京都旅行より 洛東

知恩院の魅力

京都有数の歓楽街
「祇園」に近い大寺
巨大な三門と御影堂が
その偉大さを感じさせた。




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知恩院
三門から入る

目次
(クリックするとジャンプします。)


知恩院の歴史
法然上人と知恩院の歴史
苦難の歴史を想わせた

知恩院情報
拝観料、時間 滞在時間
知恩院の魅力「七不思議めぐり」

知恩院へ行くには
知恩院の行きかたをまとめました

知恩院に訪れて
実際に訪れての感想






知恩院の場所
(八坂神社や円山公園から近く
祇園から歩いて行ける)




知恩院の歴史
法然上人が祖とされる浄土宗の総本山

平安末期 比叡山を下りて
現在の知恩院あたりに
浄土宗を開き布教を行った。
当時 飢餓 疫病 内乱 
天災などに見舞われ
末法の世といわれていた。
民衆のための仏教

人を救う仏教とは厳しい修行を終えた
僧侶や寺院に多額の寄進をおこなう
貴族の為であり
一般の民衆には遠い存在でもあった。
そのとき法然は「南無阿弥陀仏」と唱えれば
誰でも救われるという
専修念仏を唱えたとこで有名
旧仏教からの迫害を受ける
しかし、旧仏教からの反感や
後鳥羽上皇の怒りをかい四国へ流罪
数年後 京に戻ったがほどなくして
翌年に亡くなる。
江戸時代 現在の寺院になる
その後 法然の廟が建てられるが
破壊されたり応仁の乱などで
焼かれたりする。
現在のような大寺院
になったのは江戸時代 
徳川家光の時代と言われている。
徳川家が浄土宗に
帰依していたことや京都に
おける存在を大きくする
意味もあったという。

御影堂
御影堂
(徳川時代に現在のような
大寺院となった。)




知恩院情報
拝観時間
9:00〜16:00

境内は自由にまわれるが
方丈庭園に入る場合
大人400円
友禅苑に入る場合
大人300円

庭園共通500円

滞在時間
ざっと1時間ほど?

とにかく境内を広いので隅々まで
ゆっくり見るなら
2時間3時間とかかろう。
軽く見てまわるなら1時間位だと思った。

七不思議めぐりをしよう!
知恩院の魅力の一つ

知恩院をまわるのにまずおすすめなのが
七不思議めぐり
それぞれに興味を注ぐような
言い伝えがあるのだ。
御影道の向かいに建つ
泰平亭(休憩所)にも紹介されている。
七箇所全てでなくても 
その中で興味を持った
箇所をまわるのもいい。

1 忘れ傘
最も身近見られる 御影堂の
屋根裏に傘がある。
いろんな言い伝えがある傘
2 鶯張り(うぐいすばり)の廊下
廊下を歩くとキュキュ音がする。
3 白木の棺
三門を造った大工の棟梁 
五味金右衛門夫婦にまつわる涙の話
4 爪生石
黒門の上り口にある石
5 大杓子
大方丈入口の廊下で見られるという
6 抜け雀
大方丈の襖絵の雀 あまりにも
すばらしく飛び去っていったとか?
7 三方正面真向の猫
大方丈の廊下の杉戸に
描かれているとか?

忘れ傘
七不思議めぐりをしてみたい



知恩院へ行くには?
場所はよく祇園(八坂神社入口)
から
歩いて10〜15分位のところ


バスで訪れる
知恩院前下車

知恩院前というバス停があり
ここから歩いて5分位
JR京都駅や四条河原町から
市バスが出ているが
シーズンともなればこのあたりは
渋滞もひどいので時間に余裕をもつか
地下鉄を利用した方がいい。
祇園や四条河原町からなら
歩いて行くのもいい。
地下鉄
東西線「東山駅」から徒歩15〜20分ほど

地下鉄で知恩院に訪れるのは
一般的とは思えないが
シーズンの渋滞時は方法に
入れるのもいいと思う。
阪急電鉄の四条河原町や
京阪電鉄の祇園四条や
三条駅から歩くものいい。
20分も歩けば着くだろうし
周辺の雰囲気もいい
車(レンタカー)

知恩院他周辺にも
有料駐車場を確認したが
シーズンともなれば
渋滞もひどいので 
混雑時はあまりすすめられない。


祇園から歩いても行ける



知恩院に訪れて
実際に知恩院に訪れての
感想をまとめてみました。


三門から中に入る

知恩院の入口にあたる三門から中に入る。
巨大な三門に圧倒される。
場所のよさからも多くの旅行者が
訪れていた。記念撮影スポットにもいい。
三門をくぐるとさらに階段が続くのだ。
男坂という。


男坂を登る


パッと開けたところに御影堂

石段を登ると左手に巨大な
お堂「御影堂」が建つ。
大殿ともいわれ知恩院の
中心的スポットである。
靴を脱いで中に入れる。
訪れたのが9:00頃で中で
お経を唱えていた。
巨大な堂で天井の黒さが印象的
忘れ傘
御影堂に向かって右手の
天井あたりにある七不思議の一つ。
「忘れ傘」と書いてあるので
場所は分かるが、暗いうえに
傘も一部しか見ることができない。
しかし よく見ると 
ほとんど骨になった古い傘で
あることが分かる。
何か不思議な感覚である。
魔よけ 火災から守る 
また 徳川家光の時代
御影堂建築のため住処を
終われた白狐にまつわる話がある。
泰平亭で一休み
御影堂の向かいには泰平堂があり
小物など扱う売店に
自動販売機 休憩所があり。また、
休憩所にもなっているし
エアコンが効いていて気持ちがいい。
境内の案内図もあるし
テレビでお経の様子を中継していた。
ここで七不思議のチェック!

泰平亭
泰平亭で情報収集


方丈

知恩院のみどころの一つが方丈
徳川家によって用いられた書院造で
庭園も魅力的というが工事中のために
中には入れなかった 残念!
御影堂と阿弥陀堂
御影堂に向かって
左手に阿弥陀堂があり
廊下でつながっている。
中には御本尊である大きな
阿弥陀如来座像と
大小の木魚が並んでいた。
木魚の音もお寺らしく風情あり、
阿弥陀如来の高さは2.8mとか


阿弥陀堂


千姫の墓

知恩院の裏(御影堂に向かって右手)に
まわる お墓があり表側とは
異なり静かな雰囲気
有名なのが千姫の墓 
徳川秀忠の長女で豊臣秀吉の
息子にあたる
秀頼に嫁ぐ、大阪夏の陣で
秀頼は自害 徳川家に
保護されることで有名
「天地人」や「江」など
大河ドラマでも御馴染みだ。
女性らしく丸みを帯びた墓である。
濡髪大明神
千姫の墓のすぐ裏に立つ
濡髪大明神 知恩院を火災から守る
濡髪童を祀られているが 
濡髪の影響か?
縁結びの神様として
お参りする人が多いとか
あと このあたりから
眺める京都はすばらしい。

千姫のお墓
千姫のお墓(手前)と濡髪大明神(奥)

黒門から外へ出る

再び 御影堂に戻り 御影堂に
向かって左手の裏へ
ここから黒門をくぐり知恩院を後にする。


黒門




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(注意)
2011年9月の旅行経験から
作成しました。
状況が変化している
場合や実際と異なる事
も考えられるので
参考程度に自己責任で
調査してください。