韓国旅行をして思ったこと
鉄道やバスを利用してソウルや釜山、慶州などを旅行してみて
文化、習慣、マナーの違いなど思ったことをまとめてみました。
個人旅行の他、フリープランなどのツアー参加の方にも参考になります。
楽しい旅をするためにも、韓国の文化習慣の違いを知りたいものだ!

トップ
韓国旅行

安く楽しく旅をしよう!
格安韓国旅行の方法
いろんなスタイルの旅に対応







ソウル 景福宮にて
(韓国に訪れたらそこの文化も楽しみたい!)


言葉の問題
特にソウルの観光エリアは言葉の心配はほとんどいらなかった。
 ソウルステイ3日などのフリープランなら、まず言葉の心配はいらないでしょう。
多くのプランは空港からホテルの送迎もつくし、空港、機内、ホテル、免税店、
ツアー、土産物屋で日本人が多いところでは大体日本語が通じた。
レストランも外に日本語のメニューが掛けてあるのををよくみたし、ソウルの観光エリアなら
外国人慣れしてる人も多かった。
また、ソウルや国際空港の観光案内所では日本語のパンフレットは割引クーポン券もあった。
ソウルでは多くの日本人旅行客をみたが、ほとんどは韓国語を話せないと思う。
 例えば
ロッテ免税店へ行ってみたが、ほとんどの店員は日本語が話せるし、客もほと
んど日本人だった。余談だがブランド品が安くて豊富だと喜んでいる日本人旅行者が沢山いた。
どこでも日本語が通じるわけではない・・・でも心配なかった。
 しかし、ソウルでもあまり日本人のいなさそうなところ、地方や地下鉄、鉄道などの公共
交通機関はほとんど日本語が通じなかった。(ちなみに英語もほとんど通じない)でも、困ったとき
まわりの人が親切にしてくれたので、自分はほとんど困らなかったし、
個人的な意見ではそれはそれでいい思い出になった。
私自身、韓国語はおろか英語もほとんど話せずに韓国周遊旅行を楽しめた。

 ただ、ガイドブックの裏などでもいいが、韓国語会話集など必要となることがある。、
1時間でも韓国語会話を勉強して片言でもしゃべれるとずいぶん違うと思う。
 韓国語であいさつができれば、それだけで好印象をあたえてくれたのだ。

 個人的には韓国の治安はいいと思った。
私の旅行経験から韓国の治安はいいと思った。昼夜問わず街を歩いていても勧誘やポン引きは、
ほとんどなかった。旅で困ったときも、韓国の人が手助けしてくれることが多かった。
 但し、どこへ行ってもそうだが中には悪いことをする人もいる。実際、スリや置き引き、
ボッタクリということもあるし、下心をもっている人もいないことはないだろう。
 駅の裏など場所によっては治安が悪そうなところもあった。
 また、街の一角に売春街があることもある。ガラス張りの建物、ピンクの明かり、多くの
売春婦が声をかけてくる。場所によっては日本語で声をかけてくる人も多いことから、多く
の日本人も来るのだと思う。
怖いと感じることもあった
自分の経験を一つあげると
 夜(0時過ぎ)に釜山駅に着いてしまった。釜山でも西面や南浦洞は賑やかだが、
釜山駅前の夜は思ったより暗くて静かであった。地下鉄もシャッターが閉まっており
人も少ないことから心細くなった。ソウルでも夜は繁華街を外れると暗いところがあった。
ソウル、釜山は夜でも賑やかなところが多く楽しいが、
場所によっては暗いところもあるので注意したい。


基本的に韓国の治安はよかった が・・・

韓国の人の親切さ
韓国の人はとにかく親切だと思った
 もし、あなたが個人で韓国を旅行して、いろいろ困ったことがあったら、韓国の人の
親切を体験することがあるかもしれない。道に迷ったとき、地下鉄の乗り換えで困った
とき、レストランで食事のとき、近くにいる人が親切にしてくれる。例えば、バスターミナル
が分からなくて困ったときに車で送ってくれたり(但し、ヒッチハイクはあまり好ましいとは
思わないが)宿がなくて困ったときに、ホテルへ電話して通常より格安で泊めてくれたり
してくれて、こっちが恐縮してしまうほどだ。
韓国旅行の体験に基づく旅行情報にいくつか韓国の人の親切にふれている。
ただし、みんながみんな親切とはかぎらないのも事実であろう。
韓国も犯罪はある。
観光案内所が多い
空港や主要な駅、観光地では観光案内所があり便利だ。(パンフレットや道案内)
南大門や仁寺洞など日本人が多そうなところは、日本語も通じたし、
ソウルの他、釜山や東大邱でも日本語の観光パンフレットをみた。
ただし、地方など日本人があまりいなさそうなところの観光案内所は日本語は通じなかったし
あまり外国人旅行者に慣れていないようだった。
それでも、片言の英語やジェスチャーでなんとかしたが、ちょっとした旅行用韓国語会話集
があれば便利かもしれない。
ソウルにある主要な観光地は日本人が多い
 南大門市場、景福宮、昌徳宮など、とにかく日だっ本人が多い。休日に昌徳宮の日本語の
ガイドに参加すると、日本人だけで長蛇の列た。夜遅くに東大門市場を歩いていても
あちこちに日本語が飛び交っていたのに驚いた。こういったところは日本語を話しても
違和感すら感じなかった。
ただ、地下鉄や鉄道などの生活の足となるところ、観光地以外や地方では、
あまり日本人らしい人をみかけなかったし、ソウルから離れると、日本人の数がグンと減った気がした。
 日本にいるような安心感と海外の両方を楽しめた。


みんな日本人?
(昌徳宮日本語ガイドにて)
海外は日本人旅行者が多いが
ソウルは日本語が普通になっているエリアもあった。


文化交流が盛んであることを実感した。
 以前、韓国へ行ったときは、ほとんど日本の製品や文化を見ることがなかった。
お隣の国なのに別世界という感じもした。いうなら近くて遠い国という感じもしたのだ。
しかし最近は日本でも、韓国ブームであると同時に韓国でも多くの日本食やアニメ、
そして日本製品を見るようになった。グンと韓国が近くなった気がする。
 嬉しいことである。

 余談ではあるが日本を旅行する韓国人も多いようだ。
東京などを歩くと韓国語がよくとびかう。


こんなポスターも
(ソウル)


親しみやすさ
タイ旅行でチェンマイトレッキングツアー
に参加したとき、みんな西洋人で
2人だけ韓国の人がいた。
お隣どうしの国だけに
自分は韓国の人と親しくなった
アメリカ旅行でもやはり韓国の人
に親しみやすさがあった。
日韓の歴史をたどると
複雑な気持ちもあると思うし、
よくない目で見る人もいないわけではない。
しかし、
日本と韓国はお隣どうしの国
旅先でも仲良くやっていきたいと思うことが多い。

写真撮影に注意
 多くのガイドブックでは韓国は準戦時下体制のため国家保安のため写真撮影の
制限があると書いてある。軍事施設はもちろん空港、地下鉄、鉄道などが対象だそうだ。
 もし写真を撮るなら、係員に一言断った方がいい。 
 自分の経験から。
軍事施設はもちろん撮影禁止
空港はいっさい撮影禁止(許可も下りないし、撮っていると注意される)
地下鉄や鉄道は係員にお願いしたら、撮らせてくれた。

 調べたところ、韓国は他にも、撮影禁止のところが多いとのこと。
また、保安以外にも博物館内などは日本同様に撮影禁止だった。

韓国の人はストレート!
 個人で韓国を旅行しているとそう思うことがよくある。自分の経験から
韓国料理は副食「ミッパンチャン」が多いのでゆっくりと食べていると、韓国のお姉さんが
にこやかに「1時間も食べてるのね」と言ってきたり、メガネを作ってもらうと、店員が愛想
よく「すごく眼悪いね」と言ったり。あなたは韓国語の勉強しないで韓国にいるの?とにこや
かに聞かれたり。しかし、決して悪気があるわけでない。むしろフレンドリーに感じてくる。
一瞬抵抗があるかもしれないが誤解しないように!

 上下関係が厳しい
 多くのガイドブックにも書いてあるし、韓国は儒教思想が強く上下関係が厳しいことは
有名である。そこで、自分の経験から、
・まれであるが、中年位の人が、ずうずうしく割り込むことがある。それに腹をたてたという
話も聞く。これは、自分の感であるが、自分のほうが若く見られたのではないか、韓国で
は日本以上に若い人が年輩の人を敬うことが重要なのだ。
・地下鉄など、積極的といっていいほど若い人は年輩の人に席を譲る。数年前にソウルの
地下鉄に乗ったら、見事に若い人はみんな立って、年輩風の人がみんな座っているところ
をみて驚いてしまった。韓国の地下鉄に乗ったら、年輩風の人に席を譲るように心がけたい。
 しかし、最近は、年輩の人が立っていても席を譲るということがあまり見られなくなった。
それはそれで寂しいものであった。
ちなみに他にもよく聞くのが
・目上の人の前でタバコを吸うのは厳禁である。
・食事をするとき目上の人より先に料理に手を出してはいけない。(日本でも同じだと思うが)
・お酒の注ぎ足しは禁止、日本では飲みきる前に継ぎ足すのが一般的だが
韓国ではマナー違反である。
その他食事について
韓国旅行に限ったことではないが食事のマナーというのがある。
細かいマナーをいえば限りなく続きそうだが
例えば
「器に口をつけない」
石焼ビビンバなど口をつける余地はないが、例えば、ワカメの味噌汁がでたことがある
日本人旅行者ならまず器に口をつけようが、韓国の人をみたらスプーンを使っていた。
逆に味噌汁をそのままご飯にかけたり、ご飯を味噌汁に入れたりするのもみた。(汁かけご飯?)
韓国では普通らしい。
箸は金属製であり、どちらかといえば箸よりスプーンの方をよく使った。
他にも焼肉、日本の感覚で肉は肉 野菜は野菜で別々に食べていたら
このように食べるのだと肉に野菜を包んでくれた。


美味しく食事を楽しみたい!

神経質になるのも
私自身、旅行前、韓国は上下関係が厳しい とか 食事のマナーとかいうが
それほど神経質になることもないと思う。
ほとんどの日本人旅行者はカジュアルな気持ちで旅行しているだろう。
例えば、食事など美味しく食べるのが一番の礼儀というが そうだと思う。
ただ、
マナーや習慣は一応把握しておきたいものだ
というのは
まれに誤解を生じる恐れもあったのだ。

トイレ事情
韓国旅行の経験から、主な観光スポットなどトイレ事情はいいと思った。
ただ、韓国の食事は辛いものも多いし、スープ類も多く、水分を多くとることがあった。
トイレが近くなり、繁華街など日本と同様 どこでもトイレがあるわけではない。
注意したい。
胃を痛めた
私の場合、韓国旅行中 胃を痛めることがあった。
辛くてボリュームのある韓国料理に抵抗があったのだろう。
そのときはファーストフードなどで食事を軽く済ませた。
ただし これは私の経験による。個人差はあろう。
気候について
私は2月と9月に韓国旅行をしたことがある。
9月は非常に居心地がよかった。が 安宿に泊まったとき蚊に悩まされた。
2月の旅行にの場合 蚊に悩まされることはなかったが寒さ。
寒さ対策はほしいと思った。


2月の韓国(慶州)
厚着をした。


軍隊が多い
 ソウルの駅やバスターミナルには、軍服姿の姿をよく見る。
郊外の川沿いには、鉄条網に軍の監視所を見ることもあった。
韓国では準戦時体制下で徴兵制度があるのだ。慣れないと少々、抵抗を感じるかもしれない。
 余談ではあるが、韓国は普通に街を歩くうえでは日本と変わらない。なので一層軍隊
に抵抗を感じるのだろう。
 私の経験から国によっては、武器を携帯し武装した兵士が普通に街中で溶け込んでいた
(危険度については外務省の危険情報で調べてください。)

・朝鮮は禁句
 これも、多くのガイドブックに書いてあるし、韓国の人に対する差別用語であることは定着していよう。
ただ、うっかりと言ってしまうことがある。例えば、お土産屋などで朝鮮人参と言う
ことがあるが、高麗人参と言う。ある本では朝鮮半島を韓半島、朝鮮戦争を韓国戦争と
書いてあった。実際、朝鮮日報なんてのもあるが、誤解をまねかないように注意したい。
 また、韓国で日本人の家族が楽しそうに食事をしている絵があり、そのすみに小さく
「馬鹿野郎」と落書きしてあったのを見たことがある。自分の経験上普通に旅をしている
場合は、歴史的な話を話をされることもなく、韓国の人はとても親切にしてくれるが、過去
の歴史による複雑な感情もあるのは事実であろう。お互いの為、楽しい旅行をする為に、
間違っても、朝鮮、馬鹿、馬鹿野郎なんて言葉は口にしないようにしたいし、こちらから
両国の問題を口にしないほうがいいだろう。

愛国心
日本ではあまりなじみのない言葉かもしれないが、海外旅行へ行くと愛国心を感じさせることがある。韓国旅行でもタイ旅行でもそうだったがテレビを見ていると国歌や汪様賛歌がながれ自国の軍隊が行進しているシーンをみた。アメリカ旅行においてはいたるところに星条旗が掲げられていた。私の場合海外旅行中はその国に敬意を示すようにしている。




トップ
韓国旅行

注意
06年9月の海外旅行経験に基づいた情報です。
状況の変化や実際と状況が異なることも考えられますので
参考程度に自己責任のもとで調査をお願いします