目次
1.値段別・宿の種類・違い
(1)2万4千~10万Kip(約300~1250円)
ドミトリー(相部屋)
6~12人部屋
ドミトリーはこんな感じ
(上 エアコン付/下 ファンのみ)
シャワー・トイレはこんな感じ
(トイレと一緒のことも)
地域やシーズンによって異なるが
1泊千円未満の宿はドミトリー(相部屋)
であることが多い。
相部屋であり
部屋にベッドが数台並べてある。
室内の設備
ドミトリーでも500円を下まわる
ような部屋だとエアコンはなく
ファン(扇風機)のみ
トイレ、シャワーは共同で
シャワーも水のみということがある。
夏でも水シャワーは冷たい。
逆に
千円近くなると
エアコン付で部屋に
トイレ、シャワー付
お湯が出ることもあった。
全体的に
綺麗な部屋とは言い難い。
(2)7~30万Kip(約875~3,750円)
ゲストハウスやエコノミーホテルの個室
ゲストハウスとは?
ルアンパバーンのゲストハウス街
アットホームな雰囲気がいい
部屋はこんな感じが多い
ベランダ付ゲストハウスも多い
日本でいう民宿みたいなもの
ルアンパバーンなどフランス風の
ノスタルジックなゲストハウスも多い。
家族経営のような
アットホームな雰囲気もよかった。
エコノミーホテル
日本でいう駅裏のホテルのような感じ。
首都(ビエンチャン)のナンプ地区
ゲストハウスやエコノミーホテルが集まるエリア
部屋の様子
7~15万Kip程度
10万Kip(約1,250円)の部屋
7~15万Kip(約875~1,875円)程度の部屋は
エアコンなしでファンのみ
シャワー(お湯)・トイレ共同
ということがあった。
シーズンによる違い
なお、シーズンによる違いもあり
12~3月のハイシーズンが12万Kipに対し
夏休みを除く6~9月の
オフシーズンは8万Kip程度に
してくれることがあった。
15~30万Kip程度
20万Kip(約2,500円)の部屋
15~30万Kip(約1,875~3,750円)程度の部屋は
エアコン付ツイン
ダブルベッドルーム
シャワー(お湯)トイレ付になることが多い。
2人で泊まれば1人あたりの値段は半額近くなる。
部屋も清潔、値段も手ごろなことから
ルアンパバーンやビエンチャンなど
20万Kip程度の部屋が多く見られた。
25~30万Kipになると
ベランダ付で部屋からの
眺めがいいなど
居心地もよくなる。
シーズンによる違い
なお、シーズンによる違いもあり
12~3月のハイシーズンが20万Kipに対し
夏休みを除く6~9月の
オフシーズンは10~15万Kip程度に
してくれることがあった。
(3)30~万Kip(約3,750~円)
中級ホテル
大方満足できるホテル
ゆったりとした部屋
朝食付が多い
30万Kip位になると、中級ホテルクラスになる。
日本に例えれば
「東横イン」とか「サンルート」
といったレベルであろう。
旅行会社のツアー(フリープラン)
でも泊まるようなホテルで、
ほとんどの人が満足できるだろう。
安心感がある反面
ゲストハウス特有の「アットホーム」
には欠けてしまう。
「ビジネスホテル」といった感じだ。
巨大ホテルは少ない
首都ビエンチャンには
大きなホテルも見られるが
ルアンパバーンなど「ビル」ではなく
「別荘」のようなホテルが大半だ。
日本なら8千円以上はするだろう。
高級ホテル
7千円を超えたあたりから
ビエンチャンでもルアンパバーンでも
ネット予約で7千円を超えたあたりから
高級ホテルになることが多く
1万円以上だとかなりの高級だ。
広い庭に豪邸のような建物
ゆったりとした部屋に豪華な食事
日本なら数万円はするようなホテルが
1万円位で泊まれることもある。
それもラオスの魅力ともいえる。
2.宿の予約について
(1)予約した方がいい場合
中級以上のホテル
安い安心
中級以上のホテルなら
おおよそ快適で「はずれ」は少ない。
ネット予約をした方が安いし
空港送迎などのサービスが付くこともある。
日本でもそうだが
中級以上のホテルで
「今晩 部屋ありますか?」
は一般的でないだろう。
二次的な客と見なされる可能性がある。
中級以上のホテルは予約しよう!
ハイシーズン
「満室」ということも
ラオスのハイシーズンは11~3月 特に12月や1月など
欧米から多くの旅行者が訪れる。
人気観光スポットのルアンパバーンなど
部屋は不足ぎみ
当然 安くもしてくれない。
「どこでもいい」と言えば、あると思うが
安くて条件のいい宿は期待できないだろう。
ちなみに
夏休み中も多くの旅行者で賑わっていた。
現地で予約
予定変更も
2~3週間かけて個人で旅をする場合
体調や天候等で予定が変更になることもある。
スマホがあれば現地でも日本語で
ネット予約ができて便利
ただし
クレジットカード番号を入力することから
公衆WiFiではなく
プリペイドSIMを購入したり
日本でWiFiルーターをレンタルした。
お勧めサイト アゴダ(agoda)
バライティーに富んでいる
自分自身 ラオス旅行中
アゴダの予約サイトを利用した。
数百円のドミトリーから
万以上の高級ホテルまで
扱う宿のジャンルが広く
通常より安く提供してくれるのだ。
前日の夜でも予約ができた。
(2)予約しなくていい場合
オフシーズンのゲストハウス
部屋を見せてもらう
5~7月とか9月のオフシーズンなど空室が目立つ。
個人経営のゲストハウスなら
通常20万Kipのところ
10~12万Kip位にしてくれることもある。
それにゲストハウスになると
多少たりとも「あたりはずれ」があるので
現地で部屋を見せてもらって決めるのもいいと思う。
ただし、休日は若干混雑することがある。
片言英語でなんとかなった
日本語はほとんど通じないが
片言英語なら通じることが多い。
笑顔で
ワン ナイト ハウマッチ
とでも言えば
筆談等で部屋と料金を示してくれる。
ちょっとしたゲストハウスなら
プリーズ ショー ミー ルーム
とでも言えば部屋を見せてくれよう。
基本は予約したい?
ネット予約なら1泊数百円の宿でも予約可能
それに、宿を予約しない以上、
絶対に空室あるという保証はできないので
基本は予約した方がいいと思う。
(東南アジアの旅で部屋がなくて困ったことはないが)
現地で宿探し
(バンビエン)
3.サービス・注意点
(1)ゲストハウス街のサービス
レンタサイクル
ラオスは自転車が便利
便利なレンタサイクル
ラオスの町は全体的にコンパクトで
ルアンパバーンはもとより
首都のビエンチャンでも自転車は便利
ルアンパバーンやビエンチャン(ナンプ地区)など
ゲストハウスが多く集まるエリアには
レンタサイクル店が多いし
ゲストハウスで借りられることもあった。
値段は1日1万5千~2万Kip(約188~250円)ほど
バス(ワゴン)やツアーの手配等
迎えに来てくれる
BUS(バス)チケットやボートツアーの手配
ソンテオで迎えに来てくれた
ゲストハウスでバス(ワゴン)やツアーの手配を
行ってくれることがある。
そうでなくてもゲストハウス街には
手配旅行社をよく見かけた。
例えば
ルアンパバーンから2
ビエンチャンへ行く場合
片言英語でその旨を伝える。
宿の人は電話で手配
そこまで迎えに来てくれるのだ。
ツアーも
例えば
メコン川ツアーに参加する場合
そこまでソンテオ(トラックの荷台)などで
迎えに来てくれる。
航空券の手配を行う所もあるし
ビエンチャンではタイの
鉄道チケットの手配もできるが
ネット予約の方が安い感じだ。
ランドリーサービス
1kg1万Kip
Laundry Service
(ランドリーサービス)の看板をよく見かけた。
ゲストハウス又はその周辺では
洗濯のサービスを行う所も多い。
1kgあたり1万Kip(約125円)
で24時間仕上げが一般的らしい。
中には1kg8千Kip
地方だと5千Kip
という所もあった。
いずれにせよ
旅行者に便利なサービスだ。
コーヒーとバナナ
ゲストハウスなど
バナナとコーヒーサービス
共同スペースにコーヒーとバナナ
を置き自由に食べてください。
というサービスを見かけた。
ゲストハウスのベランダでゆっくりと
コーヒーを飲むのもよかった。
ただ、インスタントコーヒーなので
1万Kip(約125円)払って
外のカフェで飲んだ方がいいこともあった。
中級以上のホテルなら
日本同様 部屋に湯沸かし器や
お茶、コーヒーなどが置いてあることが多い。
(2)注意点
エアコンルーム/ファンルーム
どっちがいい?
最近はエアコンルームが多くなったが
安い宿やゲストハウスにはエアコンルーム(ACルーム)と
ファンルーム(F)に分かれFルームはACルームと比べ
3~5万Kipほど安いことが多い。
冬で乾期である11~3月上旬位の朝夕は涼しく
Fルームでもいいと思った。
逆に
4~9月は蒸し暑くACなしで
夜中に何度も起きることがあった。
9月下旬の雨上がりなど暑さが和らぐ上に
ファンに当たると気持ちがいいが
ジメジメしていた。
虫が出る
Fルームで注意したいのは虫
虫が出てきたり
安い宿だと「まれ」に
トカゲが出ることがあった。
ファンの風を避けたら
蚊に刺されたこともあった。
経験上ACルームで
虫に悩まされたことはない
風邪を引く
ACルームならいいか?
といえばそうでもなく
ビールを飲んだ後
エアコンをガンガンきかせて
裸で寝て風邪を引いたことがある。
旅行中、喉が痛くなったり
熱が出るのは辛いし
医者には冷たいものを控え
温かくするように言われた。
盗難
貴重品は肌身離さず
自分はそのような経験はないが
宿の従業員に泥棒がいて
貴重品を盗まれた
なんて話を聞いたことがある。
自分の場合
貴重品は肌身離さず持っている。
ドアのロック等
見知らぬ人は絶対に入れない
ラオスに限らず日本を含む世界の常識と思いたい。
見知らぬ人は絶対に部屋に入れない。
ほとんどの宿は内側からも鍵がかかる。
又はチェーンロック等がある。
ノックがあっても扉は開かず
チェーンロック等で相手を確認
従業員の恰好をしていても
内線でフロント等で確認してから
来てもらうようにしている。
ホテルの部屋は密室で
強盗殺人事件もあるのだ。
安心チェーンロック
火災報知器が付いてない!?
小規模な宿に多い
保障できるものではないが
自分の経験上
中級ホテル以上のホテルは
部屋に火災報知器があり
避難ルートが確保されていた。
安いホテルでも同じような設備が
設置されている所があった。
(正常に動作するかは不明)
ただし
部屋が10室もないような
小規模なゲストハウスなど
それらしきものが
確認できない所があった。
中には
窓に鉄格子が付いている所もあり
不安に思うことも
ただ、建物が低く部屋の隣に
ベランダがあったり・・・
せめて避難ルートは自分で確認できれば
と思った。
ちなみに小規模でも
消火器の備え付けは見かけた。
避難ルートの確認
(3)その他
バスタブがない!
バスタブ付は稀
中級ホテルであってもシャワーのみが多く
バスタブ付は稀なようだ。
バスタブを求めるなら
予約時 ネットの写真等で確認しておこう。
荷物の置忘れ等
送ってもらう?
安い宿にしたらよく眠れず
疲れが残り注意力を失う。
結果 「忘れ物」なんてことが
2~3回ほどある。
日本の場合 宿に電話して
着払いで送ってもらう方法もあるが
海外 特に安い宿は難しいことがある。
また、忘れ物は別送手続きをしていないので
輸入とみなされ関税の対象になる。
忘れ物に注意したい。
4.その他 宿泊情報
(1)高級ホテルを格安に泊まる
ラオスだからこそできる
日本なら1~2万円以上するような高級ホテル
シーズンによるが
ラオスなら
4千円台で泊まれることがある。
格安でリゾート気分を味わう
それも
ラオス旅行の魅力であった。
詳しくは
高級ホテルを格安に泊まる
(2)アンパバーンのゲストハウス
家庭的で風情ある
ルアンパバーン中心部には
多くのゲストハウスがある。
フランス植民地時代を想わす
建造物で趣を感じ
家庭的な雰囲気
ついつい長居したくなる。
詳しくは
ルアンパバーンのゲストハウス
(3)バンビエン 格安ゲストハウス
1泊300円!?
バンビエンでは
1泊24,000Kip(約300円)
のゲストハウスに泊まってみた。
宿の様子などまとめてみました。
詳しくは
バンビエン 2万4千Kip(約300円)のゲストハウスに泊まる