京都旅行より 洛東

真如堂「しんにょどう」

京都中心部からみてほぼ北西側に建つ広いお寺
感動したのは「涅槃の庭」ついつい見入ってしまった。
魅力的なお寺だけど拝観者が少ないのもよかった


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真如堂
真如堂入口

目次
(クリックするとジャンプします)


真如堂とは
真如堂の歴史を簡単に紹介

真如堂のまわりかた・魅力
どのような魅力があるか?
拝観料や拝観時間など

真如堂の行きかた
バスが便利だった

真如堂に訪れて
訪れての感想を写真とともに紹介







真如堂「しんにょどう」の場所



真如堂とは
本堂と書院

984年に比叡山の僧侶「戒算上人」が比叡山常行堂の
御本尊である阿弥陀如来を安置されたのがはじまりといわれている。
天台宗のお寺だ。みものといえば「涅槃の庭」
紅葉の名所としても有名なのだ!
ちなみに正式には真正極楽寺という。


真如堂のまわりかた・魅力
本堂と書院

真如堂の境内は広いがみどころといえば本堂と書院である。
本堂内に安置されている仏像は吸い込まれるような魅力を感じる。
そして書院
「隋縁の庭」と「涅槃の庭」は独特の趣を感じることができる。
また四季殿の襖絵も魅力的なのだ。

静かに拝観
広い境内、魅力的な仏像や庭園
その魅力を分かりやすく紹介されていた。
何よりも人は少なく静かに拝観することができた。
4月の休日に訪れたとき
祇園はメチャクチャ混んでいたのに
真如堂はほとんど人がいなかった。


静かに拝観できた

真如堂「しんにょどう」情報
拝観時間

9:00〜16:00(15:45まで入場可能)
拝観料
大人500円 高校生300円 中学生200円 小学生以下は無料
境内を歩きまわるのは自由
滞在時間
広い境内なのでなんともいえないが
本堂と書院をまわって30〜50分位ではないか?
紅葉シーズンなどゆっくり歩けば1時間とかかかるだろう。



真如堂「しんにょどう」の行きかた
市バスが便利である。
銀閣寺に近く ついでに訪れるのもいい


市バスを利用

真如堂前というバス停留所がある。
京都中心部である祇園や四条河原町 そしてJR京都駅から
バスが出ている。運賃は220円の均一区間であり
500円で売られている市バス専用1日乗車券の利用も可能だ。
真如堂前から徒歩10分程度
そこから坂と石段を登ると東参道(総門の裏側)に出るので
ここから総門に出る
歩いて10分程度だと思った。
(渋滞に注意)
桜や紅葉のシーズンともなれば
京都御所や祇園周辺などの渋滞はひどいのだ。
状況によっては20〜30分位歩いて
地下鉄の蹴上駅や丸太町駅などへ行くのもいいかもしれない
(というか自分はそうした。)

徒歩
銀閣寺 哲学の道から歩いて行くのもいい。
銀閣寺からなら20〜30分位ではないか?

  
真如堂前のバス停留所から10分弱歩く



真如堂「しんにょどう」に訪れて
本堂や書院を歩いてみての感想をまとめてみました。

総門をくぐり本堂へ

真如堂の入口にあたる総門をくぐって本堂へ向かう
赤い門と大きな石碑が印象的だ。
近くに商店が一軒あり閑静な住宅街である。
また、本堂は黒くて古く大きく偉大さを感じさせるのだ。


真如堂 本堂


本堂の奥に入る

本堂の中に入る。入って左側から拝観料を払い中に入るのだ。
右奥には獅子(しし)に乗っている文殊菩薩と両側の天台大師 伝教大師
の像を間近で拝観 静寂さもあり吸い込まれるような気持ちになった。

書院へと向かう
本堂から廊下を歩いて書院へと向かう。
きれいな畳敷きの院であり
途中には四季折々の風景写真が飾られていた。

隋縁の庭
書院に入りまず見てみたいのが隋縁の庭である。
黒墨の迫力ある松の図の部屋がありその向こうに広がる庭園
大きな庭園ではなく
一見幾何学的にも感じる庭
「心理は不変でもそれが条件によっていろいろな姿を見せる」
という意味である。
庭に造られた形のみならず 天候などによっても状況が変わる。
最初は「?」と思うかもしれない。
しかし よく考えると
とてもうなずけるような教えにも思えるのだ。
日常生活を見直すうえでもゆっくりと考えながら眺めてみたいものだ。

隋縁の庭
隋縁の庭


親鸞上人合掌像

次に親鸞上人合掌像とその隣に祀られる 阿弥陀如来立像
お参りをする。

涅槃の庭
個人的には真如堂最大の魅力と思っている「涅槃の庭」
東山三十六峯を背景とした借景であり枯山水である。
何も知らずに庭を見てもよく分からないので
まずは説明文を読みたい。
お釈迦様が入滅される話とその姿が説明されている。
奥の石が涅槃に入るお釈迦様
まわりの石が悲しむ人々
そして濁流を表す白砂
大きなスケールを感じさせるのだ!
しばらく見入ってしまった。

涅槃の庭
涅槃の庭


四季殿

戻る途中 四季殿を見よう。
春夏秋冬と4つの部屋があり襖絵でそれぞれの四季を表現している。
部屋の広さも異なるのだ。
春は桜または梅
夏は蓮(ハス)の花
秋はすすき野原から見る夕焼け
冬は荒れてる海の波

襖に雲のようなものが描かれており部屋がより広く感じた。

その後 真如堂(しんにょどう)を後にする。


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2012年4月に旅行
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
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