京都旅行 嵯峨野トロッコ列車
楽しみ方・乗車体験記
嵐山、嵯峨野から亀岡まで約7.3kmを走るトロッコ列車
自然の風を受けながら美しくも険しい保津峡をゴトゴトと走り抜けるのだ。
楽しい車内案内も魅力的
楽しいトロッコ列車の旅について紹介します。
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嵯峨野トロッコ列車公式サイト
列車が入線する。いよいよ出発だ!
嵯峨野トロッコ列車ルート図
嵯峨野トロッコ列車とは?
嵯峨野トロッコ列車情報
嵯峨野トロッコ列車の楽しみかた。
乗車体験記
嵯峨野トロッコ列車とは?
旧山陰本線を走る。
嵯峨野トロッコ列車とは平成元年まで山陰本線に使われた線である。
その後新しい線に切り替えられて廃線となったが、平成3年に観光用として復活約7.3kmの距離を走る。
新しい本線と比べても対照的で狭く古いレンガ積みのトンネルは印象的
身近に美しい風景を楽しめるのもいい。
今や京都の人気観光の一つとなっている。
山陰本線と分岐し、旧線に入る。
(トロッコ嵐山駅より)
嵯峨野トロッコ列車情報
トロッコ嵯峨駅〜トロッコ嵐山駅〜トロッコ保津峡駅〜トロッコ亀岡駅
7.3kmの距離を30分弱で走る
運賃
1回あたり大人630円 小人320円
途中下車すれば無効となる。
本数
上下ともに1日8本ずつ出ている(臨時列車がでることがあり)
運転期間
3月1日〜12月29日まで
水曜日は定休日となるがシーズン中は運転するとのこと
(2021年10月の旅行経験によるものです。今後の変更もありますので最新の情報を確認してください。)
シーズンはすぐ満席!?
一部立席乗車券があるが、基本的には全席指定で定員が決まっている。紅葉や連休などのシーズンなど
満席で乗車できないこともあった。
以前トロッコ列車に乗ろうとして切符売場へ行ったらすべて満席ということがあった。
午前中など前もって切符を買っておくことを勧める。
確実の乗りたいなら
旅行前に切符を手配しておきたい。
JR西日本の「みどりの窓口」とか主な旅行会社でも取り扱っているが
嵯峨野トロッコ列車公式サイトの乗車券予約購入
でも購入可能だ。
京都の定期観光バスやツアーでも嵯峨野トロッコ列車の旅を企画することがある。
立席券がいいことも?
満席後 立席券のみ残ることがある
意外に穴場であることも
というのも
座るより高い位置に
左右両面眺めることができるのだ。
30分程度の旅なので
ほとんど疲れなかった。
帰りの切符購入
下の写真を見れば分かるとおり、行きが満席でも帰りは乗車できることもある。(立席券だが)
なので帰りの切符を手配しJRにて嵯峨嵐山駅から馬堀駅まで向かい、そこから徒歩でトロッコ亀岡駅へ行き
トロッコ嵯峨駅方面に戻るという方法もある。
ちなみに
JR馬堀駅からトロッコ亀岡駅まで徒歩10分位だった。JRの時刻も確認しておこう。
あと
逆ルートなので保津峡川下りはできない。
シーズンだと満席となってしまうこともある。(トロッコ嵯峨駅にて)
嵯峨野トロッコ列車の楽しみかた。
どのようなルートでトロッコ列車の旅を楽しむかいくつか挙げてみました。
トロッコ嵯峨駅(嵐山駅)→トロッコ亀岡駅→保津峡川下りで嵐山下船場
亀岡までトロッコ列車の旅を楽しみここから約2時間の保津峡川下りを楽しむ方法
亀岡駅から場船場まで車で10分だがバスを確認した。
乗船料は大人3900円 小人2500円
乗船場までのバス大人300円 小人150円となっていた。
トロッコ嵯峨駅にて乗船券が販売していた。
私が訪れたときは人気がありこのコースを選ぶ旅行者もみた。
定期観光バスの場合 このコースをとるらしい。
保津峡川下り トロッコ嵯峨駅でチケットが売られていた。
トロッコ嵯峨駅(嵐山駅)→トロッコ亀岡駅→徒歩でJR馬堀駅→JR嵯峨嵐山駅や京都駅へ
短時間で安く楽しむ方法であろう。亀岡から徒歩10分でJR馬堀駅に到着
ここからJRで戻る方法 嵯峨野に下車しサイド嵐山や嵯峨野観光をするのもいいし
京都駅に戻るのもいい。太秦駅に下車して映画村へ行く方法もある。
トロッコで30分近くかけた着いたがJRなら10分前後で嵯峨野駅に着く
運賃は190円であったがほとんどトンネルの中である。
トロッコ亀岡駅から JR馬堀駅
JR馬堀駅まではほとんど1本道だった。 嵯峨嵐山や京都方面に戻る
トロッコ嵯峨駅(嵐山駅)〜トロッコ亀岡を往復する
行きも帰りもトロッコ利用という方法
行きと帰り逆側の風景を眺める旅もいいかもしれない。
保津峡で下車してハイキングする方法もあるかもしれない。
乗車体験記
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの旅を楽しみました。
よかったことなど、その感想をまとめます(^0^)/
トロッコ嵯峨野駅にて切符を購入
私が利用したのは9月の連休中であり、紅葉シーズンではないものの多くの旅行者で賑わっていた。
次の列車はすでに満席、その次も立席のみとなっていた。
やむをえず立席を買ったが、左右両方の風景を楽しめたのでその方がよかった。
ただし、立っているのだから疲れる。
ちなみに乗車時間まで1時間半ほどあったので
嵯峨野の散策に訪れた。
早めに切符を買って待っている間に嵐山や嵯峨野の観光をするのもよかった。
JR嵯峨嵐山駅の隣にトロッコ嵯峨駅がある。 連休ともなると多くの旅行者で賑やかだ。
トロッコ列車に乗車
そろそろ時間だ。駅に戻る。
13:07出発に対し、12:53に改札口が開き、13:01に列車は入線する。
列車はゆっくりだが、ホームは狭いので注意をしたい。
カメラを構える旅行者も多いので駅員も気を使っている。
客層
男女老若いろんな人が乗っている。
誰でも気兼ねなく乗車できるだろう。
列車が到着
車内の様子 シートは木製である。
ザ・リッチ号
5両編成のうち1両が「ザ・リッチ号」といって床面側面共に格子状
窓ガラスのないおもいっきりオープンな車両 より迫力があるのだ。
ただ物を落としたりしないように注意したいし、雨等濡れることもあると聞いた。
ザ・リッチ号
スリルな旅をしたい。
いよいよ出発 トロッコ嵐山まで
しばらくして、ゆっくりと列車が動き出す。ゆっくりとはいえガタゴトと揺れ車内に風が吹き込む
トロッコ列車の醍醐味である。
トロッコ嵐山駅までは3分ほどだが竹林の中を走る。車内アナウンスで観光案内をしてくれる。
気持ちもワクワクしているせいか長く感じた。
ちなみに トロッコ嵐山駅までは山陰本線を走るのだ。
トロッコ嵐山駅までは山陰本線を走る。
(向こうに見えるのがトロッコ嵐山駅)
トロッコ嵐山駅からトンネルを抜けて保津峡を走る
トロッコ嵐山から旧山陰線に入る。レンガ積みの古めかしいトンネルをくぐるのだ。
ここからいくつものトンネルを通るのだが
トンネルに入ったときの風、ガタガタという音がまるで自然を肌で感じているみたいでいい。
車内にあるランプのような明かりも風情あり
いくつものトンネルを抜ける 車内の様子「ガタガタという音と強い風、風情ある明かりがいい」
峡谷の眺め
トンネルを抜けてガタゴトと峡谷沿いを走る。ビュースポットに着くと列車が停まってくれる。
多くの旅行者はカメラを向ける。車内アナウンス・・・
とにかく夢中になってしまうのだ!
すばらしい眺め ゆっくりと走る
鉄橋を渡る
保津峡展望台
13:16に列車は原則して車内アナウンス 山の頂付近に見える保津峡展望台
確か嵐山から高雄へ向かうパークウェイにある展望台だったかな?
山の頂付近に見られる保津峡展望台
トロッコ保津峡駅に到着
13:18に保津峡駅に到着、ホームの向こうに眺める橋と山々 峡谷
途中で下車したくなってしまう。
保津峡駅に到着 下車して周辺を歩きたくなる。
さらに峡谷沿いを走る
さらに峡谷沿いを走るのだが、谷が険しくなってきたのかな?
眺めがよくなってきた気がする。また、道中川下りの船をよくみる。
お互い手を振り合っているのも観光列車ならではの楽しみであった。
ガタゴトガタゴト峡谷沿いを走る
亀岡駅に到着
峡谷を抜けてパッと開けてきた。まわりは田んぼだらけの静かな地だ。
しばらくすると亀岡駅が見えてきた。
多くの旅行者がホームに立ってカメラを向けていた。
列車はゆっくりとホームに入る。
トロッコ亀岡駅の到着する。
トロッコ亀岡駅からJR馬堀駅へ
トロッコ亀岡駅に到着下車と同時に帰りの列車に乗る旅行者が入る。
駅を出ると保津峡川下りをする人とJR馬堀駅から帰る人に分かれる。
馬堀駅は徒歩10分位 まわりは何もないような田んぼの中の一本道
駅前にコンビニを1件見つけたが、観光地といった雰囲気ではない。
またJR馬堀駅から京都方面へ昼間はざっと20分に一度の割合で普通列車が出ていた。
JRなら10分前後で嵯峨嵐山駅に着いてしまうがほとんどがトンネルの中である。
JR馬堀駅から保津峡方面を望む
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京都旅行
(注意)
2010年9月の旅行経験による。
自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
自己責任のもと参考程度に調査してください。