1.識名園の場所・識名園情報

(1)識名園の場所


識名園の場所

近くにゆいレール(モノレール)の駅はない。
路線バス(3系統 3系統)で行けるはず。運賃230円
牧志(国際通)や首里から歩く場合は30分~1時間位かかるので一般的でない。

(2)識名園情報

入園時間 休園日 滞在時間

入園時間

4~9月 9:00~17:30
10~3月 9:00~17:00

休園日

水曜日 その他臨時休園日あり

入園料

大人400円 小人200円
ゆいレールの1日券提示で2割引

滞在時間

個人差はあるが、順序に沿って
ゆっくり一回りして30~40分だった。

2.識名園に訪れて

(1)首里城から歩く

約40分ほどの道のり

首里城から歩いて識名園に訪れることにした。
距離が約2㎞ 坂を登ったり下りたり 40分ほどかかった。

金城石畳を下る

首里城の南側にある坂道「金城石畳道」を下る。
かつて城下町であった金城を通る道であり
琉球王朝時代を想わす。
カメラを持った観光客もちらほら

金城石畳道入口

金城石畳を下る
(琉球石灰を敷き詰めた道であり琉球王朝時代を想わす)

再び坂を登る

金城石畳道が終わると再び坂道を登って識名園へと向かう。
観光地でもない道であるが
戦前からある琉球石灰の塀などが見られる。
金城石畳もそうだが沖縄戦争でほとんどが破壊され
その後、復元されたのだ。

汗だくになる

訪れたのは7月の晴天日、坂を降りたり登ったりで
汗だくになった。
途中 コンビニで牛乳を買って飲む。

金城石畳道出口付近

再び坂を登る

戦前からある琉球石灰の塀
(沖縄戦でほとんどが破壊されたため貴重である)

(2)識名園をまわる

やっと識名園に到着

汗だくになって歩いて ようやく識名園の看板が見られた。
広い駐車場がある。
チケット売り場の横には小さな売店があって
アイスクリーム、氷ぜんざい(420円)
マンゴージュース、シークワーサージュース(260円)などがある。
首里城とは裏腹に訪れる人は数える位だ。

入園料を払って中へ

入園料を払って中に入る。
入園料大人400円だが
ゆいレールの1日乗車券を見せれば320円になる。
パンフレットか書かれた順序に沿って園内を歩く

識名園入口

うっそうとした森

中に入ると、ガジュマルなどが生えたうっそうとした森
何とも心地よく涼しい
道は琉球石灰の石畳である。

最初はうっそうとした森を歩く

広々とした庭園

しばらく歩くとパッと開ける
そこには芝生に池があり
一角には御殿がある。

パッと開けた風景

御殿に入る

自分にとって識名園最大の見ものであった。
御殿に入る。

外観は沖縄風

外観は赤瓦の木造建築 まさに「沖縄風」である。
ちなみに当時 赤瓦は上級階級の人に許されていた。

外観は沖縄風

中は和室だった。

中は何とも質素な和室である。
部屋の数も多い

中は質素な和室

縁側から六角堂を望む
(日陰で涼しいし縁側でゆっくりとしたくなる。)

識名園は沖縄戦で破壊された

御殿の中には戦前に撮影された識名園の写真がある。
識名園の森の中には日本軍の重砲陣地が置かれたため
艦砲射撃で建物、森、池 すべてがことごとく破壊された。
昭和50年に整備された。

再び園内を歩く

御殿を後に再び園内を歩く
琉球石灰でできた橋を渡り
かつての船揚場を見たり
まるで山道のような所を歩いたりする。
変化に富むのも識名園の魅力だ。

琉球石灰の橋

船揚場

勧耕台(かんこうだい)からの眺め

印象に残ったものが勧耕台
見た目は東屋であるが、ここから沖縄本島の南部(海が見えない範囲)
を見渡すことができる。中国の冊封使を案内し
琉球は小さな国土でないことを示したとか

勧耕台(かんこうだい)

勧耕台からの眺め

識名園を後にする

一回りして識名園入口に到着
識名園を後にする。
ここから1時間近くかけて牧志公設市場方面へ向かう。
路線バスで行くのがいい。

識名園を出る

3.識名園へ行くには?

(1)路線バスが便利

識名園前というバス停がある。ここから歩いて数分のところ
2系統(識名開南線) 3系統(松川新都心線)のバスを使えば
那覇中心部(国際通り)から識名園へ行ける
ざっくりではあるが昼間は30~1時間に1本以上の間隔で出ているし
運賃は230円であった。

ゆいレール

首里城や牧志付近から歩いてみたが
30分~1時間はかかるし
一般的ではない。

路線バスが便利

識名園前バス停

 




 

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