台湾鉄道旅行より

新幹線(高鉄)

最高時速300kmを誇る台湾新幹線(高鉄)
台北から高雄(左營)駅まで、1時間40分〜2時間で結ばれている。
台北から日帰りで高雄や台中、台南などへ訪れることができるのだ。
車内もゆったり乗り心地もよかった。


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台湾新幹線に乗車する











台湾新幹線について

高雄から2時間程度で高雄へ
新幹線の魅力は速さ、台湾北部に位置する台北から南の高雄まで2時間程度について
しまうのだ。台北から高雄への日帰り観光もできるのだ。
もちろん台中や台南にもあっという間に着いてしまう。
嘉義から森林鉄道で阿里山に訪れたり
台南から南部横貫公路の旅を楽しんだりするのもいい。
日本の技術を導入
よく聞くのが台湾の新幹線は日本の技術を導入していることだ。
なるほど、車体など日本の新幹線そっくりである。
ただ、シートはゆったりしているように感じた。
全席指定
エコノミークラスとビジネスクラスに分かれる。

エコノミークラス(指定席)とビジネスクラス(グリーン席)に分かれている。
料金は台北〜高雄(左營)まで
エコノミークラスが1490元でビジネスクラスが2440元だった。(07年9月)
(ちなみにエコノミークラスは若干(100元ほど?)安くするという情報もあった。詳細は不明 )

  
エコノミークラス                      ビジネスクラス

台湾新幹線を利用しての感想はいろいろ

台北〜高雄を自強号の半分以下の時間で結ばれるのだから、
短期間の旅行者にとって嬉しい存在である。
また、日本の新幹線そっくりとはいえ、外国の新幹線に乗るというのは
何か新鮮な気持ちになるものだ。
バスの方がいいという旅行者も
個人の好みによるがあまりにも日本の新幹線そっくりで面白くないという人もいた。
それに、日本と同様、新幹線は列車を楽しむというより高速移動手段としての
要素が強く、旅情は沸いてこない。値段も在来線や高速バスの方が安く、
特に台湾は總統座椅といってシートが1×1の豪華なバスも出ている。
なるほど
總統座椅は車内のソファーを乗せたようなバスで驚くほどにゆったり
そのようなバスは日本で見かけることはなかった。
ただし
台北から高雄まで4時間30分ほどかかるようだ。
渋滞とか考えると鉄道の方が時間に正確とも思える。

好みは個人差によるものだろう。

台湾新幹線に乗ってみて

台北から台中までの旅しました。
切符の購入から乗車 車内の様子など経験からまとめてみました。

切符の購入

台湾新幹線専用の切符売り場で切符を購入する。
在来線の切符売り場とは異なっていて
「高鐵服務台」と書いてあった。しかし、東京や新大阪駅のように複雑でもなかったので
すぐ分かると思う。
他にも切符の自動販売機があった。使わなかったが、タッチパネル式
でそれほど難しくはないらしい。
いずれにせよ
分からなければ係員に聞くのもいい。筆談でも通じる。
満席ということも
満席ということもある。立席というのもあるが詳細は不明
心配なら日本にて購入するのも手だ。
インターネットなどで旅行会社を通しても買えると思う。

 
切符売り場の様子                     切符を購入

改札口を通る

台湾新幹線専用の改札口を通る。自動改札口だが、ちょっと日本のと違った。
まず、切符を裏にして改札口に入れた。
そしたら、手前に切符がでてきて、その切符を取り出したら扉が開いたのだ。
(日本みたいに切符を入れたら、扉が開くわけではなかった。)
分からなくて手間取っていたら、係員の人が教えてくれた。
細かいようだが、ちょっとしたことでも海外では結構とまどうものなのだ。
改札口横の待合室があった。
台湾新幹線専用の改札口を通るとすぐ待合室だ。すぐにホームに出られるわけではなく、
待合室がありそこで待機することになる。
ちなみに出発10分前になってホームに出ることができた。


改札口のすぐ奥に待合室、出発の10分前位までここで待つことになっていた。
(台湾鉄道旅行)

台北駅のホームは地下3階だ

7:20にホームへ移動できた。さらに地下に降りる地下3階だ。
すぐに7:30発の新幹線のホームに出る。
すでに新幹線は入線していた。


乗車する

車内の様子

12両編成で全て禁煙車だ。(台湾の鉄道は全て禁煙とのこと)
12両編成でエコノミークラス(指定席)とビジネスクラス(グリーン席)の車両があった。
車内販売はあったが食堂車はなかった。
車内の雰囲気は日本の新幹線とほとんど同じだった。


角席に車内販売のメニューが置かれていた。

車内販売

先にも述べた通り、台湾新幹線も車内販売がある。まず、各シートにメニューが置かれ
ちょっとしたドリンクやお菓子、他にもオリジナルグッツが売られていた。
日本語表示もあり分かりやすかった。
車内販売も鉄道旅行の魅力の一つではないか?
せっかくなので
車内でコーヒー(40元)、ロールケーキ(25元)を注文
日本の車内販売と同様 ちょっと高いと思ったが、車窓を眺めながらのコーヒーもいい。
ちなみに
販売員さんは片言の日本語を使えた。
台湾の鉄道にしては車内販売の品揃えはよかったが07年9月現在、弁当(食事)の
販売はなかった。しかし、今後、車内販売で食事の提供も考えているという情報もある。


ロールケーキとコーヒー
(台湾鉄道旅行)

自動販売機

一部、デッキにジュースの自動販売機があった。
男子トイレも鍵がかかった
台湾新幹線も男子用(小便)のトイレがある。
参考に鍵がかかったのでかけよう。日本の新幹線はかからないのだ。
台北をでてしばらくはトンネルの中
台北駅、板橋、桃園駅は地下の駅だった。

台北駅をでてしばらくトンネルだ。桃園駅は飛行機の着陸の関係で地下駅とか、
次の新竹駅で地上にでた。
地上に出たときの風景は田んぼが多く、日本とそれほど変わらなかったが、
コンクリート作りの重みのある家が多いことが印象的だった。


車窓風景
(台湾鉄道旅行)

台中駅に到着、広く郊外の駅といった感じだ。

台中駅に限ったことではないが、台湾新幹線の駅と在来線の駅が離れていることが
多く、在来線の駅へ列車やバス、タクシーで移動することが多い。
ちなみに新幹線の台中駅の最寄り在来線の駅は新鳥日駅であり、在来線の台中駅までは
列車で10数分かかった、在来線の台中駅まで區間車(普通列車)が頻繁にでていた。
また、新幹線(高鉄)の台中駅は広く、在来線の新鳥日駅とちょっと離れていたので
分かりにくかった。分からなければ駅員に聞いてみよう。筆談やジェスチャーでも何とかなった。



上りと下り間違えた。
注意したいのは。台北方面か高雄方面かというように方向がはっきりしていたらよいが、
新幹線の駅から在来線の駅への移動は上り下り分かりにくかった。
結果、上りと下りを間違えてしまい。えらく時間のロスとなった。
心配なら、駅員は近くの人に聞いてみよう。これもジェスチャーでなんとかなるだろう。

注意点
新幹線の駅と在来線の駅が離れていることがある。

細かいことをいえばいろんな注意があろうが、自分の経験から注意したいのは
新幹線の駅と在来線の駅が離れていることが多く。
この間を鉄道やバス、タクシーで移動することになる。
乗り間違えのないようにしたい。
注意すればいいのだが、間違えればかなりの時間ロスとなる


高鉄台中駅から在来線の台中駅まで在来線で移動した。
新幹線のように日本語アナウンスはないので
上り下りの間違えがないように注意しよう!












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07年9月の経験と調査によるものです。
実際と異なるものや、状況が変化していることも考えられます。
自己責任のもと参考程度で調査してください。