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目次
1.大覚寺とは?拝観料・滞在時間
(1)大覚寺の場所
大覚寺の場所
場所は嵯峨野エリア
嵐山中心部から2㎞ほど
京都駅から12㎞ほど離れている。
嵐山から徒歩20分
バスなら10分ほど
大覚寺入口
(2)平安時代初期・皇族ゆかり
嵯峨天皇の離宮
大覚寺の全身は
平安時代初期に
嵯峨天皇により
造営された離宮嵯峨院
その後 876年に離宮を
寺に改め「大覚寺」となった。
初代住職も皇族であり
皇族ゆかりの寺である。
ただ、建物の多くは
江戸時代~大正時代
再建のようだ。
品格を感じる
(勅使門)
(3)桜と紅葉の名所
大沢池
落ち着いた雰囲気
京都には
桜や紅葉の名所は
多数あるが
大覚寺は京都郊外で
嵐山中心部からも
若干離れているだけに
比較的ゆったりと
眺めることができた。
大沢池と桜
(大覚寺 五大堂から)
(4)拝観料・拝観時間
拝観料
お堂に入るには
大人500円
小中高生300円
他
大沢池エリアは
大人300円
小中高生100円
拝観時間
9:00~17:00
(最終16:30)
なお、経験から
拝観にかかる
所要時間は
お堂だけで
30~40分
ゆっくりするなら
1時間はほしい
2022年の情報です。
最新の情報は
大覚寺公式サイト
で確認して下さい。
2.アクセス
(1)若干・不便
嵯峨野コースから外れる
大覚寺の場所
嵯峨野エリアに位置だが
上の地図から嵯峨野コースは
常寂光寺~二尊院~祇王寺~化野念仏寺
など西の山あいを
歩くのが一般的
ここから東へ2㎞ほど
外れており
若干不便を感じるのだ。
そこで以下の方法がある。
(2)バスで効率的に訪れる
バスの便はいい
1日乗車券の範囲
大覚寺という
バス停留所があり
1日乗車券(700円)
の範囲でもある。
市バス28、91系統
京都駅から市バス28系統
祇園方面なら市場烏丸からス91系統
で大覚寺まで行ける
約1時間で到着、
運賃は230円で
1日乗車券の範囲だ。
さらには
28系統は
嵐山(天龍寺前、嵐山公園)
も経由し10分程度で到着
本数も多く
6時台から21時過ぎまで
1時間に2~3本程度出ていた。
市バス
化野念仏寺から京都バス
嵯峨野コースの終点は
化野念仏寺であることが多い。
最寄のバス停は1㎞ほど離れた「鳥居本」
京都バス94系統で大覚寺へ行ける
運賃230円で
1日乗車券の範囲だ。
ただ
昼間で1時間に1本程度と
本数は少ない。
京都バス
化野念仏寺→大覚寺→嵐山
化野念仏寺まで行き
そこから
京都バスで大覚寺へ行き
そこから市バスで
嵐山(又は京都駅)に
戻る方法がある。
(3)渋滞による遅れ
空いている時間はバスがいい?
平日の早朝、昼間など
京都駅や祇園から大覚寺まで
約12㎞離れており
バスなら1時間ほど
電車なら嵐山まで20分前後
そこからバスで10分程度と
思えば電車の方が早いが
バスなら乗り換えなし
座っていけることから
空いている時間帯なら
バスもいいと思った。
渋滞時
通勤時間帯
平日の7:30~8:30
17:30~19:00頃
京都中心部では渋滞に
なることも
どれくらい遅れるかは
予想困難だが
個人的には我慢できる範囲だった。
観光シーズン
観光行事開催日
夏休み昼間の嵐山
桜・紅葉シーズンなど
渋滞で送れる可能性大
特に
桜・紅葉シーズンの
休日、夕方
凄まじい渋滞でバスは
いつ来るか?
来てもすし詰め状態で
いつ着くのか?
おまけに疲れているので
かなり悲惨な目に遭うことも。
京都駅や嵐山中心部を通る
28系統は特に遅れやすいだろう。
次に紹介する
電車とセットを勧める。
シーズンは渋滞も
(4)電車とセットでより効率的
京都駅からJR
JR京都駅から嵯峨嵐山駅まで
普通列車でも20分程度
朝早くから遅くまで
1時間に3~4本出ている
運賃は240円
嵯峨嵐山駅から
市バス91系統で5分ほど
運賃230円だが
徒歩でも20分しない。
JR利用
祇園方面から阪急
河原町駅から桂駅乗換で
阪急嵐山駅
接続はよく乗換時間を含めても
25分程度 運賃230円
阪急嵐山駅から市バス28系統で
大覚寺まで10分運賃230円だが
徒歩30分位だろう。
阪急電車利用
(5)車利用
大覚寺有料駐車場
大覚寺には参拝者有料駐車場
があり2時間500円であった。
ただ、このあたりで2時間500円
は安いと思えないし
紅葉・桜シーズンなら
満車になることも
嵐山付近なら事前予約で
24時間500円の駐車場あり
周辺を散策するなら
近くの駐車場の
事前予約を勧める。
お勧めサイト
2022年の情報です。
最新の情報は
大覚寺公式サイト
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3.大覚寺の魅力・注意点
(1)ハイシーズンでも落ち着く
喧噪から離れる
嵐山や天龍寺など
桜・紅葉シーズンの
混雑はすさまじく
落ち着いて楽しむことは
難しいだろう。
大覚寺まで行けば
観光客も少なくなり
静かに桜や紅葉を楽しめる。
嵐山の喧噪
大覚寺は落ち着いていた
(2)襖絵と枯山水の庭園
宸殿(しんでん)
いくつかの見どころはあるが
最も印象的なのが
宸殿の襖絵と枯山水の庭園
質素は造りであるが
「牡丹図」「紅梅図」の
襖絵をジッと見ていると
広い世界の吸い込まれるような
感動を覚える。
宸殿枯山水の庭園と
その向こうの勅使門も
素朴ながらゆっくり眺めると
落ち着く。
宸殿と勅使門
(3)大沢池の眺め
大覚寺独特の風景
大覚寺に向かって右手が
大沢池という広い池があり
ここから眺める
桜や紅葉が名物
中秋の名月には
嵯峨天皇が舟を浮かべ
名月を楽しんだと言われている。
大沢池
(4)周辺は何もない
嵐山まで行きたい
大覚寺周辺には
観光客向けの飲食店
やお土産屋など
見かけなかった。
食べ歩きや買物を
楽しみたいなら
嵐山(渡月橋付近)や
化野念仏寺周辺
まで行きたい。