アメリカ旅行より 鉄道(アムトラック)
広大な大地を走るアメリカ鉄道「アムトラック」長距離では
食堂車、寝台車、展望車をも備え付けてある豪華鉄道だ!
アムトラックで優雅な旅をしてはどうだろう。













アメリカ旅行と旅行情報


格安アメリカ旅行方法

さいしょに
私のアメリカ旅行の主はレンタカーであったため、アムトラックをみただけで
実際、乗車しなかった。体験ではなく調査による情報としてまとめた。

アムトラックとは
全米鉄道旅客輸送公社という半官半民の会社のことだ。
日本でいう「ジェーアール」みたいなものだろう。

「鉄道に乗る」というより「鉄道を楽しむ」という要素が強い。
アムトラックとは、単に移動手段というより、鉄道の旅を楽しむ
という要素が強いようだ、ほとんど(全て)の鉄道は豪華で
食堂車やカフェカー、スナックカーなどがついており、食いはぶれがないようだ。
ただ、飛行機より高くつくらしく、旅行会社でアメリカ国内短距離移動を飛行機ではなく
アムトラックにしてもらうと追加料金を請求されることが多いらしい。

あまりツアーでは聞いたことはないが、1泊も2泊も走るような長距離鉄道になると
2Fがコーチ(座席)、1Fが寝台車(個室)、他にも食堂車、展望車があり
車窓からアメリカの大自然を満喫できるらしい。
日本でいう寝台特急「北斗星」や「カシオペア」 「トワイライトエクスプレス」
のようなものだろう。

アムトラックの乗り方
いくつかピックアップしました。
ツアーで乗る
(フリープラン(ツアー)なら基本的に自由で安心で拘束感はない)

短距離路線ではあったが、
例えば、旅行会社が扱うフリープランでニューヨーク・ボストン7日間など
東京→ニューヨーク
ニューヨーク3泊
ニューヨーク→ボストン
ボストン2泊
ボストン→東京
などで、ニューヨークからボストンをアムトラックに選択することができた。
アムトラックの乗車時間3時間30分から4時間30分だ
フリープラン(ツアー)につくのは基本的に
日本からの往復とアメリカ国内の飛行機とアムトラックの交通費+宿泊費
のみで添乗員は同行せず、現地日本語係員がいる場合が多い。
つまり、現地ではフリーなのだ。
パックツアーのような拘束感はないうえに現地に係員がいれば比較的安心だ。
値段はシーズンやホテルにより異なり
旅行会社によってざっと26万〜45万円程度だった。
ただし、インターネットなどで調べればもっと安く行けるかもしれない。
(シーズンによる変化が大きかった。)

個人旅行でアムトラックに乗る
USAレイルパスか 乗車券か

USAレイルパス

日本にも外国人向けに、「ジャパンレイルパス」というのがあり
個人旅行の外国人が利用しているのをよくみる。
いわゆるJR乗り放題の切符だ。
アメリカにもUSAレイルパスがあり外国人である日本人も
利用できる。15日と30日有効があり、アメリカ全線の他
東部、西部など地域限定のチケット
一般の座席車両(コーチ)のみの乗り放題で
地域やシーズンにより
15日間で2万強〜6万円強位か。
寝台車などを利用する場合その分の追加料金を払う。
日本の旅行会社などで取り扱っていることが多いのでインターネット
などで調べて聞いてみよう。
旅行会社によるが航空券と一緒に購入すると手数料がとられない
こともある。
また、パスを購入しても、パスを見せて乗車券を発券してもらう。
(アメリカでも買えると聞いたが詳細は不明)
なお、有効期間は使用開始かららしいが旅行会社で確認してください。
乗車券の場合、駅で購入するらしいが
日本の旅行会社で取り扱っていることもある。
旅行会社によるが航空券と一緒に購入すると手数料がとられない
こともある。

参考に、韓国ではコリアレイルパスがあるが、
韓国旅行ではパスを使わず乗車券で鉄道を利用した。
主に鉄道での移動を考えたら得かもしれないが、
1箇所の滞在期間が長かったり
他の交通手段も考えていれば得とは思えなかったからだ。
アメリカ鉄道でも使い方によりUSAレイルパスより
乗車券の方が安いこともある。
さらに、アムトラックもJRのようにいろんな割引があるのだ。
計画をたてて旅行会社などで見積もってもらうなどして
比較してみるのもいいかもしれない。

大きくて豪華な鉄道
アムトラックをみての感想はとにかくでかい、
車内には、一般の座席車の他、スナックバーがついている。
長距離だと、寝台車や食堂車、ラウンジカーもついて
いるらしい。
アムトラックは単なる日本で言う、ブルーとレイン的
なものが多く(全てではないが)その中でも
北斗星やカシオペア、トワイライトエクスプレス
のように、単なる移動手段というより
鉄道そのものを楽しむものらしい。
アセラエクスプレスやメトロライナー
長距離をゆったり豪華に過ごすのもよいがアムトラックでも高速化
も進んでいるようだ。アセラエクスプレスはボストンやワシントンDC
などを結んでおり、速度は200km以上、車内も広くてゆったり
カフェカーなんかもついている。ビジネス鉄道としても重宝
されているようだ。
あとニューヨークとワシントンDCを結んでいるメトロライナー
もカフェカーやロビーカーもついてビジネス特急として
重宝されているとか、
ロサンゼルスのユニオン駅を覗いたときも
200kmで走る鉄道のパンフレットがあった。

駅(ユニオン駅)も広くてゆったりだった
ロサンゼルスのダウンタウンにある「ユニオン駅」へ行ってみた。
駅は広くてゆったりとしていた。
待合室もゆったりくつろげる雰囲気だ。
入場券なしでホームに入れた。ホームは低かった。
ただ、飲食店などは充実していなかった。

鉄道からバスへ変えること可能
行きはアムトラック、帰りはグレイハウンド「長距離バス」
と変えることができる。
飛行機なんかも、航空会社によっては
到着地と出発地を変えて
その区間を陸路で移動する「オープンジョー」
が可能だ。
レンタカーも借りる場所と返却場所を変える、乗り捨て
もできるが・・・

レンタカーと比べて不安が少ない
レンタカーは自分で運転するために自己責任
を問われるうえ、アメリカの交通ルールは
日本と異なることも多くある。
何よりも不安がつきものだ。
さらに、ホテルに着くまで(運転しなくなるまで)
お酒も飲めない
バスや鉄道では、まずその心配はいらないし
自分で運転しない分安心もある。

アメリカを肌で感じる
レンタカーは便利でプライバシーは保てるが、個室の中にいるため
人とのふれあいは少ない。
アムトラックはアメリカ国民とともに移動するのだから、楽しみは
風景や車内設備だけでなく、人と人とのふれあいがあるため
アメリカ文化を肌で感じられるのではないか。

一人旅では・・・
アムトラックの利用を拒んだ一つだ。
アメリカは一人旅のしにくい国なのだ。
食堂車も一人ではういてしまう気がした。
(実際はそうでないかもしれないが)

一部をぬいて本数は少ない
もうひとつアムトラックを拒んだ理由だ。
ニューヨーク〜ボストンなど一部をぬくと
1日1本(もしくは週に〜本)しかでていない
今はどうだか不明だが例えばロサンゼルス〜サンフランシスコは
朝出て夕方到着だった。車内で泊まる楽しみがない。
ロサンゼルス〜フラッグスタッフ(グランドキャニオン近く)
までは夜出て朝到着、ほとんど夜間に移動で昼間走る
楽しみがないのだ。
鉄道旅行を楽しむなら、ロサンゼルスからシアトルへ行く位で
なければ と思った。

値段が高い
あまり気にはならなかったがグレイハウンド
ことによると飛行機より高いのだ、
旅行会社でだすツアーも飛行機とアムトラックの移動では
アムトラックの方が高くなっていた。


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(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので注意してください。