ると広々した池が広がる。八条ヶ池である。
その中心の道を歩く
左手には萱葺屋根の建物がありより風情を高めてくれるのだ。
ちなみに
八条ヶ池は1638年に築造されたとか?


見事な鳥居
(その向こうは八条ヶ池)


茶店

八条ヶ池を渡り左に曲がると神社といった雰囲気になる
途中 喫茶店があり、コーヒーやケーキセット プレートランチなどあり
ここで休憩するのもいいと思った。


茶店を見る
(若干画像の乱れがあり)


錦景苑

社殿へと向かう石段を登る 途中右手に錦景苑といわれる
庭園があり 休憩できるところがあった。


錦景苑


社殿(本殿)

階段を登ったところに見事な社殿が建つ。
昭和16年に京都平安神宮の本殿を移築したものといわれている。
茅の輪くぐり
社殿の前には茅の輪が作られている。
茅の輪は災危から免れる御守とされており
茅の輪くぐりをすることにより 罪やけがれを除くとのこと
輪のくぐりかたも書いてあるのでぜひとも茅の輪くぐりをしてみたい
そして 社殿で参拝をして もと来た道に戻り
長岡京を後にする。


茅の輪くぐりと社殿


滞在時間
(JR長岡京駅から1時間〜2時間ほど)

JR長岡京駅〜長岡天満宮〜JR長岡京駅をかるくまわって1時間ほど
阪急電鉄「長岡天満宮駅」からなら軽くまわって40〜45分位かな?
自分の場合 途中喫茶店でゆっくりしたため2時間位かかった。
天満宮をまわるだけなら10〜20分位であった。

















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2012年9月作成(1012年8月に旅行)
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
参考程度に自己責任の上で調査してください。
画像補正のため写真に若干の乱れがあります。