目次
1.韓国のタクシー
(1)言葉の心配 ほとんど不要
基本は日本と同じ
TAXIと表示されている。
手を挙げてタクシーを
停めて地図等を見せて
行先を伝える。
料金メーターを倒して出発
到着後 運賃を払う。
ちょっとした利用なら
言葉が通じなくても
簡単に利用できた。
利用方法は難しくない
(2)一般タクシー・模範タクシー
運賃が違う
韓国には大きく
「一般タクシー」
「模範タクシー」
に分かれる。
オレンジや白の車体で
いかにも普通車といった
感じが「一般タクシー」
黒塗で高級感を感じるのが
「模範タクシー」
見れば分かると思う。
運賃も異なり
例えば
初乗運賃(2㎞)で
一般タクシー3,800ウオン
模範タクシー6,500ウオン
と言った所
一般タクシー
模範タクシー
使い分け
ちょっとした移動なら一般
街を歩くと
一般タクシーの方が多い。
駅からホテルまで
といったちょっとした移動なら
一般タクシーの方が安い。
チャーターなら模範
半日~1日チャーターして
まわる日本で言う「観光タクシー」
なら日本語可能な模範タクシー
がお勧め
オプショナルツアーサイト
で予約可能だ。
オプショナルツアー
お勧めサイト
模範タクシーは安心
模範タクシードライバー
の条件は厳しく
個人タクシーを
10年以上無事故である場合など
「模範」だけに
安心感もある。
(3)チャーターも
半日~1日観光
ソウルや釜山、済州島
などタクシーを
半日~1日貸切で利用する
日本で言う「観光タクシー」
10~30万ウオン位で
オプショナルツアーサイトから
簡単に予約できる。
日本語ガイドの選択も
可能なことが多い。
定期観光バスもあるが
オフシーズンであったり
特別なリクエストがあったり
時間的に合わない時など
便利だった。
オプショナルツアー
お勧めサイト
2.利用方法・運賃
(1)行先を言う
基本は日本と同じ
駅前や主なホテル前など
客待ちしているタクシー
に声をかけ
地図等を見せて
行先を示す。
了解したら乗車しよう。
ジェスチャーで可能だ。
ドアは手動
タクシーのドアは自分で開く。
自分が知っている限り
自動ドアのタクシーは
日本か香港位であった。
街を歩くと
タクシーのりばがあちこちあった
(TAXIと書かれている)
(2)メータを確認
メーター倒しているか
チャーターを除き
料金メーターが
倒れているか確認しよう。
倒れてなければ
「メーター」とでも言おう。
あと
深夜早朝は
20~40%ほど
上乗せされる。
経験上
ドライバーの言い値だと
ボッタくりの可能性大
(特定区間を除く)
メーターを確認
(3)降りる
料金を払う
目的地に到着したら
運賃を払って下車
お釣りがないことがあるので
現金で払う場合
多額の紙幣は出さない方がいい。
カード払い
クレジットカード払いや
T-moneyカード払いOKの
タクシーもある。
お釣りの心配なく
便利だ。
ただ、乗車時に
カード払いの件を
伝えよう。
カードを見せれば
何となく通じた。
T-moneyカードについて
街中の交通機関
で確認して下さい。
T-moneyカード
(4)ホテルで呼んでもらう
早朝など
早朝出発など
ホテルでタクシーを
呼んでもらう方法がある。
その時は
フロントで事前に
伝えておこう。
ソウル、釜山の
主要なホテルなら
日本語スタッフが
いることが多いし
筆談と
片言英語でも
通じた。
ホテルから乗車
(5)運賃
日本より割安!?
一般タクシー
2022年の経験から
ソウルの一般タクシー
中型で
2㎞3,800ウオン
132mごと100ウオン
31秒ごと100ウオンだ。
なお
22:00~4:00は
20~40%割増になる。
模範タクシー
2022年の経験から
ソウルの模範タクシー
又は大型タクシー
2㎞6,500ウオン
151mごと200ウオン
36秒ごと200ウオンだ。
なお
22:00~4:00は
20~40%割増になる。
(6)仁川国際空港~ソウル市街
6~9万ウオン!?
ソウル市街地まで
一般タクシー
5万ウオン前後+7千ウオン(高速代)
模範タクシー
8万ウオン前後+7千ウオン(高速代)
程度だった。
エアポート鉄道
AREXならソウル駅まで
9,500ウオン
エアポートバスなら
1万ウオン
リムジン2万ウオン
と思えば高いが
ホテル前まで行けること
3人以上なら
それほどではないだろう。
3.注意点
(1)乗車拒否!?
ゴチャゴチャした所など
運転手によるが
乗車拒否されることがある。
理由は色々あるが
経験から
明洞中心部の劇場など
ゴチャゴチャして
分かりにくい場合
深夜 タクシー争奪戦の
時間帯に近距離移動の場合など
そういう時に限って
急いでいることが多いので
基本時間に余裕もって移動したい。
ゴチャゴチャした所は
乗車拒否されることも
(ソウル)
(2)ドア 接触注意
周りの確認
先にも説明した通り
ドアは手動
ドアを開くとき
接触事故にならないように
注意しよう。
(3)長蛇の列!?
終電後など
例えば
休日のソウルの
歓楽街
終電が出た後
タクシー争奪戦になり
タクシー乗場は長蛇の列
短距離なら乗車拒否されたり
終電前に切り上げるか
深夜はホテルから
徒歩圏内で
歩くようにしたい。
相乗り?
まれに韓国のタクシーで聞く
「相乗り」
違法とされていたが
22:00~翌10:00
同性、実名が分かる
カード払いなど
条件付でOKしているようだ。
(4)一見 普通の乗用車
気になる?
一般車の場合
まるで普通の乗用車
といった雰囲気だ。
逆を言えば
日本の
タクシーと比べ
海外のタクシーの多くは
普通の乗用車の雰囲気だ。
(5)チャーターの注意
高いお土産屋
1日10万ウオンなど
安いチャーターの場合
高いお土産屋や
観光スポットに
紹介されることがあった。
無理に買う必要はないが
元々安いチャーター
なので払うのもアリかと思う。
(6)帰りの「あし」
チャーターを勧める
街の中心部や
駅、主要ホテルでは
客待ちのタクシーがあり
すぐに乗れることが多いが
郊外へ出ると
タクシーすら見かけないことも
言葉の問題から電話で呼ぶ
のも難しいだろう。
チャーターするなり
帰りの事も考えたい。
(7)ボッタくり?
料金の相場を知ろう
空港やソウルの観光地など
ボッタくりが多いらしい。
例えば
仁川国際空港から
ソウル中心部まで
6万ウオンの所
10万ウオン以上払われたなど
運賃の相場は確認しておこう。
定額制も
ボッタくりを防ぐため
空港から都市部など
タクシー運賃定額制
を設定していることがある。
ネットで最新情報を確認しよう。
(8)精神的不安
正規な場所から乗車しよう
言葉も通じないし
海外のタクシーとは不安なもの
TAXIと表示された
正規のタクシー乗場や
ホテルなどで呼んでもらおう。
客引きには応じない方がいい。
違法タクシーもあるらしい。