1.タイフリープランについて
(1)フリープランとは?
往復航空券+ホテルのセット
バンコク4日間29,800円など
旅行会社のサイトでツアーを選択
行き先や日程等を選択すると
バンコク4日間29,800円
プーケット4日間39,800円
なんてプランが表示がされる。
そのほとんどがフリープランで
往復航空券とホテルがセット
添乗員は同行せずに現地自由行動だ。
破格ともいえるプランも多く
条件が整えれば
往復航空券以下の値段で
往復航空券と
快適なホテル2泊がセットされるのだ。
その他サポートサービス
旅行会社によっては
空港からホテルまでの
送迎サービスがあったり
無料で携帯やスマホを貸出
困ったときに現地デスクへ
連絡とれるようにしている。
不安なら別途料金でオプショナルツアー
に参加することも可能だ。
プランによっては
指定された範囲で
航空会社やホテルの選択
延泊も可能である。
契約上ではツアー
旅行会社が企画
実際はほとんど自由旅行(個人旅行)であるが
契約上ではツアー(募集型企画旅行)である。
つまり
旅行会社が企画して
旅行者に提供しているのだ。
空港から送迎サービスがあることも
(2)注意したい点
細かな変更はできない
周遊型には不向き
プランによっては
航空券やホテルの選択が可能であるが
旅行会社が指定した範囲のみ可能
また
2泊目はアユタヤで1泊するから
その日のホテルはキャンセル
と言っても応じてくれない。
(キャンセル料は戻らない)
他にも
空港~ホテル送迎サービスが
サービスでなく強制
ということもあった。
途中 お土産屋に立ち寄るのだ。
ちなみに
お土産の購入は強制ではない。
バンコクに滞在
オリジナルな旅行も難しい
バンコクやプーケットなど
日本人に人気なエリアに滞在することが多い。
あまり旅行者が訪れないエリアに宿泊したり
1泊以上のチェンマイトレッキングツアーに
参加する場合は個人旅行を勧める。
旅行会社に頼りすぎない
薄利多売
よく聞くトラブル
電話や店頭で
お勧めの観光地やオプショナルツアーを聞いたが
丁寧に教えてくれなかった。
他にもっといい所あった。
など
フリープランの多くは
薄利多売であり
旅行者 1人1人に対応するのは難しいのだ。
どこへ行きたい
何をしたい
は自分で調べよう。
バンコクから日帰りでアユタヤへ
(何をしたいどこ行きたいは自分で調べよう!)
信頼できる旅行会社
トラブル発生時の対処等
フリープランは多くの旅行会社で企画されている。
同じ航空会社
同じグレードのホテルでも
値段に開きがあり
A社が19,800円
B社が23,800円
なんてことがある。
基本的には
有名旅行会社の方が高くなる。
もし
海外旅行が不慣れな人
記念旅行など重要な旅行なら
信頼できる旅行会社を勧める。
というのも
サービス内容
変更キャンセル発生時の手続きなど
旅行にはいろんなトラブルが発生するもの
一般的には
信頼できる旅行会社の方が
しっかりした対応をしてくれる。
逆に
安さばかり追求した結果
苦情対応は全くしない
よく分からない手数料をとられたり
さらには
言い訳したりと
不快な思いをすることがあった。
送迎トラブルも
フリープランの場合
空港~ホテル送迎付が多いが
他の旅行者と一緒に
混載車で移動するのが一般的
全員が集まるまで長く待たされる上に
あちこちのホテルをまわり
かなりのストレスになることもある。
旅行会社によっては
30分以上待たせないなど
ルールを設定していることがある。
お勧め旅行会社 HIS
何度か利用してみたが
苦情対応サービス
送迎サービスも長く待たせない
困ったときのサポートサービスなど
サービスが充実していた。
2.フリープランの流れ
(1)プランを調べる
インターネット予約がベスト
安くて豊富なプラン
旅行会社の店舗でも紹介されるが
インターネットの方がプランが豊富
そして安いことが多いのだ。
例えば
バンコク4日間
ほとんど同じプランでも
旅行会社店舗価格だと
29,800円
インターネットだと
23,800円になる。
店舗で申し込む場合
3~8千円ほど高いことがあった。
なお
旅行券を使う場合はネット予約ができなかった。
プランを検索
海外ツアーで検索
旅行会社のサイトを開き
海外ツアー→東南アジア→タイ
目的の都市や出発日
滞在日数などを入力
安い順に検索してみよう。
多くのツアーがズラリと表示されるはずだ。
自分好みのプランを見つけよう。
ちなみに
フリープランの滞在地は
バンコク
プーケット
パタヤ
と人気ある街に限られる。
添乗員同行せず
自由行動という記述があれば
フリープランであることが多い。
なお
サイトによっては
「フリープラン」という選択欄
がある。
海外航空券+ホテル?
旅行会社のサイトを開くと
「海外航空券+ホテル」のタブがあるが
その場合個人旅行での契約になることが多い。
値段の違い
いろんな条件がある
出発日の違い
週末やハイシーズンは高くなる
航空会社の違い
ライオンエアーより日本航空の方が高い
ホテルの違い
エコノミーホテルかデラックスホテルか
旅行会社の違い
信頼できる旅行会社
タイ旅行に強いか など
(例 バンコクに現地デスクがある)
バーゲンセール
まれに
「バーゲンフェア」
「お年玉フェア」
バンコク4日間12,800円なんて
信じられないような価格で
表示されることがある。
その名の通り「バーゲン品」である。
衣類と同じで
プランの売りはじめは値段が高く
条件のいい航空券やホテルが売れていくのだ。
最後に、売れ残りを破格で提供するもの
ホテルや航空会社未定
で選択不可ということが多く。
経験上、最も人気なさそうな
航空会社、ホテルである。
しかし
旅行会社が紹介する以上
「酷いホテル」ということはなさそうだ。
安さ追求ならお勧めである。
いつまでに予約する?
旅行代金は変更する
旅行会社によるが1~3ヶ月の間隔で
旅行代金の見直しを行っている。
3ヶ月前に予約
1ヶ月前になったら1万円安くなっていた!
なんてこともあるのだ。
状況によるので何とも言えないが
経験上
1~2ヶ月前位が安く
2週間位前になると
値上がりすることが多かった。
GWやお盆 年末は
安い高いよりも
空席があるかないかの問題もある。
(2)予約する
申し込み前に電話で確認
満席ということも
ツアーに申し込む前に電話、メール等で
旅行会社に連絡してみよう。
すべて満席ということがあるのだ。
ツアー番号を言えばすぐに調べてくれるはず
表示価格だけではない
バンコク4日間23,800円と表示してあっても
燃料サーチャージ
空港使用料
航空保険等が別途かかり
+15,000円位になることがある。
合計金額を聞こう。
旅行会社によって様々で
高いと思ったら
コミコミ料金であったり
逆に
安いと思ったら
その他手数料に加えて
別に申込金3,000円必要
なんてことがあるのだ。
キャンセル・変更
キャンセルや変更のトラブルは多い。
安いプランだと
キャンセル、変更不可ということも多い。
仮に変更に応じても
別途2万円必要など
もう一回取り直した方がいいこともあるのだ。
契約書に記述されているが
電話で確認してみるのもいい。
申し込み
ネットで申し込み
電話で申し込むこともできるが
聞き違いによるトラブルもある。
インターネットで申し込みをしている。
申込後 5~7日前位まで
旅行代金
又は申込金(旅行代金の25%程度)
支払えば契約したことになる。
逆に
代金を払うまでは
申込取消の可能性はある。
書類が届く
チェックしておこう
経験上、出発1週間前には
航空券やホテルクーポン
当日の待合場所
送迎サービス付なら
バンコク到着後
どこに係員が待機しているか
など記述した書類が送られる。
バンコクでは~に~のバッチを
した係員が待機していると詳しく説明していることもある。
しっかりチェックしよう。
他にも
多くの旅行会社
多くの係員が出迎えているのだ。
日本語で安心
送迎車でホテルまで送ってくれる。
(3)行程を組もう
どこへ行く?
簡単でも組みたい
バンコク、プーケット、パタヤなど
訪れたら何をしたい?
どこへ行きたい?
簡単でも行程を組みたい。
屋台でのB級グルメでもOKだ!
トゥクトゥク(オート三輪タクシー)
運河水上ボートなど
日本では馴染みのない交通機関を利用するのも面白い。
下調べをすれば
ジェスチャーや片言英語で通じた。
ガイドブックを開けば分かる
バンコクを歩く
オプショナルツアー
自由行動とはいえ
言葉が通じない海外
個人でまわるのは不安
そんなとき便利なのが
オプショナルツアー
バンコクなど現地発のツアーで
日本語対応も多い。
エンターティメントや
レストランの予約
エステなど
その種類は豊富だ。
最初はオプショナルツアーに参加し
慣れた頃に個人でまわってみるのもいい。
(4)保険に加入しよう
海外旅行保険
ネット加入を勧める
海外旅行保険に加入するしないは
自由だが、加入することを勧める。
実際 現地でケガや病気になったら
その「ありがたみ」を実感するだろう。
出発日空港で保険に加入することは可能だが
セット保険のみで値段は5千円以上する。
事前にネットで保険加入を勧める。
バラ掛けが可能で
クレジットカード付帯保険で
賄えない部分を補う形でとれば
3千円以下で済むことがある。
連絡先 提携病院の確認もしたい
保険加入後
タイからの緊急連絡先と
タイにある提携病院も確認しておこう。
もし、旅行中にトラブルにあったときに安心
病院にかかるなら提携病院を勧める。
提携していない病院でも治療費の請求ができるが
必要書類等 面倒なのだ。
さらに海外の見知らぬ病院に入るのはかなり不安だ。
(5)事前調査
空港にて
成田空港までのアクセス
成田空港へは遅くても2時間前には到着したい。
空港までのアクセスも確認しよう。
成田エクスプレスがだめなら
エアポートバスに変更
など
万一に備え代わり交通機関もチェックしている。
または、空港周辺のホテルで前泊という方法もあり
周辺には1泊4千円台で泊まれるホテルもあった。
空港への交通機関を調べよう
空港からのアクセス
バンコクのどの空港に着陸するか
一般的に
ライオンエアーやスクートなど
LCCはドンムアン国際空港
日本航空やタイ国際航空など
レガシーキャリアはスワンナプーム国際空港着
空港からバンコク市街(目的地)へのアクセスもチェックしよう。
エアポートバス、タクシー、鉄道などその種類は多い。
ガイドブックで調べればいい。
エアポートバス
空港での手続き
チェックインにセキュリティーチェック
入国審査の方法など
成田空港だと
第1ターミナル第2ターミナル第3ターミナルの他
さらに北ウィング南ウィングに分かれている。
空港内の移動だけで30分以上かかることもあった。
ドンムアン国際空港 スワンナプーム国際空港も巨大だ。
自分が利用する
航空会社の便と2レターコード
日本航空 707便なら(JL707)
出発時間
出発到着空港にターミナル等
チェックしておこう。
ネットで簡単に調べられる。
通常2時間前に到着と言われるが
不慣れな旅行者なら3~4時間前には着きたい。
ショッピングセンターなど空港内でも楽しめる。
交通機関利用方法
タイ国内移動
タイ鉄道や長距離バスの利用方法
また、駅やバスターミナルの場所行きかたなど
ガイドブックを調べれば分かるはず
バンコク(クルンテープ)駅
街中の交通機関
トゥクトゥク(オート三輪タクシー)
や水上ボートなど
いろんな交通機関が利用できた方が
安くて便利だ。
トゥクトゥクは便利だ!
通貨、両替、物価
おおよその物価
タイバーツの両替場所や方法、レート
おおよその物価も調べておこう。
ガイドブックを見ればわかるはず。
どこで両替するのがいい?
スマホの設定
ローミング、SIM
現地でスマホが使えれば凄い便利
方法は
WiFiルーターのレンタル 1日780円など
現地電話会社へのローミング
原則キャリアスマホ(ドコモとかソフトバンクなど)
各電話会社で調べてみよう。
多分1日800円位する。
現地でプリペイドSIMの購入
原則 SIMフリーの格安スマホ
バンコクの空港でセットしてくれる。
7日間で300B(約1,080円)3GBなど
たびレジの登録
現地で事故等があったとき
すばやく情報を送ってくれる
外務省のたびレジの加入を勧める。
無料でできる。
荷物チェック
貴重品も多い
海外旅行の持ち物チェック
パスポート 航空券
行程表・・・
国内旅行以上に貴重品が多い。
必ず持ち物リストを作っている。
ガイドブックにも持ち物チェックリストが載っているので参考にしたい。