ゆいレールの路線図

1.那覇空港から首里まで利用して

始発の那覇空港から終点の首里まで27分の道のり
実際に利用しての感想をまとめてみました。

(1)那覇空港から出発!

那覇空港に到着、ここから那覇市街へ向かう人の多くは
モノレールを利用するだろう。
国内線空港ターミナル2階の向かいにモノレール「那覇空港駅」がある。
見てすぐ分かるはずだ。


那覇空港駅

(2)切符を買う

路線は1本 至ってシンプルで分かりやすい

国際通りへ行くなら
県庁前(260円)
見栄橋(300円)
牧志(300円)

首里へ行くなら
首里(330円)

1日乗車券(24時間券) 700円
2日乗車券(48時間券) 1,200円

1日3回も乗るならお得
自動販売機にも表示されて簡単に買えた
ちなみに24時間(48時間券)
8時に購入したら翌日8時まで有効だ。
自分は
前日8時半に1日券を購入
1日ゆいレール(モノレール)を利用して
翌日8時に那覇空港へ向かい帰路に付いた。

1日2日券を掲示すれば割引特典も!
例えば
首里城(820円→660円)
識名園(400円→320円)
となる。


券売機 シンプルな感じ

(3)ゆいレールに乗車

昼間なら10分おきに出ていて便利
初めての乗車なら、一番前の席がおすすめ
高い所からパノラマが楽しめる。


ICにタッチして


ゆいレールに乗車


車内はこんな感じ


出発

(4)赤嶺(おかみね)駅~小禄(おろく)駅
~奥武山公園(おのやまこうえん)駅

このあたりは団地があったりファーストフード店があったり
一般的な観光客が降りることはないと思う。
言うなら
小禄駅前にイオンショッピングセンターがあり
日常品が安く買えるし、お土産も買える。
1日(2日)乗車券を持っていて時間があるなら立ち寄るのもいいかも?


奥武山公園付近か?

(5)旭橋(あさひばし)駅

旭橋駅前には那覇バスターミナルがある。
実際 那覇空港からも多くのバスが出ているので利用する旅行者は少ないかもしれない。
ちなみに
戦前 那覇や糸満、嘉手納などを結ぶ軽便鉄道があり
バスターミナルあたりが那覇駅だったらしい。

(6)県庁前駅~見栄橋(みえばし)駅~牧志(まきし)駅

沖縄を代表する歓楽街「国際通り」へ行くのに便利な駅
国際通り 西の入口が県庁前 東の入口が牧志
一番賑やかなエリアは見栄橋下車 徒歩10分位
ホテルも多いのでこのあたりで降りる旅行者は多いはずだ。


国際通入口へ
(県庁前駅からすぐ)


見栄橋駅
(牧志公設市場最寄の駅)

(7)安里(あざと)駅

ディープな那覇を味わいたいなら安里駅に降りてみよう。
駅近くには
何とも庶民的なそば屋に山羊料理店
何よりもおすすめなのは
ちょっと路地に入った栄町市場商店街
昭和レトロな雰囲気がある。
かつてひめゆり学園があった
その面影すら感じないがこの近くには「ひめゆりの塔」
で知られる女子学生が通っていた
「沖縄師範学校女子部」「沖縄県立第一高等女学校」があった。


ディープな栄町市場

(8)おもろまち駅

免税品店「DFSギャラリア沖縄」と直結していることで有名
特例として日本国内での
飛行機利用者も免税対象となる。(那覇空港受取)
観光客に人気のスポットだ。
このあたりは那覇の新都心と言われている。
郊外スーパー
しかし、免税といってもその多くは高級品
興味がなければ近くに
大型スーパー「サンエー那覇メインプレイス」がある
その方が面白いかもしれない。
かつて沖縄戦の激戦地であった。
DFSの裏側、おもろまち駅からDFSを見て左手に大きな給水タンクがある丘がある。
高さ52mの丘は「シュガーローフ」と言われ沖縄戦で最も過酷な戦い
米軍だけで2662人の戦死者と1289人の極度な精神異常者を出したと言われている。
今は平和な公園で、小さなモニュメントが当時を物語っている。


おもろまち駅
(DFSギャラリア沖縄と直結している)

沖縄戦最大の激戦地だった「シュガーローフ」

(9)首里駅

「おもろまち」を過ぎると団地や住宅地
平日の朝には多くの通勤通学客が乗り込むエリアだ。
ゆいレールは首里駅に到着 那覇空港から約30分の道のりだ。
多くの人がここで降りる
首里駅周辺
駅周辺は、車通りの街である。
学生が多いように思えた。
ちょっと歩くと首里城公園入口
那覇を代表する観光スポットだ。
国内外からの旅行者も多い。


首里へと向かう


首里駅周辺


首里城公園に近い